- 製作
- 1968年 フランス
- 時間
- 110分
- 監督
- エリック・ロメール
- 出演
- ジャン=ルイ・トランティニャンフランソワーズ・ファビアンマリー=クリスティーヌ・バロー
- 種類
- ヒューマンドラマ
エリック・ロメール監督による「六つの教訓語」シリーズの第3作。フランスの地方都市クレルモンフェラン。敬虔なカトリック信者である“私”は、教会のミサで見かけた若い女性フランソワーズにひと目で心を奪われる。そんなある日“私”は、元同級生である大学講師ビダルと14年ぶりに再会。ビダルの誘いで離婚歴のある女医モードの家を訪れる。3人は哲学や宗教、結婚など様々な会話で盛りあがり、やがてビダルが帰宅すると、“私”はモードに誘われるままに彼女の家に泊まることになるが……。対照的な2人の女性の間で揺れ動く男の心情を、美しい映像と会話劇で描く。主演は「男と女」「暗殺の森」のジャン=ルイ・トランティニャン。1968年に製作され、日本では1988年に初公開。2006年にロメール監督の特集「ロメールと女たち」で上映。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」でも上映される。