- 製作
- 1980年 フランス
- 時間
- 131分
- 監督
- フランソワ・トリュフォー
- 出演
- カトリーヌ・ドヌーヴジェラール・ドパルデュージャン・ポワレ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【ナチス占領下のパリ。愛するユダヤ人の夫を劇場の地下室に匿い、舞台に立ち続ける女優。芸術と愛を守るため、危険な二重生活が始まる。】
1942年、ナチス占領下のパリ。モンマルトル劇場の看板女優マリオンは、ユダヤ人の夫で演出家のルカを亡命したと偽り、劇場の地下室に匿っていた。夜ごと地下に潜り、夫から新作の演出指導を受けるマリオン。昼は何も知らない顔で舞台に立ち、喝采を浴びる。それは、芸術の灯を消さず、愛する人を守るための危険な二重生活の始まり。厳しい検閲や密告の恐怖が渦巻く中、彼女は毅然と劇団を率いていく。そんな彼女の前に、新たな相手役として俳優ベルナールが現れる。共に舞台を創り上げるうち、二人の間には特別な感情が芽生え始める。夫への愛と、ベルナールへの想いの間で揺れ動くマリオンの運命。終電車のベルが鳴り響く夜のパリで、一つの嘘が大きなうねりを生んでいく。