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「別れて生きるときも」のコンビ井手俊郎と松山善三のオリジナル・シナリオを、「秋立ちぬ」の成瀬巳喜男が監督した女性映画。撮影は「「赤坂の姉妹」より 夜の肌」の安本淳。
ネット上の声
- 女心は単純なのに。。。
- 本妻とお妾さんの戦い
- 本当に美人ばかり
- 男女関係の影と戦後社会にけりをつけそこねること。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
黒澤プロ設立第1作として監督が選んだテーマは、当時社会問題となっていた政治汚職。汚職事件の隠蔽工作により自殺に追い込まれた男の息子による復讐劇を通して、政界に根深くはびこる腐敗の構造にメスを入れた意欲作。極めて社会性の強いテーマでありながら、スリルとサスペンスを盛り込むことで十二分に娯楽映画として通用する作品。
ネット上の声
- ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
- タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
- テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
- 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
自然主義文学の代表的作家・徳田秋声の同名小説を、「浮雲」の成瀬巳喜男監督、水木洋子脚色、高峰秀子主演で映画化。大正初期。子どもの頃に農家へ養子に出された庄屋の娘・お島。結婚話を嫌がって東京へ逃げ出した彼女は、神田の缶詰屋の若主人の後妻となる。しかし女出入りの激しい夫と気性の激しいお島との間には諍いが絶えず、大ゲンカの末に離婚。東北の山村の旅館で女中として働き始めた彼女は、そこの若旦那と関係を持つが、若旦那の病気の妻が帰ってきたために居場所を失ってしまう。東京へ戻ったお島は洋服職人と再婚して2人で店を開き、商売を軌道に乗せていくが……。
ネット上の声
- 成瀬アンド高峰秀子の黄金コンビ作でダメ男ゴロゴロ映画でもある
- 働き者で気が強く頭がいい女、但し男運なし
- 徳田秋声の原作を成瀬巳喜男監督が映画化
- エネルギッシュな主人公が大きな魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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「日本誕生」の共同執筆者・菊島隆三が自らのシナリオをプロデュースする第一回作品で、バーのマダムの生活の表裏を描いたもの。高峰秀子が主演の他に衣裳も担当している。「コタンの口笛」の成瀬巳喜男が監督し、「顔役と爆弾娘」の玉井正夫が撮影した。パースペクタ・ステレオフォニック・サウンド。
ネット上の声
- 成瀬巳喜男監督。男の“理想の女”のお話。
- したたかな女とズルい男の大人の愛の物語
- 女の生き様を余すことなく描く☆3つ
- 銀座かぁ 行ってないな最近・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
山の手の中流家庭を舞台に、各世代の女の姿を描いたドラマ。「新・三等重役 当るも八卦の巻の巻」の井手俊郎と、「予科練物語 紺碧の空遠く」の松山善三の共同脚本を「女が階段を上る時」の成瀬巳喜男が監督した。撮影は「羽織の大将」の安本淳。
ネット上の声
- 近頃は女と靴下は強くなったと言うけれど、
- 成瀬流な語り口が魅了するオールスター大作
- 家族といる幸せと家族であることの不幸
- しっかり感情移入できる・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演三益愛子
-
名匠・成瀬巳喜男が林芙美子の同名小説を映画化し、日本映画を代表する1作として語り継がれる名作メロドラマ。戦後の荒廃した日本を舞台に、腐れ縁の男女の愛の顛末を描く。戦時下の昭和18年。タイピストとしてインドシナへ渡った幸田ゆき子は、技師の富岡兼吾と出会う。富岡には日本に残してきた妻がいたが、2人は恋に落ちる。終戦後、富岡はゆき子に妻との離婚を約束して日本へ戻る。しかし遅れて帰国したゆき子が東京の富岡の家を訪ねると、富岡はいまだに妻と暮らしていた。そんな富岡に失望したゆき子は別れを決意するが、結局離れることはできず、2人は不倫の関係をずるずると続けていく。ヒロイン・ゆき子を高峰秀子、相手役の富岡を森雅之がそれぞれ好演。
ネット上の声
- 騙されても一途に愛を追い求める終戦期の女性の強さと哀しさを感じた。...
- 成瀬が描く堕落愛、それも1つの愛の結実
- 森雅之さん、似合ってます。こういう役
- 男と女の恋愛心理を描き出す名作!
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
「白痴」の小出孝が製作に当たり、婦人公論掲載の三島由紀夫の原作から「わが家は楽し」の柳井隆雄と、「ザクザク娘」でやはり柳井と共同で脚本を書いた光畑碩郎が協力している。カメラは「白痴」の生方敏夫である。主なる出演者は「その人の名は言えない」の河津清三郎、「自由学校(1951 吉村公三郎)」(大映)の木暮実千代、「白痴」の森雅之、「虎の牙」の津島恵子、それに信欣三、村瀬幸子、高橋豊子、十朱久雄などである。
ネット上の声
- 木暮美千代のツラが愛だか恋だか抑圧気味な性欲絡みな不満だか知れんが、紳士の前で上
- アイツ(森雅之)はお前(木暮実千代)に惚れてるぞって妻焚きつけて反応楽しむ河津清
- 木暮実千代も信欣もよくまぁそんなに顔が動きますねってほど表情筋使いが凄いし、冒頭
- 完璧な状態で現存してないという点、ずっと聞きづらい台詞、画像の悪さそれらがまた愛
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演木暮実千代
-
朝日新聞に連載された川端康成の原作を「夜の鴎」の田中澄江、「続青い山脈」の井手俊郎、「幕末太陽伝」の川島雄三の三人が共同脚色、川島雄三が東京映画と新たに契約、監督した文芸篇。撮影は「一本刀土俵入(1957)」の飯村正が担当した。主演は「続々大番 (怒涛篇)」の原節子、「挽歌(1957)」の久我美子、森雅之、「地上」の香川京子、「その夜のひめごと」の三橋達也「近くて遠きは」の石浜朗。ほかに、太刀川洋一、中北千枝子、丹阿弥谷津子、荒木道子などが助演している。
ネット上の声
- 70点 川島にしては…
- 本編よりも…
- 面白い映画。
- 弁護士・森雅之と妻の原節子は受刑者の娘・香川京子を養っている
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督川島雄三
- 主演森雅之
-
吉村公三郎が原作と監督を担当した、名門華族の没落を描くドラマ。新藤兼人はチェーホフの『桜の園』をベースに脚本を執筆したという。
ネット上の声
- 名門貴族の黄昏を描いた傑作(日本版)
- 私には縁のない世界、お気の毒でした。
- 今なお色褪せぬ秀作にして邦画の宝
- 華族から家族への大事なステップ
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督吉村公三郎
- 主演滝沢修
-
「石中先生行状記(1966)」の松木ひろしと「南太平洋の若大将」の田波靖男が共同でシナリオを執筆し、「国際秘密警察 絶体絶命」の谷口千吉が監督したコメディ。撮影は「落語野郎 大馬鹿時代」の鈴太斌。
ネット上の声
- 男女の関係で悩みしかめっ面をしてるイメージの森雅之と出ている作品の印象でどこか幸
- 森雅之 七変化!
- 黄金の四人‼️
- 軽いノリだが人情に厚い凸凹カルテットは和製ルパンファミリーの開祖か⁉ 愉快痛快義賊譚に公害、戦争、権力への皮肉も込めたごった煮娯楽映画!!
コメディ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督谷口千吉
- 主演森雅之
-
室生犀星往年の名作の再映画化。「愛情について」の水木洋子が脚本をかき「妻」の成瀬己喜男が監督にあたった。撮影は「胡椒息子」の峰重義。出演者は「黒豹」の京マチ子、「胡椒息子」の船越英二、潮万太郎、「獅子の座」の浦辺粂子、堀雄二、「再会(1953)」の森雅之、久我美子、などである。
ネット上の声
- 原作の良さを最大限に生かした脚本・演出・演技の見事な成瀬作品、その簡潔さと完成度の高さ
- 成瀬監督が描く厭世的作風から見えるもの
- 血縁ゆえの愛憎を描いた家族映画の秀作
- 伊之吉の妹、もんちゃんとさんちゃん
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演京マチ子
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毎日新聞連載の大佛次郎の小説を「銀座二十四帖」を監督した川島雄三が今村昌平と脚色し、同じく川島自身が監督、「逢いたかったぜ」の高村倉太郎が撮影を担当した。主なる出演者は、「婦系図 湯島の白梅」の森雅之、「第8監房」の三橋達也、「ただひとりの人」の新珠三千代、「裏町のお転婆娘」の芦川いづみ、「朝やけ血戦場」の北原三枝、「俺は犯人じゃない」の左幸子など。
ネット上の声
- いい風船、わるい風船、見物する風船
- 見応えたっぷりの風俗群像劇
- 風船のように自由に・・・
- 一人一人になりきれますね
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督川島雄三
- 主演森雅之
-
読売新聞連載の小説を「かくて夢あり」と同じく猪俣勝人が脚色、千葉泰樹が監督に当り、「母恋人形」の西川庄衛が撮影を「江戸の夕映」の黛敏郎が音楽を担当。主なる出演者は俳優座の新人伊藤久哉、「女の暦」の杉葉子、「噂の女」の久我美子、「緑の仲間」の森雅之、「懐しのメロディー」の日野明子と船山汎、「恋風街道」の東郷晴子のほか、伊豆肇、星美智子等である。
サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演森雅之
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田中絹代の第一回監督作品で、朝日新聞に連載された丹羽文雄の原作を、「日本の悲劇」の木下恵介が脚色している。撮影は「明日はどっちだ」の鈴木博、音楽は「南十字星は偽らず」の斎藤一郎の担当。キャストは「蟹工船」の森雅之、「地の果てまで」の久我美子、「東京物語」の香川京子、「お母さんの結婚」の加島春美、「雨月物語」の田中絹代などである。
ネット上の声
- 木下+成瀬対溝口 仁義なき代理戦争?
- 豪華すぎるゲスト出演者たち!
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督田中絹代
- 主演森雅之
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ネット上の声
- 吉村公三郎監督作品!
- 最後の雨とかヤク中の演技とか凄いなあって思ってたのに特に終盤森雅之の化粧のヤバさ
- 説得力のあるヤク中森雅之に、一時も崩れない美しさの山口淑子、畏れ入る、、
- 公開当時の現在――終戦直後が舞台のサスペンスとロマンスの娯楽作
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督吉村公三郎
- 主演森雅之
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ネット上の声
- 1944.9撮影の意味 + 戦艦ビスマルクの映画
- 日米戦意高揚映画の比較(日本編)
- 戦争末期らしい映画
- 人を殺すために死ぬことが美徳とされること、それが当然であったとすると、自分や他者
戦争、 アクション
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山本嘉次郎
- 主演大河内伝次郎
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近松門左衛門の『堀川波の鼓』より、「張込み」の橋本忍と、「禁じられた唇」の新藤兼人が脚本を執筆、「純愛物語」のコンビ今井正が監督、中尾駿一郎が撮影したもの。主演は「白い悪魔」の森雅之、「黒い花粉」の有馬稲子、「美徳のよろめき」の三國連太郎。ほかに雪代敬子、日高澄子、東野英治郎、菅井一郎、柳永二郎など。
ネット上の声
- (ホラー色強い京マチ子さんなんかを跳び越えて)眉なし厚塗りの有馬稲子さんの可憐な
- 妻が美人過ぎると…(うちは大丈夫♡)
- 旦那の留守中に不貞を働いたのか!というシンプルなお話をこの域までもっていくとは、
- 三國連太郎の久しぶりに妻に会ったときのはしゃいでいる表情とラストの表情は完全に別
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督今井正
- 主演三国連太郎
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「爆破3秒前」の永原秀一が脚本を執筆し、「さらばモスクワ愚連隊」の堀川弘通が監督したアクションもの。撮影は「続社長繁盛記」の長谷川清が担当した。
ネット上の声
- クールさがもう一つ足りないかな?
- …ねぇ、テッポウを射つときってどんな気持ち?女を抱くときよりイイ気持ちかしら
- 加山雄三が冷徹なスナイパー役を演じる東宝ハードボイルド😾
- 若大将でない加山雄三を見た!
アクション
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督堀川弘通
- 主演加山雄三
-
アイヌ民族への差別と和解がテーマ。しかし原作とは違い悲惨な描写が多い
アイヌ民族の子供の苦悩を描いた、石森延男の同名長篇小説から、「隠し砦の三悪人」の共同脚本執筆者の一人、橋本忍が脚本を書き、「鰯雲」の成瀬巳喜男が監督した。撮影は「社長太平記」の玉井正夫。
ネット上の声
- イカンテばあちゃん役・三好栄子さんの魂の演技に、私はしばらく泣きっぱなし!!
- もっと前向きに作ってほしかった。
- 志村喬みたいな俳優は無意識化で”善き人”だと刷り込まれているから、差別側に回られ
- お前たちの時代はまだまし、というようなことばに、今は果たしてもっと良くなっている
人種差別、 社会派ドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演森雅之
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製作は「流星」の青柳信雄。原作は朝日新聞に連載された故太宰治の遺作で、これは彼の自殺によって十三回で中絶されたものである。これを「狙われた女」「幽霊曉に死す」「青い山脈(1949)」(今井正と協同)の小国英雄が脚色した、監督は「今日われ恋愛す」につぐ島耕二。キャメラは「結婚三銃士」の三村明が担当する。主演は「春の戯れ」の高峰秀子「不良少女(1949)」の森雅之「麗人草」「流星」「別れのタンゴ」の若原雅夫「女の闘い」の三村秀子で、それに「地獄の笛」の江川宇禮雄「麗人草」の高田稔「白髪鬼」の霧立のぼる「結婚三銃士」「のど自慢狂時代」の清川虹子「結婚三銃士」「異国の丘」の清川玉枝らが出演する。
ネット上の声
- 戦後間もない1949年日本に作られたモダンな喜劇
- 女好きには戦争も関係なかったようだね
- 女性操縦法 “グッドバイ”より
- 失われた30分
コメディ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督島耕二
- 主演高峰秀子
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踊り子として共に切磋琢磨する良子と半子。だが劇場の閉鎖で貧窮した2人は、良子のファンで銀行家の阿久根と結婚してしまおうと思いつく。だがいざ良子が阿久根と会ってみると結婚願望はなく、良子は悔しまぎれに自分には許嫁がいると嘘をついてしまう。
ネット上の声
- 洒落たラブコメ
- 人物、会話、風景、すべてが合わさってこのリズムが作られている、気付いたら一つのリ
- 市川崑作品の恋愛観やら結婚観、軽くて皮肉が効いていて、好きなんだよなあ、こういう
- 職を失い生活に困った踊り子の良子は、てっとり早く贔屓の銀行家と結婚しようと思いつ
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督市川崑
- 主演久慈あさみ
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製作は「薔薇はなぜ紅い」の小倉浩一郎で木下恵介と助監督の小林正樹が協同で脚本を書き、「お嬢さん乾杯!」「四谷怪談(1949)」についで木下恵介が監督する。キャメラは「四谷怪談(1949)」の楠田浩之が担当。主演は「王将(1948)」「佐平次捕物控・紫頭巾」の阪東妻三郎、「大都会の顔」「真昼の円舞曲」の村瀬幸子(俳優座)「大都会の丑満時」「痴人の愛(1949)」の森雅之、今回日劇ダンシングチームから抜てきされた小林トシ子で、それに本作品で音楽を担当している木下忠司、「痴人の愛(1949)」の宇野重吉、「真昼の円舞曲」の滝沢修、東山千栄子(俳優座)、「足を洗った男」の桂木洋子らが出演する。
ネット上の声
- こうして、日本経済は形の上で脱亜入欧へ向かう
- “破れ”太鼓は“壊れ”太鼓になる前に補修
- テーマソングが耳から離れない
- カレーライス食べたい‼️
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督木下恵介
- 主演阪東妻三郎
-
黒澤明自身が敬愛するドストエフスキーの名作「白痴」を映画化した美しくも激しい愛憎劇。純真無垢な美しい亀田青年、彼を愛するふたりの女・綾子と妙子、そして妙子を野獣のように愛する無骨な男赤間。4人の間には、神々しいまでの愛と激しい憎悪が燃えあがる。原作に忠実であろうとするあまり、当初前後編4時間25分の長編として完成したが、難色を示した松竹側と黒澤監督が対立。切るならフィルムを縦に切ってしまえと、激怒した逸話は有名。結局現在観ることのできるのは大幅にカットされた166分バージョンのみである。
ネット上の声
- 本当に美しい人間を描こうとした『白痴』
- 狂ってるとしか思えないスゴさ
- 主人公は白痴じゃない・・・
- ややつながりが悪いが…
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間166分
- 監督黒澤明
- 主演原節子
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石坂洋次郎のNHK連続放送劇「朝の口笛--すずかけの散歩道」の映画化。「燈台」の井手俊郎と岡田達門が共同脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督、「大人には分らない・青春白書」の小泉一が撮影した。音楽は服部良一。「みみずく説法」の司葉子、「燈台」の津島恵子、「女ごころ」の森雅之をはじめ、山田真二・青山京子・笠智衆・重山規子らが出演。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 司葉子の美しさが半端じゃない
- 酔ってあざとい司葉子様の破壊力がヤバいし、翌朝でんぐり返し連発の切り替え力も素晴
- 雑誌編集部の女性記者、編集長、周辺の人々の人間関係、恋愛関係を描いた石坂洋次郎の
- 「芳醇 東宝文芸映画へのいざない」@ラピュタ阿佐ヶ谷
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督堀川弘通
- 主演司葉子
-
昭和初年にかかれた小林多喜二の原作を俳優から転出の山村聡が第一回の脚色・監督にあたった。撮影監督・音楽はそれぞれ「ひろしま」の宮島義勇、伊福部昭。監督山村聡自身、森雅之、日高澄子、中原「村八分」、河野秋武などの他、現代プロ、前進座、東京映画俳優協会、劇団東芸、少年俳優クラブのメンバーが出演、これに千葉県勝山の網元平田末喜三が大役に特別出演している。
ネット上の声
- 「ボヤンシー」を観た直後なので船上での悲惨さには耐性ついていて大丈夫かな、なんて
- ああっもったいない!胴体も食べられるのに
- 賛否はともかく、一度は観ておくべき映画。
- 労作であり迫力あるシーンもあるが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督山村聡
- 主演山村聡
-
「たそがれの密会」の陶山鉄の製作「誘惑(1948)」「火の薔薇」「わが生涯のかがやける日」の新藤兼人の脚本を「受胎」の渋谷実が監督する。カメラは「追跡者」「わが生涯のかがやける日」の長岡博之が担当、音楽は服部良一である。キャストは森雅之に「たそがれの密会」「火の薔薇」の浜田百合子が東宝から出演「一寸法師(1948)」の月丘夢路等が出演する。
ネット上の声
- いま一つ印象に残らない
- 和風“仮面舞踏会”!(爆笑)
- 復員して浦島状態のウブい森さまが荒んだ世界に真実と正しさを求めていくかつてのマイ
- ボロキレみたいななりで復員してきて昔の女を説教して回るモリマ、反対に上手いこと乗
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演森雅之
-
夏目漱石の原作を「女給」の猪俣勝人と長谷部慶次が共同脚色し「青春怪談(1955 市川崑)」の市川崑が監督、「狼」の伊藤武夫が撮影を担当した。主なる出演者は「楊貴妃」の森雅之、「月夜の傘」の新珠三千代、「青空の仲間」の三橋達也、「志津野一平 地獄の接吻」の安井昌二、「うちのおばあちゃん」の田村秋子など。
ネット上の声
- 先生を演じてた森雅之さんが太宰治に似てて変な気持ちになりましたが良かった……市川
- 原作には近いけど、原作にちょっと……
- 小学生のときに無理に読んだ文学小説
- 日本の銀幕のスター ここに居ました
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督市川崑
- 主演森雅之
-
製作は「舞姫(1951)」の児井英生で、大岡昇平の原作から福田恒存が潤色して「お遊さま」の依田義賢が脚色したものである、演出は「お遊さま」の溝口健二で撮影は「袴だれ保輔」の玉井正夫が担当している。出演者の主なものは「夜の未亡人」の田中絹代「せきれいの曲」の轟夕起子に山村聡、「盜まれた恋」の森雅之に片山明彦、大谷伶子、進藤英太郎など。
ネット上の声
- 夫人よろめきドラマだと思って見始めたわたくしを大変恥じております
- 武蔵野の原風景を舞台に展開する、愛とエゴと享楽主義の恋愛悲劇
- 溝口監督を世界のミゾクチに押し上げた秘密
- 作り手が原作を十分に料理できていない様な
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
-
原田康子の『夜の出帆』の映画化で、「湖水物語」の共同脚色者植草圭之助が脚色、「峠(1957)」の斎藤武市が監督したメロドラマ。撮影は「白夜の妖女」の横山実が担当した。主演は「女であること」の森雅之、「禁じられた唇」の野添ひとみ、「十代の罠」の渡辺美佐子、「夜の牙」の岡田眞澄、「九人の死刑囚」の小林旭。ほかに清水将夫、大森義雄、稲垣美穂子、草薙幸二郎、浜村純、伊藤寿章、松下達夫などが助演している。
ネット上の声
- ガンダムではありません!
- 小悪魔というよりも、『野獣死すべし』の松田優作や『サイコ』のアンソニー・パーキン
- ぶりっ子野添ひとみがアルプスの少女ハイジ的な輩にみえたと思ったら、ゆりやんがモノ
- 最初はぶりぶりが過ぎて違和感しかなかったけど後半に連れてものすごくあざと可愛く見
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督斎藤武市
- 主演森雅之
-
朝日放送の連続ラジオドラマ、京都伸夫作『アコの贈物』の映画化で、企画は「大仏開眼」の辻久一。脚色監督を「足にさわった女(1952)」の市川崑が担当し、共同脚色は和田夏十、音楽黛敏郎、ともに「足にさわった女(1952)」の顔ぶれである。撮影は「腰抜け巌流島」の武田千吉郎。「二つの処女線」の久我美子、「牛若丸」の水戸光子、「千羽鶴(1953)」の森雅之、「勘太郎月夜唄」の堀雄二らをたすけて津村悠子、望月優子、大伴千春、伊藤雄之助、平井岐代子、近衛敏明、荒木忍等が助演する。
ネット上の声
- タイトルが楽しい、アコは家出して朝5時前に叔母宅に来る活発娘
- じゃじゃ馬ムスメ
- 久我美子大暴れ!
- ライトコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督市川崑
- 主演久我美子
-
企画は「三つの真珠」につぐ清水龍之介で、谷崎潤一郎の原作から「月よりの使者(1949)」「仮面舞踏会」の八田尚之と木村恵吾が協同で脚本を書き「大江戸七変化」につぐ木村恵吾が監督する。キャメラは「三つの真珠」の竹村康和が担当する。主演は「地下街の弾痕」「三つの真珠」の京マチ子と「今日われ恋愛す」「四谷怪談(1949)」の宇野重吉で、それに「グッドバイ(1949)」「大都会の丑満時」の森雅之、「花の素顔」「悲しき口笛」の菅井一郎、「母呼ぶ鳥」「仮面舞踏会」の清水将夫、「わたしの名は情婦」の上田寛「海の野獣」の三井弘次、「三つの真珠」の近衛敏明らが出演する。
ネット上の声
- 京マチ子さんが一躍戦後の新世代女優として脚光を浴びることになった谷崎文学の映画化
- 京マチ子、、、、、最近京マチ子しか見てない、、、、色気、、、美しすぎ、、、好きす
- 盲獣みたいな話と思って身構えてたけどお行儀のいい感じの話だった お行儀が良すぎて
- 谷崎潤一郎作品は映像にしがいがあるのだと思うが、 やはり90分に収めるのには難し
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督木村恵吾
- 主演宇野重吉
-
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演久我美子
-
由起しげ子の「試験別居」の映画化で、倦怠期にある夫婦の愛情の機微、人妻とドライな近代女性とのもつれる女ごころを描こうというもの。「杏っ子」の田中澄江が脚色、「二人だけの橋」の丸山誠治が監督、「若い娘たち(1958)」の小泉福造が撮影した。「女であること」の原節子と森雅之が再び夫婦役を演じるほか、「大人には分らない・青春白書」の団令子、「大学の人気者」の三井美奈などが出演。
ネット上の声
- ”イチゴクリーム”ってどんなデザート?
- 団令子はキュートな陽の人で、堅くて陰な印象の原節子は確かに息抜きしたくはなるかも
- セリフとか設定(?展開?)が面白い、話は早春にちょっと似てる、タイトルバックの水
- この映画は原節子以外の団令子に驚かされた!
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督丸山誠治
- 主演原節子
-
読売新聞連載の井上靖の同名小説の映画化。大庭秀雄と「朝を呼ぶ口笛」の光畑碩郎が脚色し、「眼の壁」の大庭秀雄が監督した。撮影は「いたづら」の長岡博之。
ネット上の声
- 岡田茉莉子と森雅之がウジウジした不倫劇を繰り広げていて、飛躍もなく生真面目なとこ
- 駄々っ子すぎる岡田茉莉子と正論ぶつけられて黙りこくる不倫男森雅之の誰も得しない井
- 設計事務所の高橋貞二が、依頼先の岡田茉莉子に惚れ、彼女の愛人、森雅之に心情を吐露
- 会うといつも別れる話ばっかりしている岡田茉莉子と森雅之の不倫メロドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演岡田茉莉子
-
堀江謙一の実録からなる原作を、「雪之丞変化(1963)」の和田夏十が脚色、コンビの市川崑が監督した青春もの。撮影は「太陽への脱出」の山崎善弘。
ネット上の声
- 青年の冒険譚ということで努力と汗の熱血満載の映画かなと予想するところを大きく良い
- 本作のテーマはヨットの航海を描くことではありません
- 若い頃の裕次郎のオーラと別の浅丘ルリ子
- 石原プロ・円谷プロの気概が感じられる
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督市川崑
- 主演石原裕次郎
-
石原慎太郎の『挑戦』を、「胎動期 私たちは天使じゃない」の新藤兼人が脚色し、「みな殺しの歌より 拳銃よさらば!」の須川栄三が監督したもので、中近東ロケを行なった。撮影は「暗黒街の弾痕」の小泉福造。
ネット上の声
- 戦後まもなくの日本
- 中東ロケもあり石油買付の話は面白かったが、死ぬほど病状が悪いのに何故一人でアラク
- 司葉子、白川由美、水野久美と女優陣は豪華なんだけどそれに比べてお話が結構地味だっ
- 戦後まもなくの頃、経済をGHQに握られていた日本は、自由に原油を輸入することが出
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督須川栄三
- 主演三橋達也
-
泉鏡花の小説「婦系図」を「薔薇いくたびか」と同じく衣笠貞之助と相良準が脚色し、衣笠貞之助が監督した。撮影は「娘の人生案内」の渡辺公夫が担当する。主なる出演者は「続宮本武蔵」の鶴田浩二、「踊り子行状記」の山本富士子、「楊貴妃」の森雅之、「芸者小夏 ひとり寝る夜の小夏」の杉村春子、「母笛子笛」の藤田佳子と中村伸郎など。
ネット上の声
- 江戸っ子は“タイ”じゃなくて“テエ”
- 映画を観る悦びは
- ろくなことしてないくせに最後はきっちりカッコつける相変わらず都合のいい森雅之を堪
- 格調高い作品なら困ると思いつつもモリマ目当てで見たら、面白かった(でもモリマは老
恋愛
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督衣笠貞之助
- 主演鶴田浩二
-
大佛次郎の同名小説を「泥だらけのいのち」の馬場当と「エデンの海(1976)」の西河克己が共同で脚色、西河克己が監督した文芸もの。撮影は「太陽西から昇る」の横山実。
ネット上の声
- 吉永小百合は死んだはずの実の父親・森雅之が生きていてキューバから帰国したことを知
- 冒頭のキューバの酒場でのシチュエーションがB級的要素を孕んでおきながら全く弾まず
- キューバ革命で亡くなったと聞かされていた実父が生きていた事を知った娘は…
- いつもと雰囲気違うシンプルなクレジット、視力測定かってくらい字が小さい
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督西河克己
- 主演森雅之
-
宇野千代の小説を「緋牡丹記」の共同脚色者の一人、田岡敬一が脚色し、「花真珠」の阿部豊が監督、「第8監房」の峰重義が撮影を担当した。主なる出演者は、「風船」の森雅之、北原三枝、「港の乾杯 勝利をわが手に」の天路圭子、菅井一郎、三島耕、「神阪四郎の犯罪」の高田敏江、「乳房よ永遠なれ」を監督、出演した田中絹代など。
ネット上の声
- 田中絹代のセリフって本音だよね
- モリマと北原三枝さんのカップルが美男美女で絵になるし、キムタケ美術もすてきなんだ
- 先日芦川いづみ映画祭で見た「いのちの朝」や佐分利誠監督作をほぼ作り上げたであろう
- 山岡久乃が出れば嬉しいし宍戸錠からラストは良かった
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督阿部豊
- 主演森雅之
-
明治四十四年より大正二年にかけて雑誌“白樺”に連載された有島武郎の小説の映画化。「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄の脚本を「雁(1953)」の豊田四郎が監督している。撮影は「無法者」の峰重義、音楽は「花と竜 第一部」の団伊玖磨。出演者は「地獄門」の京マチ子、「心の日月」の若尾文子、「燃える上海」の森雅之、「にごりえ」の芥川比呂志、「金色夜叉(1954)」の船越英二、浦辺粂子などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督豊田四郎
- 主演京マチ子
-
「君と行くアメリカ航路」の野口久光製作。脚本は同じく「君と行くアメリカ航路」の新人シナリスト長谷川公之の書下ろしで、「グッドバイ(1949)」「君と行くアメリカ航路」の島耕二が監督している。撮影は平野好美。俳優陣は、「指名犯人」の轟夕起子「羅生門」の森雅之、「君と行くアメリカ航路」の新人香川京子と斎藤達雄が出演している。その他河津清三郎、入江たか子、伊達里子、菅井一郎などが助演。
ネット上の声
- 入江たか子&轟夕起子がヒヤッハー!
- メガネモリマとツンケン轟夕起子たんのラブコメなんて面白くないわけないのに(実際序
- サイレントコメディ風な導入部には期待させられたけど、やはり島耕二クォリティな作品
- 楽しかった!森雅之の帽子の使い方、バー「ランボー」常連の酔っ払い言動(爆笑)、轟
コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
「野良犬(1949)」の本木莊二郎と「暁の脱走」の田中友幸の共同企画、関川周の原作を谷口千吉、松浦健郎と共同脚色し、「暁の脱走」についで谷口千吉が演出する大映での第一回作品である。「破れ太鼓」の森雅之「無頼漢長兵衞」の相馬千恵子「破れ太鼓」の宇野重吉「私刑」の東野英治郎「母椿」の星美千子、伊沢一郎が出演する。
ネット上の声
- 谷口監督は、圧力感を強く確かに打出すことの出来るで点、まさに邦画のホオプと思われ
- 一山当てて莫大な砂金を所持して山を降りてきた森雅之に群がる人々
- 1950年、大映で谷口千吉監督が演出した作品
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督谷口千吉
- 主演森雅之
-
ネット上の声
- 森雅之が社長を務める出版社のお金を、大学からの友人で編集長の宇野重吉が横領し逃避
- 混み合う列車のホームで繰り広げられる男と女の駆け引きや、轟夕起子を照らすスポット
- 満員電車に若い女を乗せてさしあげるゲーム?を楽しむ森雅之社長は女子社員を膝に座ら
- 恋の雪をんな歌うサリー浜田に懐中電灯で照らされてモリマも宇野重も島先生もロックオ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
戦後、内外に大きな反響を巻き起した、ゾルゲのスパイ事件に連座した尾崎秀実をモデルにした異色ドラマである。原作と脚本は猪俣勝人「火の鳥(1956)」と糸永英一の共同。監督は「花の運河」の斎藤武市、撮影担当は「夏の嵐」の横山実。主な出演者は「色ざんげ(1956)」の森雅之、「甲武信嶽伝奇 (三部作)」の山根寿子、「青い怒濤」の浅丘ルリ子、「花の運河」の高田敏江、「夏の嵐」の小園蓉子、「感傷夫人」の香月美奈子、その他、二本柳寛、金子信雄など。
ネット上の声
- 死刑映画週間にて
- この作品の解説に「戦後、内外に大きな反響を巻き起した、ゾルゲのスパイ事件に連座し
- 国家反逆の大罪を冒した尾崎秀実とその一家の話だが、私は学生の頃事実関係を知らずこ
- コミンテルンのスパイだった尾崎秀美の書簡集『愛情はふる星のごとく』の映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督斎藤武市
- 主演森雅之
-
川島芳子を主人公とする村松梢風の同名原作を吉村公三郎が脚色、「村八分」の今泉善珠が二回目の監督を相当する。撮影は新人牛山邦一、「山の音」の山村聡、「恋文(1953)」の森雅之、「日の果て」の原保美、神田隆、「赤い自転車」の岸旗江、「家族会議」の柳永二郎、「蟹工船」の中原早苗などが出演する。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督今泉善珠
- 主演山村聡
-
製作は「女の水鏡」の小出孝で岸田国士の原作より、「火の鳥(1950)」の野田高梧が木下恵介と共同で脚色している。監督は「カルメン故郷に帰る」に次ぐ木下恵介の作品である。出演者は「奥様に御用心」の淡島千景、俳優座の千田是也、「宮城広場」の森雅之、「三つの結婚」の桂木洋子、「カルメン故郷に帰る」の笠智衆、小林トシ子などでるあ。他に三國連太郎の芸名で新人がデヴューし、同名の役を演じている。
ネット上の声
- 善良なる魔物
- T新報社の社会部記者
- 原作が岸田國士氏の小説ということで、セリフが翻訳調というか、書き言葉そのままで頭
- これも木下節炸裂映画だけどこれはやっぱり三國連太郎映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督木下恵介
- 主演森雅之
-
ネット上の声
- 登場人物が全員集結する列車内など、面白くなりそうな気配はあれどいまいち盛り上がら
- 同じ汽車になぜか全員乗り込んでこれから盛り上がるぞ〜と思いきや、それぞれが途中下
- ここはイメフォフェスかと見紛うほどの木版画みたいなノイズが島先生のラブ&サスペン
- 第一部から引き続いてフィルムの劣化度合がもはやアヴァンギャルド映画かというレベル
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
大映と香港のショウ・ブラザース社との合作による大映カラー総天然色映画で、永田雅一、ランラン・ショウが製作に当る。白楽天の『長恨歌』にもとずいて香港の脚本家陶秦が書いたものを「七つの顔の銀次」の川口松太郎、「舞妓三銃士」の依田義賢、「明治一代女」の成澤昌茂が共同で書き直し、「近松物語」の溝口健二が監督に当り、撮影には「千姫(1954)」の杉山公平が当る。中国の時代考証家廬世候が美術の水谷浩と協力している。出演者は「春の渦巻」の京マチ子、「愛のお荷物」の山村聡、「浮雲」の森雅之、「お嬢さん先生」の南田洋子「近松物語」の小沢栄、「女給」の山形勲のほかに霧立のぼる、村田知英子、阿井美千子、進藤英太郎、石黒達也、杉村春子、村瀬幸子、信欣三などである。
ネット上の声
- 京マチ子の演じる楊貴妃の所作が美しく、ずっと見ていたくなる
- エキゾチシズム追求による溝口流詩情の欠如
- シナリオがよくないんじゃないかしら?
- ほほほほほほほほ…
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
-
「満月(1949)」につぐ加賀四郎の企画で国警本部の大々的援助の下に製作される父子警察官の鉄血と愛情の物語。原作は警察関係者でこれを「音楽二十の扉」以来久々の笠原良三が脚色し、一昨年「花嫁の正体」を発表後沈黙を守っていた西村元男(日活濱大映東京撮影所分会委員長)がメガフォーンをとる。カメラの糸田頼一も復員後初の担当である。キャストは「グッドバイ(1949)」の森雅之と「わが子ゆえに」の小杉勇の初顔合せで、これに「虹男」の若杉須美子と植村謙二郎「毒薔薇」の美奈川麗子「どぶろくの辰(1949)」の伊沢一郎、船越英二らが出演する。
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督西村元男
- 主演森雅之
-
川端康成の浅草をテエマにした「浅草紅団」「虹」など諸短編を折衷して「雁(1953)」の成澤昌茂が脚色し、「胡椒息子」の島耕二が監督した。「悲恋椿」の長井信一、「木曽路の子守唄」の大久保徳二郎がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「あにいもうと(1953)」の森雅之、浦辺粂子、「春雪の門」の山本富士子、「新江の島悲歌」の木村三津子、「半処女」の片山明彦、「木曽路の子守唄」の霧立のぼるなどが出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演山本富士子