- 製作
- 1947年 日本
- 時間
- 89分
- 監督
- 吉村公三郎
- 出演
- 滝沢修森雅之原節子
- 種類
- ヒューマンドラマ
【没落貴族が最後の誇りを賭けて開く一夜の舞踏会。戦後日本の縮図がここに。】
舞台は終戦直後の日本。かつての名門、安城家はその財産を失い、邸宅も人手に渡る運命。父・忠彦は、家族の反対を押し切り、最後の思い出に舞踏会を催すことを決意。長女・敦子は、家の没落と父の現実離れした行動に反発しながらも、複雑な想いを抱えて舞踏会の日を迎える。集う人々の思惑が交錯する中、一家に訪れる最後の夜。それは、過去との決別と未来への一歩を踏み出すための、華麗にして哀しい儀式。