18世紀フランスの森で発見された、言葉も知らぬ一人の野生児。ある医師の挑戦が、人間とは何か、教育とは何かを静かに問いかける。
1798年、フランス・アヴェロンの森。そこで一人の少年が発見された。彼は言葉を話さず、四つ足で走り、人間社会から完全に隔絶された「野生児」だった。好奇の目に晒される少年を、医師のイタールが引き取り、ヴィクトールと名付ける。人間とは何か、教育は可能か。イタールは、ヴィクトールに言葉と感情、そして人間性を教え込もうと、根気強い挑戦を開始。文明と野生の間で揺れ動く魂。果たして、少年の心に光は灯るのか。実話に基づく、感動の記録。
ネット上の声
- ロマの少年とトリュフォー自身のW主演で贈る、「アンドレ・バザン」継承のためのイニシエーション
- 少年はアントワーヌでありトリュフォー自身
- フランソワ・トリュフォー監督初鑑賞🔰
- 野生を演技・演出した記録風の映画
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・カルゴル