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舞台は昭和31年の大阪。川沿いの食堂で暮らす少年・信雄の日常。ある日、彼の店の前に一艘の宿舟が流れ着く。信雄は、そこに住む同い年の少年・喜一と姉の銀子と出会い、すぐに心を通わせる。貧しいながらも、無邪気に遊ぶ日々。しかし、子どもたちの純粋な世界とは裏腹に、大人たちの世界には厳しい現実と差別が存在した。ささやかな友情が、ある出来事をきっかけに引き裂かれる、切なくも美しいひと夏の記憶。
ネット上の声
- 戦後の大阪を舞台にした子供たちの物語。白黒の映像が逆に美しくて、心に深く突き刺さる。切ないけど、間違いなく日本映画史に残る名作だと思う。
- 子供たちの純粋な交流が描かれていて、最後は涙なしでは見られなかった。きっちゃーん…!
- 名作って言われてるけど、全体的に暗くて重いかな。映像は綺麗だったけど、ちょっと気分が沈んだ。
- 忘れられない一本。
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督小栗康平
- 主演田村高廣
-
戦争が引き裂く愛、夫を戦地に送らぬため妻が下した狂気の決断。
日露戦争後の貧しい農村。村一番の美貌を持つお兼は、奔放な男関係から「ずべ公」と蔑まれる日々。そんな彼女が、実直な青年・清作と結婚し、初めて真実の愛と幸福を手に入れる。しかし、束の間の幸せは、清作に届いた一枚の召集令状によって無残にも打ち砕かれる。夫を死地である戦場へ送りたくない。その一念がお兼を狂気へと駆り立てる。愛する人を守るため、彼女が下したあまりにも過激で究極の決断。その選択が二人の運命を大きく狂わせていく。
ネット上の声
- 【”究極の夫婦愛。”哀しき人生を歩んできた女が、初めて自分を心から愛してくれた男の出征を阻むために行った事。今作は強烈な反戦映画でありつつも、究極の夫婦愛を描いた作品である。】
- 単なる政治的な映画を超えて普遍性を獲得した見事な傑作だと思います
- 着物を着た状態で走る女は何とも言えない可愛らしさがある
- 若尾文子の眼差しの移り変わりを見よ
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
山形県の小さな村を舞台に、稲作に生きる人々の営みと記憶を1000年の時間軸で捉えた、壮大なドキュメンタリー。
舞台は、山形県の山深くにある牧野村。監督とスタッフはこの地に住み込み、稲作を中心に村人たちの生活を記録。夏の猛暑、冷害との戦い、そして収穫の喜び。カメラは、ただ農作業を追うだけでなく、村の古老たちが語る昔話や土地の記憶、世代を超えて受け継がれる知恵を丹念に拾い上げる。近代化の波が押し寄せる中、自然と共に生きる人々の姿。それは、一千年の時を刻む日時計のような、壮大な生命の物語。
ネット上の声
- さて、次なる劇場は閉館決定した名古屋シネマテークさんです
- 道祖神のエピソードでどっかんどっかん大爆笑
- 字幕がないと聞き取れない方言で不思議な体験を喋り倒すおじいちゃんおばあちゃんたち
- 山形県牧野村に、スタッフが13年暮らし、稲の成長や、民話伝承を研究し、ドラマ仕立
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間222分
- 監督小川紳介
- 主演土方巽
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兄の無念を晴らすため、武士の掟に縛られた執念の仇討。格式と狂気が交錯する、息詰まる決闘の記録。
江戸時代、ある藩での出来事。下級武士・新八の兄が、上役の武士との些細な諍いの末、一方的に罪を着せられ切腹。その処断に疑念を抱いた新八は、兄の名誉を回復するため、武家の作法に則った「仇討」の許可を藩に願い出る。しかし、藩の上層部はこの一件の隠蔽を図り、新八の前に立ちはだかる。復讐という大義名分。だがそれは、武士道という名の非情な制度に翻弄される、一人の男の狂気への道程。格式を重んじる儀式の裏で、人間の尊厳が踏みにじられていく。果たして、決闘の果てに彼を待つ真実とは。息詰まる緊張感。
ネット上の声
- 武家社会のくだらなさを痛烈に批判する見事な時代劇でした
- 武士道の理不尽な部分にフォーカスした作品🔥
- 橋本忍のオリジナル脚本を今井正が監督
- 萬屋錦之介の傑作の一つではないか?
時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督今井正
- 主演中村錦之助
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昭和初期の東京、亡き主人を渋谷駅で待ち続ける秋田犬。その愛と忠誠の物語。
1924年、東京。大学教授の上野英三郎に引き取られた秋田犬のハチ。深い愛情を注がれ、幸せな日々を送るも、上野の突然の死によってその日常は一変。主人の死を理解できず、雨の日も雪の日も渋谷駅で帰りを待ち続けるハチ。その姿は人々の心を打ち、やがて社会現象へ。10年という長い歳月、彼が待ち続けた先にあるものとは。犬と人間の絆を描いた、愛と忠誠の不朽の名作。
ネット上の声
- 【渋谷駅前の名物にもなっているハチ公の物語を映画化した感動ドラマ。それにしても、忠犬ハチ公って30代以下の人って知っているのかな。私がギリギリ知っているくらいだからなあ。】
- 言うならあんならは、オメメの汁でメシ喰うとるんど!「犬よちぎれるほど尾をふつてくれる」(by 尾崎放哉)
- 超有名ハチ公。てっきり感動物語だと思ってました。いやいやこれ、最愛...
- 帰らぬ主人を待ち続けるハチがとっても健気
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督神山征二郎
- 主演仲代達矢
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終戦間際の満州。インテリ上官とヤクザ上がりの二等兵、凸凹コンビが軍隊の理不尽に殴り込む痛快活劇。
昭和20年、敗戦濃厚の満州。関東軍の兵舎に、ヤクザ上がりの破天荒な男、大宮一等兵が入隊。彼の監視役を命じられたのは、インテリで腕っぷしの弱い有田上等兵だった。暴力と理不尽がまかり通る軍隊組織の中で、腕力の大宮と頭脳の有田は奇妙な友情で結ばれていく。上官の横暴に反旗を翻し、軍の物資をくすねるなど、二人の型破りな反逆。果たして彼らは、この狂った戦争を生き抜くことができるのか。
ネット上の声
- ぷりぷりでころころの勝新太郎氏可愛い…可愛い凶暴なわんこ…いや、ツキノワグマ…
- 男同士の「恋」 増村版ゲイムービー!
- 強烈キャラクター&深く静かなメッセージ
- 異常な世界で義理と人情をはぐくむ男達
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督増村保造
- 主演勝新太郎
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井上靖の原作を、「斑女」の権藤利英が脚色し、「女の橋」の中村登が監督した女性編。撮影は「秋日和」の厚田雄春が担当した。
ネット上の声
- とりあえず”ホテル行こう!”は男の本音
- 同じ中村登の「古都」みたいなしっとりとした映画を予想してたらコメディ成分多くて面
- 岡田茉莉子と山村聡の男女バディもので、ちょいちょい親心を出してくる山村聡がカワイ
- 新文芸坐で「その場所に女ありて」と二本立てで上映されていたので、まあこっちも観て
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中村登
- 主演岡田茉莉子
-
貧しい漁村で生きる、感受性豊かな少年のひと夏の成長物語。夕焼け雲に未来を夢見た日々の、切なくも美しい記憶。
昭和30年代、瀬戸内海に面した小さな漁村。魚屋を営む貧しい一家に生まれた少年・陽一は、家業を手伝う毎日。感受性豊かな彼は、大人たちの世界の厳しさや矛盾を感じながらも、夕焼けに染まる空に未来への淡い夢を託していた。ある日、村を訪れたセールスマンとの出会いが、彼の心に小さな変化をもたらす。貧しさの中で懸命に生きる人々の姿と、少年の心の機微を繊細に描き出す、木下恵介監督による珠玉の名作。
ネット上の声
- 真面目な映画人が真面目な人々を描いた映画
- オープニングの空撮から全編に通底する丁寧な構図とカメラワークが特徴的で、木下恵介
- 久保豊さんの『夕焼雲の彼方に——木下惠介のクィアな感性』をよんだので木下恵介作品
- 久我美子さんのようなまっすぐなお嬢さんにこの役は合わない!けどかわいいからヨシ!
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木下恵介
- 主演久我美子
-
明治、大正、昭和。紀ノ川の流れと共に生きた母と娘、四代にわたる女たちの美しくも激しい生命の叙事詩。
舞台は明治初期の和歌山、紀ノ川流域。旧家の娘として生まれた花は、古いしきたりを重んじる家に嫁ぎ、貞淑な妻として生きる。やがて娘の文緒が誕生。時代が大正、昭和へと移りゆく中、文緒は母とは対照的に、新しい価値観の中で自我に目覚め、自由な生き方を模索。家の伝統を守ろうとする母と、そこから飛び出そうとする娘。二人の女性の生き様を通して、時代の大きなうねりと、変わることのない母娘の絆を描き出す、壮大な一代記。
ネット上の声
- 妻として夫のために誠実に生きたからこそ
- 紀ノ川はいつまでも強く大きく美しく
- 紀ノ川に身をゆだねる(長文)
- 明治・大正・昭和の女の道
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間172分
- 監督中村登
- 主演岩下志麻
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新田次郎の原作を、「母子草」の楠田芳子が脚色したもので、中学生を主人公にした青春ドラマ。「有楽町0番地」のコンビ川頭義郎が監督し、荒野諒一が撮影した。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演田村高広
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老いは、誰にでも訪れる。ある日突然始まった父の介護、崩壊寸前の家族が向き合う愛と絶望を描く、衝撃の物語。
平凡なサラリーマン家庭、立花家。妻の昭子は、夫・信利とその父・茂造との三世代で暮らしていた。しかしある日、84歳になる義父・茂造の認知症が急速に進行。徘徊、記憶の混濁。平穏だった日常は、終わりなき介護という現実に一変する。身も心もすり減らしていく昭子、仕事と介護の板挟みに苦しむ信利。社会の無理解と経済的な負担が、家族の絆を容赦なく蝕んでいく。これは「老い」というテーマに正面から向き合い、家族の愛と人間の尊厳を問いかける、感動と慟哭の物語。
ネット上の声
- 何も言わず二人で白い花を見つめるシーン、学生夫婦のイチャイチャを切なく見つめるお
- 痛い。辛い。今、我が母がこうなりつつあります。痴呆老人の問題は昔も...
- ひどくなるばかりで、姥捨て山制度がほしい
- これから要介護高齢者になる人必見
認知症、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督豊田四郎
- 主演森繁久彌
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少年時代の記憶の旅路。失われた母の面影を追い求める、幻想的で切ない魂の彷徨。
舞台は戦後の日本。盲目の少年「私」が、旅芸人の一座と共に各地を放浪する日々。彼の心に焼き付いて離れないのは、幼い頃に生き別れた美しい母の記憶。現実と幻想が交錯する旅の中で、彼は母の面影を追い求める。人々との出会いと別れを繰り返しながら、少年が辿り着く真実とは。一人の少年の視点から描かれる、母への思慕と自己の探求。ノスタルジックで詩的な映像美が心に響く物語。
ネット上の声
- 泣けるよねぇ
- いつまでも消えない母の面影
- ロケーションは最強だし幸薄く非業の死を遂げた母に対する追憶って内容もいいが話自体
- 最近、たまたま『ベルファスト』を観たこともあって、同じ子供がけなげでかわいい系映
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督成島東一郎
- 主演田村高広
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四畳半の小部屋で体を売る女、しの。明治の遊郭を舞台に描く、ひとりの娼婦の儚くも気高い愛の物語。
時は明治。遊郭の片隅、四畳半の部屋が彼女の世界のすべて。娼婦しの。客の男たちに身を任せながらも、心の奥底では真実の愛を渇望する日々。そんな彼女の前に現れた、ひとりの実直な学生。彼の優しさに触れ、しのは生まれて初めて本当の恋を知る。この薄汚れた世界から抜け出し、彼と生きる未来。淡い希望を抱くしのだったが、遊郭という名の泥沼は、彼女のささやかな幸せを許さない。嫉妬、裏切り、そして逃れられない運命。愛を貫こうとする彼女を待ち受ける、あまりにも過酷な結末。
ネット上の声
- シャンソン風の音楽に乗って
- ほとんどのシーンがワンシーンワンカットで、しかもその見せ方もまあ、凝りに凝ってい
- 本作の三田佳子、先日観た「夜のひとで」とは雲泥の差で良すぎた!しかも劇場でたら(
- 廓を舞台にした室内劇にも関わらず、カメラがクレーンで縦横無尽に動き回り、女性たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督成沢昌茂
- 主演三田佳子
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石川達三の同名小説を「不良少年(1961)」の羽仁進と清水邦夫が脚色。羽仁進が監督した社会ドラマ。撮影は写真家の長野重一が担当。
ネット上の声
- 煌びやかに飾られたショーウィンドウに映る、結婚3年目、4日間夫が家を空けている妻
- 安保闘争を背景にして
- 都民900万人をエキストラに撮る!と意気込んだヌーベルバーグ色強しノーメイク水着
- 羽仁進の演出に負けない、全身全霊を注ぎ込んだ有馬稲子の存在感に5点
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督羽仁進
- 主演有馬稲子
-
江戸を舞台に、母の無念を晴らすため美しき娘が復讐鬼と化す。椿の花びらが舞うとき、男たちが次々と命を落とす時代劇サスペンス。
舞台は江戸時代。父の死後、母が自害を遂げた。遺された娘・おしの。母の日記には、彼女を弄んだ五人の男たちの名。母の無念を晴らすため、おしのは復讐を決意。一輪の椿を現場に残す謎の連続殺人が江戸を騒がせる。素性を隠し、男たちに近づくおしの。しかし、その背後には思いもよらぬ真相と、彼女を追う者の影。果たして、彼女は復讐を遂げることができるのか。美しさと悲しみが交錯する、壮絶な物語の幕開け。
ネット上の声
- 「世の中の掟や人と人との誠を汚し泥塗れにした上、笑い種にしたんです
- 山本周五郎の名作を、野村芳太郎監督、岩下志麻主演で描く昭和39年作品
- 岩下志麻さんがね、すごくいいんです
- 僕は岩下志麻さんが苦手でして。
時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間163分
- 監督野村芳太郎
- 主演岩下志麻
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20世紀初頭のアメリカ、差別と戦争に翻弄されながらも、愛する家族のため懸命に生き抜いた日本人移民の父、その激動の半生。
1910年代、大きな夢を抱きアメリカへ渡った井本忠司。異国の地での過酷な労働と人種差別に耐え、写真花嫁の妻キクと家庭を築き、子供たちにも恵まれる。しかし、日米開戦が彼の日常を破壊。一家は強制収容所へ送られ、アメリカへの忠誠を誓うか、日本への忠誠を貫くかの過酷な選択を迫られる。家族のため、故郷のため、引き裂かれる心。父が下した決断とは。
ネット上の声
- 大作ですが
- 此処は眩しすぎるわ…
- 踊れる女優
- 戦争は、今まで安易に国対国で捉えていたけど、そんなことなかった、人間たちの問題、
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松山善三
- 主演田村高廣
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山村を舞台に、右足が動かない登校拒否の少年と村人たちの交流を描く。宮川ひろの同名小説の映画化で、脚本は「ふるさと」の神山征二郎、「人魚がくれたさくら貝」の松田昭三、神山魁三、「海に降る雪」の石倉保志の共同執筆。監督は神山征二郎、撮影は「ふるさと」の南文憲がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 孫を育てるおじぃちゃんとおばぁちゃん、僕と学校の先生のお話*☆
- 感動します!
- 文科省やらPTAやら教育委員会やらお墨付きの子供向け映画にしても色々クドいけども
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督神山征二郎
- 主演田村高廣
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戦前、戦中、戦後の三代にわたって生きた軍人一家の系譜を、激動の昭和史と北海道の雄大な自然を背景に描く大河ドラマ。原作は菅忠淳の週刊朝日「わが家の三代」応募作品。脚本は「しあわせの一番星」の石森史郎と「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」の宮崎晃、監督は脚本も執筆している「必殺仕掛人 春雪仕掛針」の貞氷方久、撮影は「津軽じょんがら節」の坂本典隆がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 男女が浜辺で戯れるとき、水面が跳ね返す眩い光は、息子の命を奪わんともした父の白刃
- 昭和初期から約50年近い時代流れをひとつの家族の歴史として描いた大河ドラマ
- 開始10分くらいで20分くらい寝てしまって岩下志麻さんを見逃したけど
- 松竹製作、家族三代の物語だが、骨格が弱い
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間170分
- 監督貞永方久
- 主演笠智衆
-
貞淑な人妻は、なぜ快楽に溺れたのか。一人の女の内に秘めた情念が、狂おしく燃え上がる衝撃のエロティック・サスペンス。
舞台は1960年代の日本。平凡な日常を送る貞淑な人妻、由紀子。夫の無関心と退屈な日々に満たされぬ心を抱えていた。そんな彼女の前に現れた、一人の魅力的な青年。彼との出会いが、由紀子の心の奥底に眠っていた欲望の扉を開けてしまう。一度知った快楽から逃れられず、堕ちていく女。家庭と情事の間で揺れ動く心。彼女を待ち受ける衝撃の結末とは。人間の愛と性の深淵を鋭く描く問題作。
ネット上の声
- 逗子のお屋敷からうだるような暑さの荒川べりまで、桑野みゆきの眉尻が上がり続ける我
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督吉村公三郎
- 主演桑野みゆき
-
終戦間近の満州。型破りなヤクザ兵士と堅物上等兵、最強コンビが繰り広げる痛快脱獄劇。
1945年、終戦間近の満州北部。破天荒なヤクザ上がりの兵士・大宮と、気弱なインテリ上等兵・有田。腐敗した軍隊で反抗を続けた二人は、理不尽な罪で刑務所送り。そこは非道な看守が支配する、まさに地獄。しかし、この最強コンビは諦めない。自由を掴むため、大胆不敵な脱獄計画の決行。知恵と腕っぷしを武器に、鉄壁の牢獄へ挑む二人の運命。
ネット上の声
- 脱走で満州の陸軍刑務所に入れられ、たまたま知り合いの上官のはからいで兵隊に戻る
- 走るトラックの荷台で小川真由美とキス、彼女を残して飛び降り駆け出す大宮(勝新)、
- 大宮と有田のコンビ、急死に一生の連続を知恵と度胸で何とか乗り切る相棒二人
- なにげなーくお父さんがテレビで見てたこのシリーズめっちゃ面白かった!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督森一生
- 主演勝新太郎
-
壇一雄原作「海のある窓」より「雲がちぎれる時」の五所平之助と堀江英雄が共同で脚色、五所平之助が監督した母子の愛情物語。撮影は「秋津温泉」の成島東一郎。
ネット上の声
- のどかな海辺の田舎街での小さな幸せ探し... 息子は己の出自に、母は己の気持ちに向き合う母子愛映画
- 息子・今彼・元夫、男たち相手によろめきながら全身で喜怒哀楽を振り撒く新珠から目が
- 揺れ動く舟に乗る中学生の息子と居酒屋で待つことしかできない母はどうにもならない波
- 川津祐介がいつまで経っても出てこないなあと思いながら最後まで観ていたけど「終」
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督五所平之助
- 主演新珠三千代
-
信州の貧農の家に生れた一人の女性の一生を描いたもの。増田小夜の原作を「才女気質」の新藤兼人が脚色、「蟻の街のマリア」の五所平之助が監督した。撮影は「人間の条件 第1・2部」の宮島義勇。
ネット上の声
- 寒さをしのぐために片足で立っていた主人公が、両足で力強く土を踏むラストシーンに泣
- 芸者として売られた女の半生を描く
- 高千穂ひづるが素晴らしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督五所平之助
- 主演高千穂ひづる
-
無声映画の弁士であり、フィルム蒐集家、興行者としても知られた故・松田春翠が、主宰する無声映画鑑賞会の二十周年記念事業のひとつとして製作した評伝ドキュメンタリー。膨大な松田氏のコレクションの中から、時代劇の大スター・阪東妻三郎の名シーンを随所に挿入しながら、製作に携わった監督や関係者に取材するという構成のもので、八〇年に製作完成しながら一般公開はされず、阪妻没後四十年、松田氏七回忌の九三年ようやく公開の運びとなった。製作・監督及びナレーターは松田春翠、構成及びインタビューは映画評論家の佐藤忠男。阪妻の名場面集であると同時に、大正末期から戦後に至る時代劇映画発達史の一側面を見ることもできる。
ネット上の声
- \阪東妻三郎ってだぁれ!?/
- 日本映画創世記のスタァ阪妻を追ったドキュメンタリー
- 関係者の証言を軸にあっさりと阪妻の人生を辿る
- 保存したくなるような阪妻のドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督---
- 主演田村高廣
-
井上靖原作「春の雑木林」から「流し雛」の木下恵介が脚色「小さな花の物語」の川頭義郎が監督した異色ドラマ。撮影もコンビの荒野諒一。
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演岡田茉莉子
-
“みんなでつくりみんなでみよう”という合言葉のもとに自主製作・自主上映の運動が「ドレイ工場」「沖縄(1970)」に引きつづき企画・製作。どうしようもない怒りと不満をグレることによって発散している少年たち、授業からおいていかれる少年たちと、教育には素人の青年労働者の真剣勝負ともいえる集団学習の場である「どぶ川学級」を通して、心のふれあいの中から、ともに生きる目標をみつけながらそれぞれ成長していく姿を描く。監督は今井正や山本薩夫監督の助監督をつとめた橘祐典。脚本は大橋喜一と「戦争と人間」の武田敦、撮影は高岩仁がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 御用済みのプロパガンダ映画かな
- 伝えたいこと表現したいことは素晴らしいのだが、作品として伝えられているかと言うと
- 学校で全生徒に見せるための教育映画のようなものかな?と思っていたら、違っていた
- どぶ川学級についてはわかるが、教師たちの描き方は型に嵌めたように単調
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督橘祐典
- 主演山本亘
-
復員兵の青年と関係を持つ26歳も歳の離れた人力車夫の人妻。男女の仲を断ち切れない女は、ついに青年を共謀してその夫を殺害し、井戸に投げ捨てる。しかしやがて夫の亡霊が姿を現わし、夜な夜な彼らを苦しめはじめる……。山村の四季を見事に描き出す素晴らしい美術と撮影で描き出す愛と生の寓話。「愛のコリーダ」でスキャンダラスな話題をふりまいた大島監督が、再び海外資本で大胆なエロスをテーマに挑んだ問題作。
ネット上の声
- 「帝国」シリーズ第二弾は吉行和子の力演
- 実話ベースの悲しくも切ない愛欲ホラー
- ヒュ〜ドロドロドロ…
- 大島渚監督らしい怪談映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国日本,フランス
- 時間108分
- 監督大島渚
- 主演田村高廣
-
東京の暮らしに疲れ果てた一組の夫婦が、大自然の暮らしの中で再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「雨あがる」の小泉堯史。南木佳士の同名小説を基に、小泉監督自らが脚色。撮影を「雨あがる」の上田正治が担当している。主演は、「東京マリーゴールド」の寺尾聰と「女殺油地獄」の樋口可南子。第76回本誌日本映画ベスト・テン第7位、日本映画助演女優賞(北林谷栄)、日本映画新人女優賞(小西真奈美)受賞、第26回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(北林谷栄)、新人俳優賞(小西真奈美)、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(寺尾聰)、優秀主演女優賞(樋口可南子)、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀録音賞、優秀美術賞、優秀音楽賞受賞、第57回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、音楽賞受賞、第45回ブルーリボン賞新人賞(小西真奈美)受賞、第26回山路ふみ子文化賞(北林谷栄)受賞、日本ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第2位、2003年度文化庁優秀映画賞日本映画復興奨励賞受賞。
ネット上の声
- 日々の忙しさで忘れていた温かい気持ちがじわじわ湧いてきてとっても良かった
- 日本の風景の中に人がいる、そんな映画!
- 映像美とリアルな人間関係の描き方が秀逸
- ☆素直・素朴に生き返る事の大切さ☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督小泉堯史
- 主演寺尾聰
-
日本各地から集まった108人の若者が“太平洋の白鳥”と呼ばれる美しいバーグ型の帆船・日本丸に乗って、初めて体験した遠洋航海のす全てを記録したユニークなドキュメンタリータッチの劇映画。劇壇の異才・蜷川幸男が初めて監督になったこの映画は19歳から20歳までの本当の商船高等専門学校の実習生と田村高廣、原田大二郎らのプロ俳優が、乗船日から下船日までの6ヵ月間日本丸という限られた空間のなかで激しくぶつかりあいながら、さまざまな困難をのり越えていく姿を通して、青春とは何かをオール・ロケーション撮影で追求していく。製作は銭谷功、道祖土健、脚本は井手俊郎、撮影は兼松煕太郎、杉村博章、音楽は若草恵、主題歌は中島みゆきが担当。スチルは田代裕。
ネット上の声
- 蜷川幸雄のデビュー作
- 蜷川幸雄さんのご冥福をお祈りします。
- 卒業研修のため、日本丸に乗船した実習生たち
- 中学卒業前に学年全体で映画鑑賞
青春、 ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督蜷川幸雄
- 主演田村高廣
-
大正二年に死んだ歌人伊藤左千夫が明治三十九年に発表した小説「野菊の墓」を「お勝手の花嫁」の木下恵介が脚色し自ら監督、「遠い雲」の楠田浩之が撮影に当った。主なる出演者は新人有田紀子、「七つボタン」の田中晋二、「サラリーマン 目白三平」の笠智衆、「婦系図 湯島の白梅」の杉村春子、「あこがれ(1955)」の田村高廣、「お勝手の花嫁」の山本和子、「遠い雲」の小林トシ子、「若き日の千葉周作」の雪代敬子など。
ネット上の声
- 【“野菊の花の如き君。竜胆の花の如き貴方。”今作は、伊藤左千夫の傑作悲恋小説「野菊の墓」を、木下恵介監督が品性高く映像化した切なき恋物語である。】
- ラストシーンで、視界を制約していたスコープがいきなりなくなるという秀逸な演出が見事
- そういえば、私も従兄弟のお兄ちゃんを好いていた時期があったのを思い出しながら見て
- 野菊の「墓」としなかったタイトル変更に拍手
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督木下恵介
- 主演田中晋二
-
新橋の名妓小坂順子の同名小説を、「伊豆の踊子(1960)」の田中澄江が脚色し、「斑女」の中村登が監督した女性編。撮影は「続こつまなんきん お香の巻」の倉持友一。
ネット上の声
- 芸妓さんはダメンズウォーカー
- 花柳街物を以前から手掛けている田中澄江脚本で、歯切れ良いテンポもカット割りも快調な作品
- その簪を目に突き刺してやればいいのにと思ったが、残念なことにこれは東映じゃないの
- 新橋の芸者たまき(瑳峨三智子)は会社社長で妻子持ちの田村高廣と出会い深い付き合い
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中村登
- 主演瑳峨三智子
-
有馬頼義の原作“貫三郎一代”より「花実のない森」の舟橋和郎が脚色、「悪名幟」の田中徳三が監督した兵隊やくざの続篇。撮影は「若親分」の武田千吉郎。
ネット上の声
- 勝新太郎主演!兵隊やくざ2🪖
- 二作目は女性をめぐって
- より面白く
- シリーズ二作目、大宮と有田のコンビも益々快調!腐った軍隊生活を知恵と度胸で何とか
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督田中徳三
- 主演勝新太郎
-
有馬頼義が文芸春秋に連載した「貴三郎一代」を、「殺人者」の舟橋和郎が脚色し、「脂のしたたり」の田中徳三が監督した“兵隊やくざ”シリーズ第五作目。撮影は「座頭市海を渡る」の武田千吉郎。
ネット上の声
- 皇軍の空気が、なかなか良く出ている
- 女とバクチとケンカ
- 前線から女性に手紙を書く事になった大宮二等兵、とにかくお前の体は良かったと猥褻な
- 戦車と命の交換なんて馬鹿げた死に方はしたくない!どうせ死ぬならお前の腹の上で死に
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督田中徳三
- 主演勝新太郎
-
昨年度の全国中小学生作文コンクールで文部大臣賞を受賞した吉田稔の『新聞配達』を映画化したもの。「赤ちゃん台風」のコンビ光畑碩郎が脚色、生駒千里が監督した。撮影は篠村荘三郎。
ネット上の声
- (--ii--)この物語が本当に面白いのは、主人公のその後の人生
- 上映時間は60分ながらも秀作です
- 子供たちみんな活発でかわいい!昼過ぎまでダラダラ寝たりしなさそう
- 日本人がどこかに置き忘れてきた心、取り戻したい〜
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督生駒千里
- 主演田村高広
-
有馬頼義の原作を「続・兵隊やくざ」でコンビの舟橋和郎が脚色、田中徳三が監督した“兵隊やくざ”シリーズ第三作目。撮影は「青い性(1964)」の中川芳久。
ネット上の声
- ますます図にのる大宮。
- 大いなる失速
- 変化が多すぎる〜!そういう意味で「新」か
- 兵隊ヤクザ第3弾!また脱走!
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督田中徳三
- 主演勝新太郎
-
ネット上の声
- 蛭って水中生物に入るのかなあ~
- 本当いろいろ心配になる三井弘次は、ああ見えても独身(子持ち既婚者にしか見えないが
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演南原伸二
-
深沢七郎の同名小説の映画化で、戦国時代を背景に笛吹川のほとりに住む貧農の五代にわたる約六十余年の物語。「春の夢」の木下恵介が脚色・監督した。撮影も「春の夢」の楠田浩之。
ネット上の声
- 木下恵介の前衛・実験的映像には???
- 戦乱の無常を実験的映像とともに描く
- 笛の音が響くかと思ったのに……
- 悲しみが川のほとりに流れ着く
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督木下恵介
- 主演田村高広
-
小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
ネット上の声
- 冒頭、横浜駅から鹿児島行きの列車に飛び乗る2人の刑事
- いきなり「急行さつま」からのスタート
- 平凡な秀作 時代の色が伝わってくる
- 小粒だがじっくり見せてくれる☆3つ
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督野村芳太郎
- 主演大木実
-
黒岩重吾の直木賞受賞作を 「雲がちぎれる時」の新藤兼人が脚色し、「恋の画集」の野村芳太郎が監督したサスペンス・ドラマ。撮影も「恋の画集」の川又昂。
ネット上の声
- まだバナナが高価果物だった頃
- 田村高広×久我美子たん×山村聰という俺得映画…しかし暗いなー!
- 野村芳太郎監督特集
- 2021/1/9
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督野村芳太郎
- 主演久我美子
-
ネット上の声
- 大工の子、世界の自動車会社を興す(一話)
- 誰もやらなかったことをやり抜く精神
- 起業家を目指す人の為に
- 上質な作品
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督佐藤純弥
- 主演市川染五郎
-
週刊大衆に連載中の大下宇陀児原作の映画化で、麻薬中毒の自殺常習者をめぐる宝石横領の完全犯罪を描いたもの。脚色は高橋治、監督は「続禁男の砂」の堀内真直、撮影も「続禁男の砂」の小原治夫。出演は「花嫁の抵抗」の田村高廣・渡辺文雄・有沢正子、「ろまん化粧」の高千穂ひづる・泉京子など。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演田村高広
-
有馬頼義原作「三人の息子」より「僕たちの失敗」の白坂依志夫が脚色、「私たちの結婚」の篠田正浩が監督した山岳ドラマ。撮影もコンビの小杉正雄。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督篠田正浩
- 主演山村聡
-
有馬頼義の原作「貴三郎一代」を「てなもんや幽霊道中」の笠原良三と、新人東条正年が共同で脚色、「ひき裂かれた盛装」の田中徳三が監督した“兵隊やくざ”シリーズ第七作目。撮影は、「古都憂愁 姉いもうと」の武田千吉郎。
ネット上の声
- 『なんだとコノ野郎!!』 『日本は負けたじゃね〜か!!』 『オイ!日本が負けたら
- シンプルでわかりやすいのがこのシリーズだと思うけど、敗戦スペシャルなのか、悪役が
- 有田上等兵と引き裂かれた大宮一等兵があんなに弱体化するとは…(笑)
- 軍旗と大宮を守ってくれた少佐は、軍旗を奪われ、戦死してしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督田中徳三
- 主演勝新太郎
-
老マタギと少年とイタズ(熊)の出会いを基に生命の大切さを描く。脚本は「結婚案内ミステリー」の小野竜之助、監督は原作も執筆した「マタギ」の後藤俊夫、撮影は同作の山崎尭也がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 意外と少ないクマの映画!
- 小熊物語です。
- ゴン太🐻 ゴン助🐕 熊も犬も可愛くて声が漏れそうになったし実際に漏れてるお客さん
- 同監督による西村晃主演『マタギ』の焼き直しみたいなものだが、『マタギ』が熊映画と
ハンター(猟師)、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督後藤敏夫
- 主演田村高廣
-
「拳銃は俺のパスポート」などで、モダンなアクションを作っていた野村孝が「昭和やくざ系図 長崎の顔」に続いて放つ、実話をもとにしたリアルなヤクザもの。脚本は「残酷おんな情死」の山崎巌と山口清一郎。撮影は『長崎の顔』でコンビを組んだ峰重義。
ネット上の声
- 野村孝はドライな無国籍アクションも良いが、こういう怨念渦巻く復讐劇を描かせても強
- 戦線で部下を見捨てアキラに罪を押しつけてトンズラし戦後成りあがる上官・岡田英次、
- タクシードライバー犬神家の一族につらなる復員兵映画のかくれた傑作
- 最後まで過酷な70年公開の小林旭主演、日活ニューアクション
サスペンス、 アクション
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督野村孝
- 主演小林旭
-
「無頼漢仁義」の下飯坂菊馬がシナリオを執筆、「やくざGメン 明治暗黒街」の工藤栄一が監督した異色時代劇。撮影は国定玖仁男。
時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督工藤栄一
- 主演田村高広
-
2013年に他界した名優・三國連太郎の主演で1984年に製作され、認知症の老父と末期患者の老母を抱えた家族の苦悩を描き、高齢化社会や尊厳死、安楽死といった問題をえぐり出した作品。昭和57年、新潟県・親不知海岸。老人特有の痴呆がはじまっていた元漁師の安田源吾は、毎夜のように徘徊を繰り返していた。息子夫婦はそんな父に加え、不治の病で死を待つだけの母の「殺してくれ」という悲痛な声に悩まされ、安らげる時がなかった。三國の主演作で唯一劇場未公開だった幻の作品で、「お蔵出し映画祭2013」でグランプリを獲得。製作から30年を経た2014年に劇場公開が実現。
ネット上の声
- 痴呆の祖父と難病発症により病床で苦しみ続ける祖母を抱えた家族を描く
- 主題は今日的だが演出は当時でも古めかしい
- 認知症に安楽死、家族問題が大きい
- だらなこと言うたらアカンがや。
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督島宏
- 主演田村高廣
-
昭和十三年、稲垣浩監督、阪東妻三郎主演で製作されたが、内務省の検閲で大幅に変えられたものを、もとの内容で再映画化した無声映画。無声映画鑑賞会結成二十周年記念、稲垣浩監督生活五十周年記念作品で、脚本・監修は稲垣浩、監督は「柔の星」の山田達雄、撮影は倉持友一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 映画好きの一つ年上の方、めちゃ年下の女性と、無声映画鑑賞に行きました!お誘いして
- 山田達雄監督、マツダ映画社制作の「新作」無声映画です
- 盗賊一味が千両箱を盗んで山へ逃げ込むお話*☆
- 無声映画活弁士付上映に行って参りました☆
時代劇
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督山田達雄
- 主演田村高廣
-
戦中派作家阿川弘之の異色文学作品“雲の墓標”の映画化で「君は花の如く」の堀内真直が監督する戦記もの。脚色は、堀内真直と「女難屋敷」の高橋治の共同、撮影は「松竹まつりスタア総動員 スタジオ超特急 女優誕生 (二部作)」の小原治夫。主な出演者は「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の田村高廣、「つゆのあとさき」の田浦正巳、「ここは静かなり」の渡辺文雄、「あなた買います」の岸恵子、「流れる」の高峰秀子、「踊る摩天楼」の大木実、川喜多雄二、「花ふたたび」の菅佐原英一、ほかに笠智衆、滝花久子、清川新吾、伊沢一郎、永井達郎、木田勝二、山路義人など。
ネット上の声
- 生真面目であるがしっかりとした特攻もの
- 大竹海兵団
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督堀内真直
- 主演田村高広
-
川端康成の同名原作(“新潮”所載)を、「華岡青洲の妻」の新藤兼人が脚色し、「堕落する女」の吉村公三郎が監督した文芸もの。撮影はコンビの佐藤昌道。
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督吉村公三郎
- 主演田村高広
-
「必殺 博奕打ち」の棚田吾郎が脚本を執筆し、「やくざの横顔」の小沢啓一が監督した任侠もの。撮影は「牡丹と竜」の横山実が担当した。
ネット上の声
- 松原智恵子 田村高廣 日活制作の任侠映画
- 智恵子の弟、3代目の山本豊三が絵に描いたようようなバカ息子役で、豊三だからまたす
- これはアレだろ、あえてミスキャストで、ギャップ萌えを堪能しろって高等テクだろ
- 任侠ものなのに、緊張感と殺伐感が無くてのんびり感
時代劇
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小沢啓一
- 主演松原智恵子