- 製作
- 1955年 日本
- 時間
- 121分
- 監督
- 豊田四郎
- 出演
- 森繁久彌淡島千景司葉子
- 種類
- 大阪が舞台ヒューマンドラマ
【昭和初期の大阪。甲斐性なしの若旦那と、彼を見捨てきれない芸者の、どうしようもなく切ない腐れ縁の物語。】
舞台は昭和初期の大阪・法善寺横丁。化粧品問屋の放蕩息子・柳吉は、しっかり者の芸者・蝶子と恋に落ち、駆け落ち同然の生活を開始。しかし、柳吉の甲斐性のなさと浮気癖は治らず、二人の生活はたちまち困窮。蝶子が必死に働いても、柳吉は遊んでばかり。別れてはよりを戻す、その繰り返し。それでも決して離れることのできない男女の情愛と絆を、ユーモアとペーソスたっぷりに描いた、日本映画史に輝く不朽の名作。