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「血と根性」の将軍、パットン。第二次大戦を駆け抜けた、最も偉大で最も孤高な男の物語。
第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線。神を信じ、輪廻転生を語り、兵士を殴りつける破天荒な男、ジョージ・パットン将軍。その天才的な戦術とカリスマ性で、ロンメル率いるドイツ軍を次々と撃破。しかし、その強烈な個性と歯に衣着せぬ言動は、常に味方であるはずの上層部との軋轢を生む。戦争の英雄でありながら、政治の世界では疎まれる存在。戦場でしか生きられない男が、戦争の終結という皮肉な運命に直面した時、彼が見たものとは。一人の軍人の栄光と孤独の記録。
ネット上の声
- ジョージ・C・スコットがアカデミー賞拒否
- ☆時代が求め、時代から捨てられた男☆
- パットン将軍に学ぶ、人事の鉄則とは?
- 猛将パットンを描いた伝記的戦争ドラマ
戦争、 実話
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間172分
- 監督フランクリン・J・シャフナー
- 主演ジョージ・C・スコット
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信仰と偶然が交差する雪の夜、一人の男が魅力的な女性の部屋で過ごす、知的でスリリングな一夜の物語。
冬のフランス、クレルモン=フェラン。敬虔なカトリック教徒の技師ジャン=ルイは、教会で見かけた美しい女性フランソワーズこそ運命の人だと確信し、彼女との結婚を決意する。しかしその直後、偶然再会した旧友に誘われ、知的で自由奔放なバツイチの女性モードのアパルトマンを訪れることに。吹雪で帰れなくなった彼は、彼女の部屋で一夜を明かすことになる。信仰、結婚、そして愛について交わされる鋭い会話。自らの信念と目の前の魅力的な誘惑との間で、ジャン=ルイの心は激しく揺れ動く。この一夜の選択が、彼の運命をどこへ導くのか。
ネット上の声
- ロメールの「六つの教訓話」の第4作目🎬
- エリック・ロメールの知的な会話劇
- ロメール、さすが上手い!
- 知的な会話へのいざない
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督エリック・ロメール
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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121歳の老人が語る、アメリカ西部史の嘘と真実。白人とインディアン、二つの文化に生きた男の波乱万丈の生涯。
舞台は19世紀のアメリカ西部。121歳の老人ジャック・クラブが、自身の波乱に満ちた半生を語り始める。幼くしてシャイアン族に拾われ、「小さな巨人」として育てられた彼。しかし、騎兵隊との遭遇を機に、白人社会へと引き戻される。二つの世界の狭間で、ガンファイター、商人、そしてカスター将軍率いる第7騎兵隊の斥候と、目まぐるしく変わる運命。やがて彼は、歴史的な「リトルビッグホーンの戦い」の唯一の生存者として、誰も知らない真実を証言する。
ネット上の声
- 西部開拓時代の先住民族と白人の生き様を、先住民に育てられた一人の白人の目を通して
- フェイ、ダナウェイが画面に現れた時は、流石に艶っぽくなり、性に目覚めるダスティン
- 長年「小さな巨人」というタイトルから歴史に残る英雄の映画と思っていて今回初鑑賞
- 姉に二度捨てられ、インディアンになったジャック
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間140分
- 監督アーサー・ペン
- 主演ダスティン・ホフマン
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裕福な音楽一家の過去を捨て、肉体労働者として生きる男。彼の魂の彷徨を描くアメリカン・ニューシネマの金字塔。
1970年代アメリカ。名門音楽一家に生まれながら、その恵まれた過去を捨て去り、油田で働く男ボビー。粗野な日常と恋人との空虚な関係に苛立ちを募らせる彼のもとに、父危篤の報せが届く。彼は恋人を連れ、長らく絶縁状態だった実家へと向かう旅へ。そこで待ち受けるのは、彼が拒絶したはずの知的な世界と、埋めがたい家族との溝。二つの世界の間で引き裂かれるボビーの魂の行方。
ネット上の声
- 1970年の映画やからニューシネマになるんかな
- 今ひとつ主人公の孤独感が分かりきれなかっ
- ニコルソン・ボブ監督の5つの男の無為断片
- 「イージーライダー」裏ヴァージョン。
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間98分
- 監督ボブ・ラフェルソン
- 主演ジャック・ニコルソン
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2組の恋人たちの愛情のあり方を、1920年代としては破格の手法で描いたD・H・ローレンスの同名小説の映画化。製作のラリー・クレイマーが脚色し、「10億ドルの頭脳」のケン・ラッセルが監督、共同製作はマーティン・ローゼン。撮影は「10億ドルの頭脳」のビリー・ウィリアムズ、音楽は、「カトマンズの男」のジョルジュ・ドルリュー、装置はルチアーナ・アリジ、編集はマイケル・ブラッドセル、録音はブライアン・シモンズがそれぞれ担当。出演は「まぼろしの市街戦」のアラン・ベイツ、「脱走山脈」のオリヴァー・リード、「マラー/サド」のグレンダ・ジャクソン、ほかにジェニー・リンデン、エレナー・ブロン、アラン・ウェッブなど。
ネット上の声
- 原作付きとはいえあのケン・ラッセルが監督しただけあって、暴力的とも言える謎の表現
- 2組の恋人たちの愛情のあり方を、1920年代としては破格の手法で描いたD・H・ロ
- 割と文芸映画って感じだが所々ケンラッセルの変態演出が光る
- この物語の中で、男は、女の全てになれるが、なろうとしない
恋愛
- 製作年1969年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間130分
- 監督ケン・ラッセル
- 主演アラン・ベイツ