- 製作
- 1965年 フランス
- 時間
- 122分
- 監督
- ルイ・マル
- 出演
- ブリジット・バルドージャンヌ・モロージョージ・ハミルトン
- 種類
- 西部劇ヒューマンドラマ
「死刑台のエレベーター」などの名匠ルイ・マルがブリジット・バルドーとジャンヌ・モローをダブル主演に迎え、革命に揺れる20世紀初頭の中米を舞台に、同じマリアという名を持つ2人の女性の活躍をアクション映画や西部劇のパロディ満載で活写したコメディ。
アイルランドの刑務所で生まれたマリーは、アナーキストの父のもとで幼い頃からテロ活動を続けてきた。中米での作戦中に父を亡くし、ひとりで逃亡生活を始めた彼女は、ある旅芸人一座に遭遇。一座の花形である歌手マリアは、同じ名を持つコンビの相方を亡くしたばかりだった。一座はマリーをスペイン語式に「マリア」と呼んでペアを復活させ、2人はたちまち人気者となる。悪政に耐えかねた民衆の不満が高まるなか、一座は偶然にも革命軍を率いるフローレスと出会うが、やがてフローレスは銃弾に倒れてしまう。2人のマリアはフローレスの遺志を継ぎ、壮絶な戦いに身を投じていく。
「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。