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結婚後わずかの間に事故で死んでしまった若妻の肖像や遺品で飾られた“緑色の部屋”で生活する男の死者への愛情を描く。製作はマルセル・べルべールとローラン・トゥノー、監督は「恋愛日記」のフランソワ・トリュフォー。ヘンリー・C・ジェームズの数篇の単篇小説を基にトリュフォーとジャン・グリュオーが脚色。助監督はシュザンヌ・シフマン、撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はモーリス・ジョーべール、編集はマルティーヌ・バラーク・キュリー、美術はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコ、衣装はモニーク・デュリーとクリスチャン・ガスクが各々担当。出演はフランソワ・トリュフォー、ナタリーバイ、ジャン・ダステ、ジャン・ピエール・ムーラン、アントワーヌ・ヴィテーズ、ジャーヌ・ロブル、ジャン・ピエール・デュコス、アニー・ミレールなど。
ネット上の声
- トリュフォー映画のメインどころはなんとなく合わなさそうで観てないのですが、トリュ
- 死者とともに生きるということは・・・
- モンマルトルの墓地に
- 第一次世界大戦後
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演フランソワ・トリュフォー
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詩的な映像表現と才気に満ちた4本の作品を遺し、29歳の若さでこの世を去ったフランスの伝説的映画作家ジャン・ビゴが28歳の時に手がけた監督第3作。フランスの全寮制中学。教師たちは規則で生徒たちを抑えつけ管理しようとする。ついに我慢の限界に達した生徒たちは、自由を求めて“革命”を起こす。そのスキャンダラスな内容から12年近く公開禁止となった。日本では1976年にフランス映画社配給で劇場公開。2018年12月、ビゴ監督の唯一の長編「アタラント号」4Kレストア版の劇場公開と同時公開。
ネット上の声
- 以前から岩倉のBOOK OFFで売れ残っていたジャン・ヴィゴのボックス・セット
- 戦前のものとは思えない感覚
- 学校の反乱と性
- 自由こそ総て
ヒューマンドラマ
- 製作年1933年
- 製作国フランス
- 時間45分
- 監督ジャン・ヴィゴ
- 主演ルイ・ルフェーブル
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短編を含めてわずか4作品しか残せず、29歳の若さで他界したフランスの伝説的映画作家ジャン・ビゴが1934年に発表した、遺作にして唯一の長編監督作。田舎町とル・アーブルを結ぶ艀船アタラント号に、船長のジャンと、ジャンと結婚したばかりのジュリエット、変わり者の老水夫ジュール、少年水夫、そして何匹かの猫が乗っていた。新婚生活に心ときめかせていたジュリエットだったが、単調な水上生活と狭い船内を次第に息苦しく感じるようになる。やがてアタラント号はパリに着き、ジャンとジュリエットはダンスホールにでかけるが、そこで出会った行商人の男にジュリエットが口説かれる。田舎娘のジュリエットは大都会パリへの憧れを抑えきれず、夜にこっそり船を抜け出してしまう。怒ったジャンは、ジュリエットをおいて出航してしまうが……。オリジナルバージョンが長らく失われていたが、オリジナルに近いネガの発見により1990年に復元され、日本でも91年に劇場公開された。2018年12月には、4Kレストア版が劇場公開。
ネット上の声
- この時代にこのような映像を撮っていた才能は恐るべきもの
- 本作で最後に辿り着く、ル・アーヴルという港町
- ゆく年を想う映画鑑賞となった
- ゆく年を想う映画鑑賞となった
ヒューマンドラマ
- 製作年1934年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ジャン・ヴィゴ
- 主演ディタ・パルロ
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フランスを代表する名匠フランソワ・トリュフォーが、実在のフランス人医師ジャン・イタールが19世紀初頭に発表した「アヴェロンの野生児」の記録をもとにモノクロ映像で撮りあげたドラマ。18世紀末。フランス中部にあるアベロンの森で、獣のような生活をしていた人間の少年が発見された。言葉を発せず意思疎通が困難な少年はパリのろうあ研究所に送られ、酷い扱いを受ける。見かねたイタール博士は少年を自宅に引き取り、家政婦のゲラン夫人と協力しながら教育していく。トリュフォー監督が自らイタール博士に扮し、見捨てられた少年に教育と愛情を与える人物を演じた。
ネット上の声
- ロマの少年とトリュフォー自身のW主演で贈る、「アンドレ・バザン」継承のためのイニシエーション
- 少年はアントワーヌでありトリュフォー自身
- フランソワ・トリュフォー監督初鑑賞🔰
- 野生を演技・演出した記録風の映画
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・カルゴル