- 製作
- 1967年 日本
- 時間
- 125分
- 監督
- 中村登
- 出演
- 岩下志麻丹波哲郎平幹二朗
- 種類
- 文芸・史劇
【詩人・高村光太郎とその妻・智恵子。精神を病む妻を支え続けた、愛と芸術の壮絶な記録。】
舞台は明治から昭和にかけての日本。彫刻家であり詩人の高村光太郎と、洋画家を目指す長沼智恵子。芸術への情熱で結ばれた二人の穏やかな日々。しかし、実家の破産をきっかけに智恵子の心は次第に病んでいく。現実と幻想の狭間で苦しむ妻を、光太郎は献身的な愛で支え続ける決意。彼女の純粋な魂を守るため、創作活動を続けながら寄り添う光太郎の姿。狂気の中に垣間見える智恵子の純真さと、夫の無償の愛が織りなす、美しくも哀しい夫婦の物語。