- 製作
- 1969年 フランス
- 時間
- 86分
- 監督
- フランソワ・トリュフォー
- 出演
- ジャン=ピエール・カルゴルフランソワ・トリュフォージャン・ダステ
- 種類
- ヒューマンドラマ実話
フランスを代表する名匠フランソワ・トリュフォーが、実在のフランス人医師ジャン・イタールが19世紀初頭に発表した「アヴェロンの野生児」の記録をもとにモノクロ映像で撮りあげたドラマ。18世紀末。フランス中部にあるアベロンの森で、獣のような生活をしていた人間の少年が発見された。言葉を発せず意思疎通が困難な少年はパリのろうあ研究所に送られ、酷い扱いを受ける。見かねたイタール博士は少年を自宅に引き取り、家政婦のゲラン夫人と協力しながら教育していく。トリュフォー監督が自らイタール博士に扮し、見捨てられた少年に教育と愛情を与える人物を演じた。