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1976年、フランスの田舎町。いたずら、初恋、小さな冒険。子供たちの瞳を通して描かれる、誰もが経験した甘酸っぱい日々の記録。
夏休みを間近に控えたフランスの地方都市ティエール。学校に通う様々な子供たちの日常を、温かい眼差しで切り取った物語。初めての恋に胸をときめかせる少年、親の愛情に恵まれず孤独を抱える子、ささいなことで喧嘩し、すぐに仲直りする仲間たち。特別な事件は起こらない。しかし、そこには子供時代にしか存在しない、かけがえのない喜び、悲しみ、そして発見の数々。大人になる一歩手前の、きらめくような一瞬の輝き。
ネット上の声
- 1976年夏、フランス中部の街ティエールで暮らす小学生たちを描いた、フランソワ・
- 原題“L'argent de Poche”はお小遣い、ポケットマネーの意味
- 子供時代に苦しんだ者ほど生命力に恵まれる
- 振り返る人生があってこそ楽しめる映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジョリー・デムソー
-
映画作りは魔法か、戦場か。フランソワ・トリュフォーが映画人へ贈る、愛と狂気に満ちた人間賛歌。
舞台は南フランス、ニースの撮影スタジオ。一本のメロドラマ映画「パメラを紹介します」の撮影現場。監督のフェランは、次々と起こるトラブルに奔走する。主演女優の精神不安定、俳優同士の恋愛沙汰、猫のNG連発。撮影は混乱の極みへ。虚構と現実が交錯する中、多くの困難を乗り越え映画を完成させるという一つの目的へ向かうスタッフとキャスト。映画作りの裏側にある喜怒哀楽のすべて。
ネット上の声
- 映画とは愛すべき壮大な共同妄想夢芝居
- 『映画』を愛するすべての人へ愛を込めて。
- トリュフォー監督の映画の中の映画作り
- 映画製作は、駅馬車の旅と似ている
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間117分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャクリーン・ビセット
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過去の恋、現在の妻、新たな出会い。愛を求め続ける男、アントワーヌ・ドワネルの人生の旅路、その最終章。
30代になり、作家として働くアントワーヌ・ドワネルは、妻クリスティーヌとの離婚の真っ只中。そんなある日、列車の中で初恋の相手コレットと偶然再会する。これをきっかけに、彼の脳裏にはこれまでの恋愛遍歴が次々と蘇る。クリスティーヌとの出会いと別れ、そして新たな恋人サビーヌとの関係。過去と現在が交錯する中で、彼は自身の愛の形を見つめ直す。一人の男の成長と人生を20年にわたり描き続けた、トリュフォー監督によるドワネル・シリーズの感動的な完結編。
ネット上の声
- ドワネルシリーズ最終回、前4作の伏線がこんな形で回収されるとは!ストーリーの巧さ
- フランソワ・トリュフォー監督による"アントワーヌ・ドワネルの冒険"シリーズの5作
- この作品だけ観ても良さは半減するのかな🤔
- アントワーヌ・ドワネルくん、ついに最終章
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
1950年代パリ、大人たちの無理解に反抗する12歳の少年の孤独な魂の彷徨。
舞台は1950年代のパリ。主人公は12歳の少年アントワーヌ・ドワネル。学校では教師に叱られ、家庭では両親の不和に心を痛める日々。彼の唯一の慰めは、親友との悪戯と映画鑑賞。しかし、ささいな嘘がきっかけで、彼は学校からも家庭からも孤立。自由を求めて家出したアントワーヌを待っていたのは、あまりにも厳しい現実。生きるために犯した過ちが、彼を少年鑑別所へと送ることに。彼の小さな反抗と逃避行の果てに見るものとは。
ネット上の声
- 回転遊具のシーンがまさにこの映画のメタファー
- 「これは自分だ」と感じさせるほど上手い!
- ここまでタイトルそのままな映画も珍しい
- 大人は子供の何をわかっているの??
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
奔放な一人の女と二人の男。20年以上に及ぶ友情と愛憎が織りなす、フランス・ヌーヴェルヴァーグの不朽の名作。
20世紀初頭のパリ。オーストリア人のジュールとフランス人のジムは、文学と芸術を愛する無二の親友。ある日、二人はギリシャ彫刻のように奔放で魅力的な女性カトリーヌと出会い、同時に恋に落ちる。やがてジュールがカトリーヌと結婚するも、第一次世界大戦が勃発し、三人は敵国同士として引き裂かれる。戦後、奇跡的に再会を果たした彼らだったが、カトリーヌの自由な魂は夫のジュールだけでなく、ジムへも愛を向ける。友情と愛情の境界線で揺れ動く奇妙な三角関係。彼らが追い求めた愛の理想郷は、やがて誰も予測しなかった衝撃的な結末へと突き進んでいく。
ネット上の声
- ヌーヴェルヴァーグを代表する監督の一人フランソワ・トリュフォー監督になぜか今まで
- 既存の社会の価値観に収まらない若者の愛と友情
- トリュフォーの偉大な功績。胸が躍ります。
- 見知らぬ男に肉体を与えたいと思う女が一人
三角関係、 ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャンヌ・モロー
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亡き妻への愛に囚われ、死者のための部屋を作り続ける男。生と死の狭間で揺れる、トリュフォーの異色作。
第一次世界大戦直後のフランスの田舎町。新聞記者のジュリアンは、10年前に亡くした妻を今も狂おしいほどに愛し続けていた。彼は自宅の一室を改造し、妻の遺品や写真で満たした「緑色の部屋」を創り上げる。そこは彼にとって、死者たちと対話するための神聖な聖域。やがて彼の追悼の念は、亡き友人たちへも及び、その執着は次第に常軌を逸していく。生者との関係を拒絶し、死者の記憶にのみ生きようとする男の、孤独で痛ましい愛の終着点。
ネット上の声
- トリュフォー映画のメインどころはなんとなく合わなさそうで観てないのですが、トリュ
- 死者とともに生きるということは・・・
- モンマルトルの墓地に
- 第一次世界大戦後
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演フランソワ・トリュフォー
-
軍隊を不名誉除隊された青年アントワーヌ。恋と仕事に不器用な彼が、60年代のパリを彷徨う青春物語。
1968年のパリ。軍隊を不名誉除隊になったアントワーヌ・ドワネル。社会復帰を目指すも、ホテルマン、私立探偵と職を転々とする日々。探偵の仕事で出会った美しい人妻に心を奪われる一方、長年の恋人クリスティーヌとの関係も進展しない。何をやってもどこか空回り。大人になりきれない青年の、可笑しくも切ない恋と日常の断片。フランソワ・トリュフォー監督が自身の分身アントワーヌの成長を描く人気シリーズの一作。パリの街並みを背景に揺れ動く青春の輝きとほろ苦さ。
ネット上の声
- トリュフォーって足フェチさんだったのね。
- トリュフォーのアントワーヌシリーズ第3作
- アントワーヌくん職を転々とするの巻
- 純情でにくめないダメ男キャラ追加
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
20世紀初頭のパリ。一人のフランス人男性とイギリス人姉妹が織りなす、繊細で痛みを伴う愛の三角形を描く恋愛ドラマ。
20世紀初頭のパリ。芸術を愛する青年クロードは、イギリス人姉妹アンとミュリエルに出会う。奔放な姉アンと内気な妹ミュリエル、対照的な二人の魅力に惹かれるクロード。彼はミュリエルとの結婚を望むが、周囲の反対により一年間の別離を余儀なくされる。この期間が、三人の運命を大きく狂わせていく。揺れ動く心、移り変わる愛情、そして友情と恋愛のはざまで苦悩する日々。果たして彼らが見つける愛の形とは。トリュフォー監督が描く、美しくも残酷な愛の年代記。
ネット上の声
- ただそれはわたしではないだけであって、わたしもあなたではないということです
- 勝手で自己満足でそれでも輝いている恋
- フランス映画で最も美しい作品。
- 大陸の男と島国の女達の恋心
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
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殺人罪で服役中の、奔放で美しい娘。彼女の過去を調査する真面目な社会学者が、その魔性の魅力の虜になっていくブラックコメディ。
女性犯罪をテーマに論文を執筆する社会学者スタニスラス。彼は研究のため、恋人を殺した罪で刑務所に収監されている若い女、カミーユ・ブリスに面会を申し込む。監獄の中でも自由奔放に振る舞うカミーユ。彼女は自身の波乱万丈な半生を、悪びれる様子もなく赤裸々に語り始める。その話はあまりに魅力的で、どこかユーモラス。スタニスラスは、研究対象であるはずの彼女に次第に惹きつけられ、公私の区別がつかなくなっていく。果たして彼女は本当に冷酷な殺人犯なのか、それとも運命に翻弄された無実の犠牲者なのか。真実が明らかになる時、学者の運命は大きく狂い始める。巨匠トリュフォーが描く、予測不能な愛と犯罪の物語。
ネット上の声
- 男がみんな振り向く魔性の女ってほんとにいるんですかねー🤔美貌もあると思うけど男心
- 冒頭、社会学者スタニスラス・プレビン氏の新刊を探しにきた女の子、っていうシーンか
- 『あこがれ』でヒロインだったベルナデット・ラフォンを14年ぶりに主役に迎えた、明
- トリュフォー・マジックに魅了される☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ベルナデット・ラフォン
-
結婚生活の喜劇と悲劇。パリを舞台に、自由奔放な夫と現実的な妻が織りなす、愛とすれ違いの日々。
舞台は1970年代のパリ。念願の結婚を果たしたアントワーヌとクリスティーヌ。彼は花に水をやる奇妙な仕事に就き、彼女はヴァイオリンを教える穏やかな日常。しかし、アントワーヌが日本の女性と浮気したことで、二人の関係に亀裂。愛するがゆえの嫉妬、すれ違う心。果たして、若き夫婦が見つけ出す「家庭」の形とは。離婚の危機を乗り越え、二人が下す決断。
ネット上の声
- 長い友情の旅に出るクリスティーヌとドワネル
- アントワーヌくんドタバタ家庭劇場の巻
- “フランス流・普遍性”を感じさせる
- 「巨匠」トリュフォーの松竹大船調
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
彼の葬儀に集ったのは、彼が愛した女たちだけ。一人の男の尽きることなき女性への愛と探求を描く物語。
主人公ベルトラン・モラーヌの葬儀から始まる物語。参列者は、彼が生涯をかけて愛した女性たちのみ。モンペリエの街を舞台に、彼の視点から過去が紐解かれていく。すれ違う女性の脚にさえ心を奪われ、その魅力の虜となるベルトラン。彼の人生は、まさに女性たちとの出会いと別れの連続。その飽くなき探求と情熱を、彼は自伝「恋愛日記」に綴っていく。数多の恋愛の果てに彼が見つけたものとは何か。トリュフォーが描く、ある男の愛すべき、そして少しもの悲しい女性讃歌。
ネット上の声
- 『恋愛日記』を読めば分る男と女の心理学!
- 流石トリュフォー(^_^) 芸術的で◎!
- またまたトリュフォー💕です😄
- 女性の脚は、美しきコンパス☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演シャルル・デネ
-
17歳になったアントワーヌ・ドワネルの新たな恋。音楽会で出会った少女コレットとの、甘くほろ苦い青春のひととき。
映画『大人は判ってくれない』から数年後、17歳になったアントワーヌ。レコード工場で働きながら、一人暮らしで気ままな生活を送る日々。ある日、音楽会で同い年の少女コレットと出会い、一目で恋に落ちる。彼女の気を引こうと、同じ地区に引っ越しまでしてしまうアントワーヌ。友人としては受け入れられるものの、彼の真っ直ぐな想いはなかなか彼女に届かない。思春期特有の空回りする情熱と、ままならない恋の行方。ヌーヴェルヴァーグの巨匠が描く、青春の輝きと切なさが詰まった珠玉の短編。
ネット上の声
- マリー=フランス・ピジェの張りきったえらが白黒の陰影で隠れていい感じだったけどこ
- 好きになったあの子にフラれて好きになったあの子の両親とテレビをみるアントワーヌド
- 「大人は判ってくれない」の少年アントワーヌが少し成長し初恋する様を描いた短編で、
- マリー・フランス・ピジェの家族とレオーの団欒が良く撮れているだけに、ピジェが今カ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間30分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
著名な文学者が恋に落ちたのは、若く美しい客室乗務員。家庭と情事の間で揺れる、男の破滅的な愛の物語。
妻子ある著名な文学評論家ピエール。リスボンへの出張で出会った若く美しい客室乗務員ニコルと、彼は一瞬で恋に落ちる。パリに戻ってからも続く、秘密の逢瀬。家庭と情熱的な恋の間で揺れ動き、嘘を重ねていくピエール。妻との関係は冷え切り、ニコルとの未来を夢見るが、事態は予期せぬ方向へ。愛の甘美さと、それがもたらす残酷な現実。フランス映画の巨匠トリュフォーが描く、大人の恋愛の悲劇的な結末。
ネット上の声
- どうしてフランス映画の女性はここまで怖いのか
- どうしてフランス映画の女性はここまで怖いのか
- トリュフォーが残したドルレアックの美しさ
- 男がこの映画を見れば浮気しない、、、?
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン・ドザイー
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ナチス占領下のパリ。愛するユダヤ人の夫を劇場の地下室に匿い、舞台に立ち続ける女優。芸術と愛を守るため、危険な二重生活が始まる。
1942年、ナチス占領下のパリ。モンマルトル劇場の看板女優マリオンは、ユダヤ人の夫で演出家のルカを亡命したと偽り、劇場の地下室に匿っていた。夜ごと地下に潜り、夫から新作の演出指導を受けるマリオン。昼は何も知らない顔で舞台に立ち、喝采を浴びる。それは、芸術の灯を消さず、愛する人を守るための危険な二重生活の始まり。厳しい検閲や密告の恐怖が渦巻く中、彼女は毅然と劇団を率いていく。そんな彼女の前に、新たな相手役として俳優ベルナールが現れる。共に舞台を創り上げるうち、二人の間には特別な感情が芽生え始める。夫への愛と、ベルナールへの想いの間で揺れ動くマリオンの運命。終電車のベルが鳴り響く夜のパリで、一つの嘘が大きなうねりを生んでいく。
ネット上の声
- 38歳のカトリーヌ・ドヌーヴ、貫禄の美しさ
- 上品でお洒落で格好良くてGoodな作品
- 埋没から浮上へ、そして、希望へ
- 女ざかりのドヌーヴにうっとり。
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国フランス
- 時間131分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
-
天才ピアニストの過去が、ギャングとの逃避行と悲恋を呼ぶ。ヌーヴェルヴァーグの巨匠が描く、予測不能なフィルム・ノワール。
パリのしがないバーでピアノを弾く男、シャルリ・コレール。彼の正体は、かつて世間の脚光を浴びた天才ピアニスト、エドゥアール・サロヤン。過去を捨て、静かに暮らす彼のもとへ、ギャングである兄が追手から逃れるために駆け込んできた日。彼の日常は崩壊。兄を助けたことで、シャルリ自身もギャングとの抗争に巻き込まれる運命。同僚のウェイトレス、レナとの恋も、迫りくる危険な影に脅かされる。愛と暴力が交錯する中、彼が再びピアノを弾く日は来るのか。その指が奏でるのは、希望か、それとも絶望の旋律か。
ネット上の声
- 【”シャルル・アズナブールって、俳優でもあったんだ!”高名なピアニストが、場末のカフェのピアニストになった訳。そしてギャングの抗争に巻き込まれていく、フィルムノワール。】
- トリュフォーの繊細なタッチに滲む映画愛
- ささやかな諦観、僕はただピアノを弾く
- 自由奔放な映像に込められた頽廃と寂寥
ピアニスト、 恋愛
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演シャルル・アズナヴール
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8年前の激しい恋が、隣人として再燃。平穏な日常を狂わせる、男女の破滅的な愛の物語。
グルノーブル郊外の静かな住宅地。妻と息子と幸せに暮らすベルナールの隣に、ある日一組の夫婦が越してくる。その妻は、かつて死ぬほど愛し、憎しみ合って別れた元恋人マチルドだった。封印したはずの過去の情熱。互いに家庭を持ちながらも、二人は周囲の目を盗んで密会を重ね、再び激しい恋に落ちていく。しかし、その危険な関係は次第に常軌を逸した執着へと変貌。幸福と破滅の間で引き裂かれる魂。彼らが選ぶ、あまりにも過酷な愛の結末。
ネット上の声
- もはや一般論とかは通用しない恋愛なのかもしれないけど、あのラストを見るとやはり、
- スーパーのお寿司と南蛮漬けwith缶チューハイの夕飯を食べてすぐに布団に倒れこみ
- お互い家庭があって、昔の恋人が偶然隣に引っ越してくるとか、そんなことある?
- 男は理屈に支配され、女は感情に支配される
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジェラール・ドパルデュー
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文豪ヴィクトル・ユゴーの娘アデル。一人の男を追い求め、愛の執念が狂気へと堕ちていく衝撃の実話。
19世紀、カナダ。フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの娘アデルは、かつて愛したイギリス軍中尉ピンソンを追い、たった一人で海を渡った。彼女の願いは、ただ彼と結ばれること。しかし、ピンソンは冷酷にも彼女を拒絶する。それでも諦めきれないアデルは、偽名を使い、手紙を偽造し、あらゆる手段で彼の愛を取り戻そうと試みる。周囲からの忠告も耳に入らず、ひたすらに愛を追い求める彼女の純粋な情熱は、やがて狂気的な執着へと変貌していく。実在の人物の日記に基づき描かれる、愛の果てにある孤独と魂の彷徨。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 若い頃に思っていた、一生に一度の恋にのめり込んだ挙げ句精神の均衡を壊した悲劇的な女性の話…というようなロマンチックなもの…ではありませんでした…
- にんげんの執念、または情熱についての一考察
- 19歳にして大女優のイザベル・アジャーニ
- 本格派トリュフォーの底力を見た!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演イザベル・アジャーニ
-
殺人容疑をかけられた上司を救うため、美しき秘書が素人探偵に。モノクロームで描かれる、小粋なフレンチ・ミステリー。
南フランスの不動産会社。社長のジュリアンは、妻とその愛人が殺害された事件の容疑者に。追いつめられた彼を救うため、密かに想いを寄せる秘書のバルバラが立ち上がる。警察の目を盗み、ジュリアンを匿いながら、たった一人で真犯人探しの調査を開始。危険な世界に足を踏み入れ、次々と現れる怪しい人物たち。嘘と秘密が渦巻く中、彼女は持ち前の度胸と機転で真相に迫っていく。果たして、愛する上司の無実を証明できるのか。日曜が待ち遠しくなる、スリリングな謎解きの結末。
ネット上の声
- おしゃれとサスペンスの組み合わせが悪くて、ダレた作品になっちゃった印象
- ラストで持ってかれた! やっぱトリュフォー好きだ
- フランソワ・トリュフォーに挑戦、第3弾!
- トリュフォー映画もっともっと観たい~
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ファニー・アルダン
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ヌーベルバーグの巨匠フランソワ・トリュフォーが1966年に製作したSF作品で、トリュフォーにとって初の英語作品。レイ・ブラッドベリの原作小説を映画化し、読書が禁じられた近未来の超管理社会を舞台に、焚書係の男と本を所持していた女の心の交流を描いた。読書や本の所持が禁じられた未来。書物の捜索と焼却を仕事にするモンターグは、妻リンダと瓜二つの女性クラリスと知り合う。本に対して情熱を持つクラリスに刺激され、モンターグも禁じられた本に手を出し、その魅力にとりつかれていく。しかし、夫が読書をしていることを知ったリンダにより、モンターグは密告され……。後に映画監督となり「美しき冒険旅行」「赤い影」などを手がける名手ニコラス・ローグが撮影を担当。音楽は「タクシードライバー」のバーナード・ハーマン。2014年12月、「ヌーヴェル・バーグSF映画対決!トリュフォー×ゴダール」と題し、ジャン=リュック・ゴダールの「アルファヴィル」とともにデジタルリマスター版上映。
ネット上の声
- 手持ちのDVDの中から、本作を選んで観てみました
- 追悼レイ氏〜データは華氏何度で燃えるか?
- だんだんダニエルクレイヴに見えてきた。
- 本を読むしあわせ=思考する喜び
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間112分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演オスカー・ウェルナー
-
少年は青年へ。『大人は判ってくれない』のその後。音楽会で芽生えた淡い恋の行方を描く、ほろ苦い青春の一篇。
あのアントワーヌ・ドワネルが17歳の青年に。レコード工場で働き自立した生活を送る彼が、ある音楽会でコレットという名の少女に出会う。一目で恋に落ちたアントワーヌは、彼女の気を引こうと必死のアプローチ。彼女の家の向かいに部屋を借り、情熱的な想いを伝える。しかし、コレットにとって彼はあくまで「友達」。むしろ彼女の両親の方がアントワーヌを気に入っている始末。募る想いと、縮まらない二人の距離。誰もが経験するであろう、一方通行の恋の痛みと切なさ。
ネット上の声
- 小品「アントワーヌとコレット」について
- 「大人は判ってくれない」の続編☆
- フランケンシュタインのストーカー
- アントワーヌくん恋をするの巻
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス,イタリア,日本,ドイツ,ポーランド
- 時間121分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
18世紀フランスの森で発見された、言葉も知らぬ一人の野生児。ある医師の挑戦が、人間とは何か、教育とは何かを静かに問いかける。
1798年、フランス・アヴェロンの森。そこで一人の少年が発見された。彼は言葉を話さず、四つ足で走り、人間社会から完全に隔絶された「野生児」だった。好奇の目に晒される少年を、医師のイタールが引き取り、ヴィクトールと名付ける。人間とは何か、教育は可能か。イタールは、ヴィクトールに言葉と感情、そして人間性を教え込もうと、根気強い挑戦を開始。文明と野生の間で揺れ動く魂。果たして、少年の心に光は灯るのか。実話に基づく、感動の記録。
ネット上の声
- ロマの少年とトリュフォー自身のW主演で贈る、「アンドレ・バザン」継承のためのイニシエーション
- 少年はアントワーヌでありトリュフォー自身
- フランソワ・トリュフォー監督初鑑賞🔰
- 野生を演技・演出した記録風の映画
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・カルゴル
-
南フランスの夏、美しい女性とその恋人の姿を、好奇心と嫉妬の眼差しで追いかける少年たちの、甘くほろ苦いひと夏の恋物語。
1957年、南フランスのニーム。夏の日差しが照りつける中、5人の少年グループ「いたずらっ子たち」は、村一番の美女ベルナデットに夢中。彼女が恋人ジェラールと愛を育む様子を、少年たちは憧れと嫉妬が入り混じった複雑な感情で盗み見る。純粋な好奇心は次第にエスカレートし、二人のデートを邪魔するいたずらを仕掛けるように。大人への階段を上り始める少年たちの、無邪気で少し残酷なひと夏の経験を描く、切ない青春の一篇。
ネット上の声
- 短編処女作〜トリュフォーの才能を垣間見る
- 「大人は判ってくれない」の前に見てほしい
- ベルナデット・ラフォンが亡くなった
- 人生のほんの一瞬のできごと
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ベルナデット・ラフォン
-
結婚式の日に夫を殺された女。その手に握られたリストと黒衣をまとい、5人の男へ捧げる冷徹な復讐劇。
幸せの絶頂、結婚式の教会から出てきた瞬間、夫が凶弾に倒れる。全てを失った女、ジュリー・コレール。彼女の人生の目的はただ一つ、夫を殺した5人の男たちへの復讐。手帳に記された名前だけを頼りに、素性を偽り、一人、また一人と男たちに近づいていく。ある者には美貌で、ある者には知略で、周到に準備された死の罠。しかし、復讐を重ねるほどに、彼女の心は乾き、事件の背後に隠された意外な真相が姿を現し始める。愛と憎しみの果てに彼女が見るものとは。スタイリッシュな復讐サスペンス。
ネット上の声
- 記念すべき?人生初トリュフォーは、捻くれてトリュフォー自身が失敗作と語る本作から
- スタンダードなサスペンス・・・・かな?
- トリフォーのヒッチコック、オマージュ
- 流麗華麗で乾いたサスペンスを愉しむ
サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間107分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャンヌ・モロー
-
アメリカのミステリー作家ウィリアム・アイリッシュの小説「暗闇へのワルツ」を、フランソワ・トリュフォー監督がヒッチコック風の映像技巧で映画化したミステリアスなラブストーリー。フランス領レユニオン島でタバコ工場を営むルイは、写真でお見合いした女性と結婚することに。島を訪れた彼女を迎えに行くが、そこに現われたのは写真とはまるで別人の美女だった。2人はすぐに結婚するが、やがて彼女はルイの財産を持ち出して行方をくらましてしまう。カトリーヌ・ドヌーブが妖艶な悪女を熱演。 1970年に日本初公開。2013年、特別企画「スクリーン・ビューティーズ Vol.2 カトリーヌ・ドヌーブ」でデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 1969年…インド洋に浮かぶフランス領の島レユニオン島…そこでタバコ工場を経営す
- トリュフォー作品、続けて凹むのに当たってしまった😧
- 彼女は本当に悪女だったのだろうか
- 男は馬鹿だとつくづく思える作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間123分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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ネット上の声
- ゴダールとトリュフォーの共同モニュメント
- 男と女とカメラ
- ジャン・ルノワールへのリスペクト?
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス,ハンガリー,ギリシャ,チェコスロバキア,イギリス
- 時間71分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=クロード・ブリアリ
-
洪水に見舞われた町からなんとかパリにたどり着こうと悪戦苦闘する女の子の姿を、サイレント喜劇タッチで描いた短編。サイレント期の監督マック・セネットに捧げられている。前年に映画製作プロダクション・レ・フィルム・キャロッスを設立したフランソワ・トリュフォーが即興的にキャメラを回した未完のフィルムをジャン・リュック・ゴダールが編集、ゴダールの提案で2人の共同監督作品(唯一の)として発表したもの。製作はピエール・ブロンベルジェ、撮影はミシェル・ラトゥーシュが担当。主演はカロリーヌ・ディムと、ゴダールの「女は女である」などにも出演したジャン・クロード・ブリアリ。日本公開に当たり、短編オムニバス企画「水の話 プチ・シネマ・バザール」(全5編)の1編として上映された。
ネット上の声
- つい先日亡くなったジャンリュックゴダールとフランソワトリュフォーによる唯一の共同
- 人工的なスタジオから飛び出し、現実の生きた空気にカメラを触れさせ、その瑞々しい世
- トリュフォーが没にした映像もらってアフレコ被せてるらしいからもともと全然違うセリ
- ゴダールたとトリュフォーの共作って話だけど、少しトリュフォーっぽい演出があるだけ
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間18分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演---