- 製作
- 1954年 日本
- 時間
- 106分
- 監督
- 本多猪四郎
- 出演
- 池部良岡田茉莉子三國連太郎
- 種類
- 戦争ヒューマンドラマ
【太平洋戦争末期の激戦地ラバウルを舞台に、死と隣り合わせの日常を生きる航空隊の男たちの絆と葛藤を描く戦争巨編。】
太平洋戦争末期、南太平洋の孤島ラバウル。そこは、制空権を失い、補給も途絶えた日本軍航空隊の最前線基地。若き撃墜王として名を馳せた野口大尉も、日に日に激しくなる敵の猛攻と、次々と散っていく仲間たちの姿に、焦りと無力感を募らせていた。死が日常となった極限状況の中で、兵士たちは故郷を、家族を、そして恋人を想う。生きて帰ることを許されない運命を背負いながらも、彼らが見出した最後の希望とは何か。壮絶な空中戦と、基地で繰り広げられる人間ドラマを通して、戦争の非情さと、それでも失われない人間の尊厳を力強く描く物語。