- 製作
- 2008年 フランス
- 時間
- 129分
- 監督
- セドリック・クラピッシュ
- 出演
- ジュリエット・ビノシュロマン・デュリスファブリス・ルキーニ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【余命宣告を受けたダンサーの目に映る、パリの街で交差する人々の営み。セドリック・クラピッシュが描く群像劇。】
舞台は現代のパリ。心臓病を患い、死の影に怯えながら移植手術を待つダンサー、ピエール。アパルトマンのバルコニーから街を眺めることしかできない彼の日々。その目には、悩み多きパン屋の女主人、歴史学者の大学教授、市場で働く人々など、様々な人生が映し出される。彼の世話を焼く姉のエリーズもまた、自身の人生に悩みを抱えていた。一見無関係な彼らの日常が、ピエールの視線を通してやがて見えない糸で結ばれていく。生と死の狭間で、彼が見つけた本当のパリの姿と人生の輝き。