-
厳しくも深い親子の情愛を描く、歌舞伎舞踊の傑作。親獅子と仔獅子の魂の躍動をスクリーンで体感。
舞台は能の「石橋」を題材にした清涼山の麓。我が子を千尋の谷に突き落とし、その成長を試す親獅子の厳格な愛。仔獅子は懸命に谷を這い上がり、試練を乗り越えようとする。前半の静かな舞踊から一転、後半では親子の獅子が揃い、長く白い毛と赤い毛を勇壮に振り回す「毛振り」の圧巻。親から子へと受け継がれる魂の継承を描いた、豪華絢爛な様式美の世界。
ネット上の声
- 歌舞伎は初めてだったけど、シネマ歌舞伎っていう形式がすごく観やすかった!大画面で見る連獅子の迫力、特に毛振りは圧巻の一言。親子愛にも感動したな〜。
- いよっ、中村屋!これぞ日本の美!
- うーん、正直何がすごいのかよく分からなかった。歌舞伎って難しいイメージそのままだったかな。
- 『らくだ』で大笑いした後の『連獅子』、この組み合わせ最高!迫力満点で大満足でした。
シネマ歌舞
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督山田洋次
- 主演中村勘三郎
-
江戸の年の瀬、博打好きの左官が手にした大金。娘を想う親心と、江戸っ子の意地が起こす奇跡の物語。
江戸の町、大晦日。腕は一流だが博打好きの左官・長兵衛は、娘のお久が吉原に身を売り工面した五十両という大金を手にする。心を入れ替え、娘を身請けしようと誓う長兵衛。しかしその帰り道、店の金五十両をなくし、身投げしようとする若者・文七に出会う。不憫に思った長兵衛は、江戸っ子の意地と人情から、娘の大切な金を全て文七に渡してしまう。金も娘も失い、絶望する長兵衛を待っていた思いがけない結末。落語の名作を歌舞伎で描く、笑いと涙の人情喜劇。
ネット上の声
- 狂うジャパンだ。かっこいい!
- シネマ歌舞伎って思っていて、すみません。
- 人情って可笑しくて悲しくて最高です。
- 勘太郎の鼻水がみずみずしい
シネマ歌舞
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山田洋次
- 主演中村勘三郎
-
日本中を笑いと涙で包んだあの寅さんが帰ってくる。シリーズ誕生50周年、22年ぶりの新作は、寅さんを愛したみんなの物語。
寅さんの甥、諏訪満男は、今や中学生の娘を持つ小説家。妻の七回忌の法要で、柴又のおなじみの面々が集まり、思い出話に花が咲く。話題の中心は、いつもみんなを笑わせ、困らせ、そして誰よりも愛された伯父・車寅次郎のこと。蘇る破天荒なエピソードと、心に染みる温かい言葉の数々。過去の寅さんの思い出が、現在の満男の人生と交錯し、新たな一歩を踏み出す勇気を与える。スクリーンに蘇る寅さんが贈る、笑いと涙のメッセージ。
ネット上の声
- 2019年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ50作目
- 寅さん不在を補完し新たな世界観を提示した山田組
- 冒頭の桑田MVがなければもっと良かった
- なんで帰って来てしまったのか寅さん
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
北海道の酪農地帯を舞台に、過去を背負う男と幼い息子を育てる未亡人が織りなす、不器用で切ない愛の人間ドラマ。
夏の北海道、中標津。夫を亡くし、幼い息子・武志と牧場を営む民子のもとに、土砂降りの夜、一人の男・田島が雨宿りを求めて現れる。素性を明かさぬまま、農作業を手伝うことになった田島。その誠実な働きぶりに、民子と武志は次第に心を開いていく。しかし、田島には決して明かせない重い過去。ようやく訪れた穏やかな日々に、忍び寄る別れの影。三人の間に芽生えた温かい絆の行方。
ネット上の声
- 先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く...
- 健さんは黄色いハンカチをもって帰ってくる
- 良い所一杯ありすぎて書き切れませんが
- 山田洋次の最高作といっていい一作。
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督山田洋次
- 主演高倉健
-
旅先で出会った“日本のゴッホ”と意気投合した寅さん。淡い恋と人情が夕焼けに染まる、シリーズ屈指の名作。
柴又に帰って来た車寅次郎は、旅先で出会ったという老人を連れていた。その男、池ノ内青観は日本画壇の大家。そんなこととは露知らず、青観の人柄に惚れた寅さんは彼を「先生」と慕い、柴又で世話を焼く日々。ある日、寅さんは青観の世話をする芸者ぼたんと出会い、その美しさと健気さに一目惚れ。ぼたんもまた、寅さんの優しさに惹かれていく。しかし、ぼたんには借金があり、水商売から抜け出せない苦しい現実。寅さんは彼女を救うため、そして青観先生の絵の本当の価値を知り、一大決心。果たして寅さんの恋と人情劇の行方は。
ネット上の声
- 【“真っ赤な牡丹の絵”寅さんの漢気が見事に表現された逸品。宇野重吉演じる絵画の大家の飄々とした姿や芸者ぼたんを演じた太地喜和子の魅力が横溢した作品。今作はシリーズ中でも実に粋な逸品なのである。】
- 日本喜劇映画の白眉。宇野重吉と大地喜和子に渥美清の演技合戦の、完成された人情譚
- 絶対の自信を持ってオススメします!!
- 俺の「男はつらいよ」ランキング第1位
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
風の吹くまま、気の向くまま。さすらいの寅さんが、かつて愛した女性リリーと再会し、一つの傘の下で揺れる恋心を描く人情喜劇。
初夏の北海道。旅の空の下、我らが寅さんは、かつて想いを寄せた歌手のリリーと運命の再会。同じく孤独な魂を持つ二人は惹かれ合い、旅を共にすることに。寅さんはリリーとの堅気な暮らしを夢見て柴又へ連れ帰るが、ささいな口論がきっかけでリリーは置き手紙を残して去ってしまう。相合い傘の下で芽生えた淡い恋の行方。笑いとホロリとさせる人情の中に、男女の心の機微と人生の切なさを描いたシリーズ屈指の傑作。
ネット上の声
- 今でこそ映画のネット配信サービスのおかげで、いつでも観れる時代になってしまったけ
- これはシリーズ最高傑作(全作見てないのであくまで現時点で、すいませ...
- 男と女は互いに別れゆく宿業を抱えている…
- 浅丘ルリ子のリリーと寅さんのケミストリー
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
不登校の少年が屋久島の縄文杉を目指す、自分探しの旅。現代社会が抱える問題を浮き彫りにする感動のロードムービー。
現代の東京に暮らす15歳の少年、川島大介。彼は不登校になり、自室に引きこもる日々。そんな彼が、インターネットで知った屋久島の縄文杉に会うため、ヒッチハイクで一人旅に出る決意。旅の途中で出会う様々な人々との交流。優しさや厳しさに触れながら、少年は少しずつ成長。果たして彼は、目的の縄文杉にたどり着き、自分自身を見つめ直すことができるのか。少年の心の再生を描く、山田洋次監督が贈る希望の物語。
ネット上の声
- 【今作は、不登校の少年が、一人屋久島へヒッチハイクの旅をする中で様々な人々と出会い、様々な経験をする中で心の成長する姿を描いた、心に沁みるロードムービーの逸品である。】
- ◎学校シリーズの最終回にして最高の出来!
- この映画を見て、屋久島に行きました。
- ホアールの「学校」レビュー完結編!
夏休みが舞台、 旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督山田洋次
- 主演金井勇太
-
阪神大震災後の神戸を舞台に、寅さんが満男の恋の悩みに奔走する、笑いと涙の人情喜劇シリーズ最終作。
1995年、冬の神戸。甥の満男は、ボランティア活動で出会った女性・葉子に恋心を抱くも、想いを伝えられず苦悩の日々。そこへ、旅先からふらりと帰ってきた車寅次郎。満男の恋の相談に乗り、いつものように騒動を巻き起こす寅さん。震災の傷跡が残る街で、懸命に生きる人々の姿。そして、寅さん自身の淡い恋の行方。シリーズを締めくくる、温かな感動と一抹の寂しさ。
ネット上の声
- このウマシカ息子はきちんと治療してもらおう。
- 1995年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ48作目
- 歩くのもつらかった名優・渥美清最後の作品
- 東出くんの納豆沼求婚で満男をダブらせて涙
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
岩手の頑固な父親と東京で暮らす次男。現代社会における家族の絆と親子の愛情を問う、山田洋次監督の感動作。
東北・岩手の農村で一人暮らす頑固な父親、昭男。彼の心配の種は、東京でフリーターとして働く次男の哲夫。亡き妻の一周忌で久々に顔を合わせた親子だが、父親は息子の将来を案じ、見合いを勧める。しかし、哲夫には耳に障害を持つ恋人、征子の存在。息子の幸せを願うが故に、素直になれない父親の不器用な愛情と、父親の期待と自身の人生との間で葛藤する息子の姿。現代社会を背景に、ぶつかり合いながらも二人が見つけ出す、新しい家族の形。
ネット上の声
- 15年前の作品だけど今でも染み入ります
- 歳を重ねるとともに味わい深くなる作品。
- 和久井 映見の演技がとっても良かった
- ある年代になると味わい深くなる作品。
聴覚障害、 家族、 ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督山田洋次
- 主演三國連太郎
-
故郷・柴又に20年ぶりに帰ってきたフーテンの寅さん。笑いと涙の人情喜劇、ここに開幕。
舞台は昭和40年代の東京、葛飾柴又。20年ぶりに故郷の団子屋「とらや」へふらりと帰ってきた車寅次郎、通称「寅さん」。口は悪いが情に厚いテキヤ。早速、妹さくらの見合いをぶち壊すなど騒動の連続。そんな彼が、御前様の娘・冬子に一目惚れ。不器用な恋の行方と、家族との温かい絆の物語。恋に破れては旅に出る、国民的映画シリーズの原点。
ネット上の声
- 1969年が全然古くない。
- 初めて見ました。
- 寅さんのいる柴又
- 冒頭の渥美清のナレーション、故郷っていいよね。柴又は私の故郷ではな...
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
沖縄で再会した、初恋のマドンナ・リリー。フーテンの寅さんが見せる、不器用で切ない恋心の行方。
夏の沖縄。旅の空の下、寅さんは初恋の人リリーが病気で倒れたとの報せを受け、南の島へと駆けつける。そこで再会したリリーは、診療所で働いていた。彼女を献身的に看病する寅さん。やがて二人は同じアパートで暮らし始め、周囲も羨むような幸せな日々を送る。柴又の家族も二人の結婚を期待。ついに所帯を持つことを決意する寅さん。しかし、根っからの風来坊である彼に、幸せな家庭を築くことはできるのか。シリーズ屈指の名作と名高い、寅さんの恋の結末。
ネット上の声
- 【”貴方と夫婦だったら・・。””俺と所帯を持つか・・。”真夏の沖縄をメイン舞台にした夢の様な寅さんシリーズ屈指の恋物語。25作目にして再びシリーズのピークを迎えた点が、素晴らしいと思う作品でもある。】
- 開放的な沖縄で英気を養う寅さんとリリーの三度目の正直なるかの、男と女のお話
- 二人が一緒になるのは夢かもしれないけど、あの一緒に暮らした日々は夢ではない
- ゴールデンナンバー、それは・・・25!!
男はつらいよ、 沖縄、 コメディ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
幕末、愛する家族のために刀を置いた下級武士。藩命が、彼の穏やかな日常を再び戦いの渦へと引き戻す。
幕末の海坂藩。下級武士の井口清兵衛は、妻を亡くし二人の娘と老母の世話に明け暮れる日々。同僚からは「たそがれ清兵衛」と揶揄されるも、家族との穏やかな暮らしが彼の全て。しかし、幼馴染の朋江を救ったことで、隠していた剣の腕が藩主の知るところに。やがて彼に、藩の存亡を揺るがす上意討ちという、死と隣り合わせの過酷な藩命。愛する者を守るため、清兵衛は再び刀を手に取る決断を迫られる。
ネット上の声
- 山田洋次監督ならではの心温まる人間ドラマ。 全編なんとも薄暗い映像...
- 一人の庶民としての侍の生き様を描ききる演出の良さ
- 学問したら、考える力がつくんだ
- 時代劇なんだけど時代劇じゃない
時代劇
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督山田洋次
- 主演真田広之
-
風来坊の寅さんと、旅回りの歌手リリー。同じ境遇の二人が北海道で出会い、心を通わせるシリーズ屈指の名作。
久しぶりに柴又へ帰ってきた車寅次郎。相変わらずの騒動を巻き起こし、旅先の北海道・網走で、旅回りの歌手・リリーと出会う。家庭の温かさを知らずに生きてきたリリーと、故郷に背を向けて旅暮らしを続ける寅さん。似た境遇の二人は、互いの寂しさを慰め合うように心を通わせていく。果たして、寅さんの恋の行方は。シリーズ最高のマドンナと名高いリリーとの恋模様。
ネット上の声
- 【”寅さんって、いいね。何百編も惚れて・・。”浅丘ルリ子さん演じる母との確執など哀しみを抱えつつ、幸を求めるマドンナの姿がシリーズに更に深みを与えた、リリーが人気を博した事が良く分かる作品である。】
- 昭和の人間ならこの人間模様わかると思う 理由じゃねぇんだよ その場...
- 親愛なる寅さんへ 銀ちゃんより愛を込めて
- 男はつらいよ・・・本当につらいよ。
北海道が舞台、 コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
沖縄の地で運命の再会を果たした、寅さんとリリー。日本中が涙したシリーズ屈指の名作が、新たな感動と共に蘇る。
日本中を旅から旅へと渡り歩くフーテンの寅こと車寅次郎。今回の旅の舞台は、夏の沖縄。そこで寅さんは、かつて恋焦がれた歌手のリリーと偶然再会する。しかし、彼女が病で倒れていることを知り、寅さんは甲斐甲斐しく看病を始めるのだった。寅さんの献身的な優しさに、リリーの心は癒されていく。二人の間には、まるで長年連れ添った夫婦のような穏やかで幸せな時間が流れる。柴又の家族も二人の結婚を期待するが、一つの場所に留まれないのが渡世人の寅さんの性。愛しているからこそ、幸せにはできない。リリーの幸せを心から願う寅さんが下す、あまりにも切ない決断とは。
ネット上の声
- 男はつらいよ 寅さんDVDマガジンより
- 夢のままにシリーズ49作目+【総括】
- 何とか結ばせてあげたいこの2人
- 渥美清さん死後の再編集作品
男はつらいよ、 ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
北海道の高等養護学校を舞台に、障害を持つ生徒と熱血教師が織りなす、涙と笑いの感動ヒューマンドラマ。
舞台は北海道の竜別高等養護学校。ここに赴任してきた新米教師の竜平。彼が受け持つのは、様々な障害を抱えながらも懸命に生きる個性豊かな生徒たち。ある日、修学旅行で起きた一つの事件。それをきっかけに、生徒と教師の間に生まれた固い絆。卒業を前にした彼らが直面する社会の厳しい現実と、それでも未来へ向かって歩み出す姿。山田洋次監督が描く、人間の温かさと希望の物語。
ネット上の声
- 【”この国に偏見や差別のない時代が来るまで。”今作は、高等養護学校の教師たちが悩みつつも、障害を抱えた生徒達を懸命にサポートする姿が琴線に響く作品である。】
- 冒頭から浜崎あゆみが可愛い…! 障害を抱える人たちの環境はきっとこ...
- 「いくつ歳をとっても君は君でいてほしい」
- 「あゆ」見たさに鑑賞したのですが。。。
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督山田洋次
- 主演西田敏行
-
故郷に舞い戻った自由人。彼の破天荒な生き方が、寂れた村に騒動と温かい笑いを巻き起こす人情喜劇。
高度経済成長期の日本、過疎化が進む信州の小さな村。そこへ、何年も音信不通だった自由奔放な男・寅がふらりと帰郷。真面目な弟・仙三の心配をよそに、村おこしのための突飛な計画を次々と打ち立て、静かな村に大騒動を巻き起こす。彼の型破りな行動は、村人たちとの間に軋轢を生む一方で、忘れかけていた人情や活気を呼び覚ましていく。果たして風来坊の情熱は、故郷を救うのか。家族の絆と幸せの形を問う、山田洋次監督が描く温かな物語。
ネット上の声
- 『風来坊』って本当に『なつかしい』ねぇ
- 寅さん以前の山田作品も実は素晴らしい
- 山田監督最高傑作のひとつ
- ラストが本当に良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督山田洋次
- 主演ハナ肇
-
様々な事情を抱えた大人たちが集う夜間中学校。学び直しの場で、彼らが見つけた人生の宝物。
舞台は東京の下町にある夜間中学校。主人公は、亡き息子に宛てた手紙を書くために文字を習いに来た中年男のイノさん。彼のクラスメイトは、中国人の娘、いじめが原因で不登校になった少女、ヤクザ稼業から足を洗いたい若者など、国籍も年齢も境遇もバラバラな人々。それぞれが困難な現実と向き合いながら、担任の黒井先生の温かい指導のもと、共に学び、笑い、涙する一年間。卒業式の日、彼らが手にする卒業証書以上のものとは。山田洋次監督が描く、涙と希望の感動作。
ネット上の声
- 古臭いようで古臭くない教師像。
- 宿題の、1問くらいは解けたかな
- あたたかい映画があります。
- 何も考えずに…いい!
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督山田洋次
- 主演西田敏行
-
風の吹くまま、北の果て知床へ。そこで出会った訳ありの獣医と食堂の娘。寅さんの恋と人情が、雄大な自然に染み渡る。
旅の空から柴又へ戻った車寅次郎、通称寅さん。しかし、さくらとの些細な喧嘩でまたもや旅へ。流れ着いたのは、雄大な自然が広がる北海道・知床。そこで寅さんは、訳ありの獣医・上野と出会う。さらに、寅さんは上野が想いを寄せる食堂の娘・りん子に一目惚れ。二人の恋の橋渡しをしようと奮闘する寅さんだったが、いつしか自分の心もりん子に…。北の大地を舞台に繰り広げられる、笑いと涙の人情喜劇。
ネット上の声
- 【”三船敏郎さんの圧倒的な存在感に劣らぬ渥美清さんの粋な姿、台詞。”今作は、知床の大自然の中、淡路恵子さん演じる女性に想いを告げる三船さん演じる無骨な獣医師の姿に痺れる逸品である。】
- 名優三船敏郎と淡路恵子の渋い配役と舞台背景が溶け込む、男はつらいよ
- 渥美さんと三船さんの2ショットが拝める
- りん子にとっての柴又 知床の魅力が横溢
北海道が舞台、 コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
甥のために恋のコーチを買って出た寅次郎の珍騒動を苗く。「男はつらいよ」シリーズ第42作で、原作・脚本・監督は「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」の山田洋次、共同脚本は同作の朝間義隆、撮影は同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”浪人生の満男もつらいよ”シリーズの主軸が寅さんから満男にシフトしていく最初の作品。そして、今作でも寅さんの名言は心に響くのである。】
- 長距離恋愛というものは、花火のように燃え上がってしまうものです
- 『マリリンに逢いたい』からリスペクトを受けている
- 1989年につくられた山田洋次監督・脚本作品
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
旅先で出会った母子との心温まる交流。寅さんが見せる、いつもの恋と人情に、親子の絆が織りなすシリーズ第39作。
旅の空の下、奈良で出会った少年・秀吉。母親を探す健気な姿に心を打たれた寅さんは、いつものお節介心から、母親探しの旅に同行。やがて二人は、病気療養中の美しい母・貴子とめぐり逢う。束の間の親子水入らずの時間に、父親代わりのように寄り添う寅さん。そして、美しい貴子に淡い恋心を抱くのもまた、いつもの寅さん。しかし、彼女の病という切ない現実が、三人の幸せな時間に影を落とす。笑いと涙の中に、親子の愛と寅さんのやるせない恋模様が描かれる人情劇。
ネット上の声
- 寅さんマニアではない私にとっては最高傑作
- コント・・・「お父さん、母さん!!」
- そこが渡世人のつらいところよ。
- 今回もほっこりといい話でした。
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
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寅さん、今度のお相手はお寺の娘さん!?義理と人情と恋心、備中高梁を舞台に繰り広げられる人情喜劇。
久しぶりに柴又へ帰ってきた車寅次郎。旅先で世話になった住職の法事に出席するため、岡山県の備中高梁へ。そこで出会ったのは、亡き住職の美しき娘・朋子。彼女とその家族を助けるため、寅さんは一念発起、代理住職としてお経を読むことに。しかし、不器用な優しさはいつも空回り。朋子に想いを寄せるも、その恋の行方は果たして。お馴染みの面々と織りなす、笑いと涙の物語。
ネット上の声
- 【”門前の寅さん、習わぬ経を読む。”寅さんのテキヤの口上を活かした説法が可笑しく、竹下景子さん演じる住職の娘との恋と、彼女の弟を演じた若き中井貴一さんの恋が上手く描かれた逸品。】
- vol.32 文句なしの面白さ ・今回はややリアルな夢。レオナルド...
- コント・・・「仏、ほっとけ3日坊主!!」
- フランス映画顔負けの最高の別れの場面
北海道が舞台、 コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
今までふられ続けて来た寅さんが、なんと美人にほれぬかれるシリーズ第二十九作。寅次郎を戸惑わせるマドンナにいしだあゆみを迎え、脚本は「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」の山田洋次、朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”風の吹くまま。”今作は、京都・鎌倉が舞台であるからか、マドンナがいしだあゆみさんであるからか、シリーズの中では際立って情緒溢れる逸品なのである。】
- 寅をちゃんと男として見ている初めてのマドンナだと思う
- 旅先の寅さんは何処?のシリーズ29作目
- マドンナの力量により、一味違う力作
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
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刑期を終えた不器用な男。妻との約束の黄色いハンカチを目指す、若者との出会いが生んだ感動のロードムービー。
1977年、春の北海道。6年の刑期を終え、網走刑務所から出所した男、島勇作。過去を悔い、未来に踏み出せない彼の唯一の希望は、別れた妻・光枝との約束。「もし、まだ俺を待っててくれるなら、家の竿に黄色いハンカチを掲げておいてくれ」。旅の途中で出会った若いカップル、欽也と朱美と共に、彼は約束の地・夕張を目指す。不器用で口下手な勇作と、現代的な若者たち。ぎこちない旅路の中で育まれる、温かな心の交流。長い道のりの果てに、彼らを待つ運命の光景。
ネット上の声
- 高倉健よりも武田鉄矢と桃井かおりの存在感が半端なかった。
- 初見の私の鑑賞前のイメージ・鑑賞後の感想
- 健さんって涙が似合う、お・と・こ、やわ。
- ロードムービーの手垢定番なのに名作。
北海道が舞台、 旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督山田洋次
- 主演高倉健
-
大阪を旅する寅次郎とそこで出会った浪花芸者の楽しくも哀しい恋を描くシリーズ二十七作目。脚本は「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ジャケの松坂慶子が美しくて楽しみにしてた回
- 大阪嫌いも好きになる!?シリーズ27作目
- 1981寅さん☆劇場in大阪 第27作
- 松坂慶子さんと芦屋雁之助さん
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
風来坊の寅さん、生き別れの母との再会!?笑いと涙で描く、人情味あふれる国民的喜劇シリーズ第二弾。
昭和の日本、お馴染みの故郷・柴又。相変わらずのテキ屋稼業で全国を旅する車寅次郎(寅さん)。旅先の京都で、恩師の娘・夏子とその母・お菊に出会う。そのお菊こそ、寅さんが幼い頃に生き別れた実の母親だった。突然の再会に戸惑いながらも、母親孝行に奮闘する寅さん。しかし、その破天荒な性格が巻き起こす勘違いとすれ違いの連続。念願の親子水入らずの生活は叶うのか。柴又を舞台に繰り広げられる、不器用な親子の愛情物語。
ネット上の声
- 【”子供が可愛くない親が何処にいる。!”喜劇の中に、親子の絆の大切さを絡めた逸品。シリーズモノの第2作はレベルが落ちる事が多いが、今作はそれを見事に跳ね除けたシリーズの中で重要な作品でもある。】
- 瞼の母との再会劇を笑いの渦に転換した喜劇映画の勢いと充実度
- 瞼の母を落語に。1930年の作品をリスペクト♥
- お約束、すべて織り込み済み+蝶々さん
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
人気時代小説作家、藤沢周平の剣豪小説「隠し剣」シリーズの「隠し剣鬼の爪」と、人情時代小説「雪明かり」を原作に、「たそがれ清兵衛」の山田洋次監督が映画化。幕末の東北の小藩。秘剣を身につけた下級武士、片桐宗蔵は、かつて好意を抱いていた奉公人きえが病に倒れたと知って引き取り、心を通わせていくが、藩の江戸屋敷で謀反が発覚し、お家騒動に巻き込まれる。共演は高島礼子、小林稔侍、田中邦衛、倍償千恵子ら。
ネット上の声
- 身の丈に合った生活を送り、高望みをせずに満足を知る生活の大切さを教えてくれる作品
- 『たそがれ清兵衛』から2年。山田洋次監督による藤沢周平原作の第2弾作品が公開。
- 「たそがれ清兵衛」に似すぎ、でも松たか子はえらい
- 【おめえにはおめえの人生があるではないか】
幕末、 時代劇、 恋愛
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督山田洋次
- 主演永瀬正敏
-
柴又に帰って来た風来坊の寅さん。恩師の娘との再会が、淡い恋と騒動を巻き起こす人情喜劇。
秋風が吹く岡山県備中高梁。旅の空の下、車寅次郎は偶然にも中学時代の恩師と再会。しかし、恩師は病でこの世を去ってしまう。寅さんは、残された美しい一人娘・貴子を放っておけず、故郷の柴又へ連れて帰る決意。とらやの人々の温かい歓迎を受け、貴子は少しずつ笑顔を取り戻していく。そんな彼女の姿に、寅さんの心には淡い恋が芽生える。しかし、彼女の幸せを願う気持ちと、自身の恋心との間で揺れ動く寅さん。お馴染みの騒動を巻き起こしながら、寅さんが見つける恋の結末とは。
ネット上の声
- 【”人間は絶対に一人では生きていけない。”昭和の名優志村喬演じる博の父が妻を亡くした後にしみじみと語る名台詞に影響を受けた寅さんが、柴又で喫茶店を営むシングルマザーへの淡い恋を描いた逸品。】
- 常に兄の目線で描かれるから守備範囲が違うけど実はさくらはどのマドンナよりも素敵で
- 柏にかつてあった映画館で、封切りで鑑賞した。
- 普通の暮らしがしたいだけなのに・・・
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
柴又に現れた美しき大学教授。寅さんと博、二人の男の心を揺さぶるマドンナ登場の人情喜劇。
初夏の柴又に、久しぶりに寅さんが帰郷。すると、とらやの二階には、博の恩師の娘で大学助教授の千代が下宿していた。知性と美貌を兼ね備えた千代に、寅さんは一瞬で心を奪われる。慣れない学問の話で気を引こうと、寅さんの一方的な恋のアタックが開始。しかし、千代はかつて博が憧れた女性だったことが発覚し、事態は複雑な展開に。妹さくらの心配をよそに、寅さんの恋は燃え上がるばかり。果たして、この四角関係が巻き起こす騒動と、寅さんの恋の結末は。
ネット上の声
- 【”寅ちゃんとならいいわ・・。”。前作までパターンとは違う展開であるが、真面目な奇人の東京大学助教授を演じた米倉斉加年さんの演技が絶妙に可笑しい作品。】
- なんか田中絹代が出ている場面だけ雰囲気が違うね
- 私が好きな「寅さん映画」ベスト3に入る作品です
- 寅さんシリーズ記念すべきマドンナが失恋!
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
タクシー運転手の宇佐美浩二(木村拓哉)は、ある日、
八十五歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を東京の柴又から、神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。
すみれは浩二に、いくつか寄り道を依頼する。
次第に心を許したすみれは、自らの壮絶な過去を語り始める。
偶然出会った二人の心が、そして人生が大きく動いていくことになる ―― 。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山田洋次
- 主演倍賞千恵子
-
渥美清の急逝に伴いシリーズ終了となった「男はつらいよ」に代わって松竹の正月番組をつとめた人情喜劇。映画を愛してやまぬ映画館主をめぐる人間模様を、数々の名画の断片を交えて描いた。監督は「学校II」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「学校II」の長沼六男。「学校II」に続いて西田敏行と吉岡秀隆が主演したほか、「男はつらいよ」のレギュラー陣が顔を揃えている。またCG合成で寅さんにふんした渥美も一場面に登場し、本作も渥美に捧げられた。
ネット上の声
- 【”敬愛する渥美清さんにこの映画を捧げる。”今作は名作映画愛と、急逝された渥美清さんへの山田洋次監督の想いが溢れた作品なのである。】
- もしかしたら、西田敏行さんを二代目寅さんにするための公開フィルムテストだったのかもしれません
- 地方の映画館を切り盛りする人々の映画愛を描いたヒューマンドラマ
- スペシャルなシネマパラダイス(映画賛歌)
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督山田洋次
- 主演西田敏行
-
山田洋次が五年間温めつづけてきた構想を、日本列島縦断三千キロのロケと一年間という時間をかけて完成した、話題の超大作。脚本は「男はつらいよ 望郷篇」の山田洋次と宮崎晃、監督、撮影も同作の山田洋次と高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- Where Spring Comes Late:山田洋次監督、脚本、原作、宮崎晃
- 勢いのあった頃の日本を思い起こさせる作品
- 苦難の旅は人生の如し〜山田洋次監督の名作
- 公開当時小学生だった。のに今でも強烈
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演倍賞千恵子
-
旅先で知り合った青年と娘の恋の仲立ちをする寅次郎の姿を描く。脚本は「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- キャスティングを見て思った。 ひょっとしてこの映画が縁で沢田研二と田中裕子が結ばれたのかなあ。 不倫→離婚→結婚。 何人かの人生を変えてしまったかもしれない作品がこれ。
- 【”あんまり二枚目だもん・・。”寅さん、再び恋のキューピッドに成るの巻。若き田中裕子さんの確かなる演技と憂いを漂わせるあの細い一重の目の艶っぽさが印象的な作品。】
- vol.30ジュリー見参。 ウエストサイド物語の夢が楽しい。江戸川...
- とらやの向かいのお店の娘は朝丘雪路だったと
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
死んだテキ屋仲間の娘を柴又に連れてきて夜間高校へ通わす寅と“とらや”の人々の暖かい人情を描くシリーズ第二十六作。今回のマドンナには元キャンディーズのランちゃんこと伊藤蘭が迎えられている。脚本は「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【寅さんが、ヒロインのオジサンの如く奮闘するシリーズの転換作品。それにしても、寅さんは悲しい顔をしている人を見るとみて見ぬ振りができなくて面倒を見て上げるんだよね。改めて良い男である。】
- 伊藤蘭ちゃんは映画出演2作目ながら、なかなかの演技でした もっと映画にでて欲しかったものです
- vol.26 後半戦突入。悪くない、いや、いい。綺麗すぎる夢とイマ...
- 葛〇総〇高校には定時制はない?
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
“男はつらいよ”シリーズ19作目。今回は嵐寛寿郎と17人目のマドンナ役の真野響子をゲストに迎え、寅さんとおなじみとらや一家が、繰りひろげる喜劇。脚本は「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」の山田洋次と朝間義隆の共同、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【伊予の殿様を演じた嵐寛寿郎さんを、恥ずかしながら初めて拝見した作品。鞍馬天狗と寅さんと三木のり平さんの遣り取りが、何だか可笑しい作品。】
- 寅さんが見られる時代に生まれた事に感謝!
- 忠臣蔵ゴッコも達者と解るシリーズ19作目
- 殿様一族と「とらや」の面々の対照の妙
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
昭和四十三年に登場して、今正月で十年目を迎えた二十二作目の今回は、マドンナに大原麗子、寅さんの恋敵に室田日出男を起用して、泉ピン子が脇をかためている。脚本は「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫が担当している。
ネット上の声
- 瞳や博のお父さんとの旅先の出会いやとらやにバイトに来た早苗さんへの恋心を描いた男
- 大原麗子の突然の「寅さん好きよ!」に立ち尽くす寅次郎のボーゼンとする後ろ姿をとら
- 墓参り、そして家族を心配する寅、珍しく殊勝な出だし。そして今回は最...
- 大原さんの美しさは残る…『現代今昔物語』
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
山田洋次監督&吉永小百合主演による人間ドラマ。黒澤明監督作品のスクリプターとして活躍した野上照代の自伝的小説を原作に、激動の昭和初期をたくましく生き抜こうとする1人の母の姿を通して家族の素晴らしさを描き出す。昭和15年の東京。野上佳代は夫の滋や2人の娘と仲睦まじく暮らしていた。しかし、戦争反対を訴えていた滋が治安維持法で検挙されてしまう。
ネット上の声
- 平和を愛する3世代で見て、全員ひとつ星★
- 節を守る生活者に襟は正されたが、印象薄
- 吉永小百合が ボンカレー の箱みたい。
- ☆内面から溢れ出る日本女性の品格☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督山田洋次
- 主演吉永小百合
-
シリーズも二十作目を迎えた今回は、ヒロインの他に青年が登場し、寅さんと共に騒動をまきおこす。脚本は「幸福の黄色いハンカチ」の山田洋次と同作の朝間義隆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【秋田のめんこい娘と、長崎は平戸の朴訥な青年の恋物語。寅さんが二人を一緒にしようと頑張る姿が印象的な作品。寅さんのアリアと呼ばれる自身の恋を語る独唱が今作でも冴え渡っています。】
- 下宿人のワット君と幸子さんの恋のサポートやワット君の姉・藤子さんへの恋心を描いた
- 中村雅俊って演技上手いんだね。何となく上手くないと思ってた。 大竹...
- 中村雅俊がカッコいいし大竹しのぶがかわいらしい
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
「男はつらいよ」シリーズ第十三作目。吉永小百合がシリーズ二度目の登場で、未亡人となった彼女との幸せを願って、奪闘努力する寅さんを描いた人情喜劇。脚本は「男はつらいよ 私の寅さん」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”君の自分の信ずる道を選んで真っ直ぐ進んでくれた事を嬉しく・・。”寅さんが吉永小百合演じる夫を亡くした歌子の口下手な文筆家の父を諫めた事で、名優宮口精二演じる父が詫びる言葉がとても沁みた作品。】
- 遠くを、ふわっとみつめる虚ろな眼差し、、、
- リバイバル寅さんレビュー二本立ての其の二
- 渥美清も吉永も倍賞も・・・みんな若かった
花火が印象的、 コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
“男はつらいよ”シリーズ第十八作目で、おなじみのフーテンの寅が捲き起こす人情喜劇。今回は、学校の若い先生とその母を相手に、物語がくりひろげられる。脚本は「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の朝間義隆と山田洋次の共同、監督は「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の山田洋次、撮影もやはり同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 1976年につくられた山田洋次監督・原作作品
- 男はつらいよ 寅さんDVDマガジンより
- 人間ってなんで死ぬのでしょう。
- シリーズ中でも1,2の暗さ
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
「男はつらいよ」シリーズ第9作目。今回の寅さん憧がれの人には、ファン投票第一位の吉永小百合が、また、“おいちゃん”役の故森川信の代役として松村達雄が出演する。脚本は「男はつらいよ 寅次郎恋歌」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影は「喜劇 社長さん」の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- なぜか『男はつらいよ』シリーズではこの『柴又慕情』を最初に観た私
- リバイバル寅さんレビュー二本立ての其の一
- ヒロインの花が咲く・・ゆりとさくらの花が
- 吉永小百合さんの輝き眩しいシリーズ9作目
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
瀬戸内海の美しい小島で、ささやかな暮しをつづけてきた一家が、工業開発の波に追われ、父祖の地に哀惜の思いを残しながら、新天地を求めて移往するまでの揺れ動く心を追う。脚本は「泣いてたまるか」の宮崎晃、監督は脚本も執筆している「男はつらいよ 柴又慕情」の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫。
ネット上の声
- 広島で古い小さな石運搬船で生計を立てる家族を描いたヒューマンドラマ
- 仕事を求め故郷を離れざるを得なくなった家族の話
- 日本人が幸せになったか考えさせられる作品
- 数十年先を見通した、ドキュメンタリー
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督山田洋次
- 主演井川比佐志
-
「男はつらいよ」シリーズ第七作目。脚本は朝間義隆と、監督の山田洋次。撮影は前作「男はつらいよ 純情篇」の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 皆様 今年はたくさんの♡をありがとうございました🙇♀️
- 旅に疲れたら、葛飾・柴又に寄ってみよう。
- 「寅さん」世界の影がほの見えるエポック作
- 1971年につくられた山田洋次監督作品
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
お馴染“とらや”に外国人が転がり込んで寅次郎と繰り広げる騒動を描くシリーズ第二十四作目。脚本は「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」の山田洋次、同作の朝間義隆、「太陽を盗んだ男」のレナード・シュレイダーと栗山富夫の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”カミカゼとハラキリではなく、国を越えて人に優しく粋な人達が住むとらやにアメリカ人がやって来た。”今作は寅さん流、優れたる日米文化比較論をベースに構築された面白くて、心に沁みる逸品である。】
- 下宿するマイコさんとの出会いや英語塾の先生をするめぐみさんの母・圭子さんへの恋心
- これは俗にいう神回なのでは?美しきさくらがより美しく見える素敵なお話
- 日本で頑張る異国の方々へ愛を込めて
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
シリーズ始まって十年、二十三作目の今作品の二十一代目のマドンナには桃井かおりが迎えられた。北海道で知り合った娘に一目惚れするが、最後は彼女の仲人をつとめる寅次郎の姿を描く。脚本は「男はつらいよ 噂の寅次郎」の山田洋次と「俺たちの交響楽」の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【寅さん、再び恋のキューピッドに成るの巻。桃井かおりさんのアンニュイな雰囲気を、花嫁になる女性のマリッジブルーとして演出した山田洋次監督の手腕が冴えている作品である。】
- コント・・・「迷惑かけてんじゃない?」
- 桃井かおりが持っていきました、全てを
- ひとみ(桃井かおり)の嫁入り前の憂鬱
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
“男はつらいよ”シリーズ第16作目。今回は教養を身につけようと心機一転して学問を始めた寅さんを描く。脚本は「同胞 はらから」の朝間義隆、原作・監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”己を知る“為に、慣れない勉強をヒロインから教えて貰う寅さんの淡い恋心を抱く姿を、可笑しくも切なく描いた作品。】
- 西部劇の夢寸劇のさくらが美しすぎて参った
- 寅さんの隠し子が都議会議員に?
- 己を知る体で語るシリーズ16作目
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
毒見役で失明した下級武士。愛する妻の名誉と己の誇りを懸け、見えぬ目で挑む、ただ一度の果し合い。
舞台は江戸時代。海坂藩に仕える下級武士、三村新之丞。彼の役目は、藩主の食事の毒見役。平凡ながらも妻の加世と幸せな日々を送っていた。しかしある日、毒にあたり失明。武士としての職も生きる希望も失った新之丞を、加世は献身的に支える。だが、そんな彼に追い打ちをかけるように、妻の不貞の噂が耳に入る。それは、新之丞の生活を助けるために、上司である島田が加世に不義を強いた結果だった。全てを知った新之丞は、武士として、夫としての「一分」を立てるため、盲目の身で島田に果し合いを挑む決意。
ネット上の声
- おめぇの煮物の味忘れるわけねぇ。 毒味役だもの。 最後のシーンが良...
- キムタクの時代劇で「無限の住人」よりめちゃくちゃ良い‼️
- とにかく、味わい深く、魅せられる映画です。
- キムタク主演では一番の作品と思う。
時代劇
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督山田洋次
- 主演木村拓哉
-
ひさびさにこのシリーズが生みの親、山田洋次のもとに帰っての五作目。脚本は「新・男はつらいよ」でコンビを組んだ山田洋次と宮崎晃。監督は「続男はつらいよ」の山田洋次。撮影は高羽哲夫が担当。
ネット上の声
- 渡世人を辞めて、“地道な暮らし”を始めることにした寅さん
- ちょっとこの夏弟と一緒に柴又観光しました
- 寅の中では私のベストいくつかに入ります
- 恋の花も花火と共に散るシリーズ5作目
花火が印象的、 北海道が舞台、 コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
橋爪功、吉行和子らが演じる平田家の人びとが直面する大騒動をユーモアにたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画シリーズ第3弾。熟年離婚、無縁社会に続く今回のテーマは主婦への讃歌。平田家の長男・幸之助の妻・史枝がコツコツ貯めていたへそくりが何者かに盗まれてしまった。史枝が落胆する一方で、「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と心ない言葉を口にする幸之助の姿に史枝の我慢が限界に達し、ついには家を飛び出してしまう。掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備など、これまで平田家の主婦として史枝がこなしてきた家事の数々をやるハメになった平田家の人びとは大混乱となるが……。橋爪、吉行、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優らシリーズおなじみのメンバーが顔を揃える。
ネット上の声
- 主婦の皆様…感謝の念に堪えません!
- 三作目にして安牌的シリーズ作品に。
- たびたび笑い声、最後には拍手も
- わかった上で観てきましたが。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督山田洋次
- 主演橋爪功
-
一昨年九月の第一作「男はつらいよ」から第六作目。渥美清、倍賞千恵子をはじめとするレギュラー・メンバーに、今回は寅さんに慕われる六人目の女性に若尾文子、その他森繁久彌、宮本信子らが出演する。原作・脚本・監督は「家族」の山田洋次。同じく「家族」の宮崎晃も脚本に参加し、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- あらすじ:家族に甘えない不退転の決意があってこそ一人前
- つらいのでも純情でもない。幼稚なだけ。
- バカだねえ俺は知らねえよbyおいちゃん
- 男はつらいよ 寅さんDVDマガジンより
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
瀬戸内海の小さな島で生活している夫婦、平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)。東京にやって来た彼らは、個人病院を開く長男・幸一(西村雅彦)、美容院を営む長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事に携わる次男・昌次(妻夫木聡)との再会を果たす。しかし、仕事を抱えて忙しい日々を送る彼らは両親の面倒を見られず、二人をホテルに宿泊させようとする。そんな状況に寂しさを覚えた周吉は、やめていた酒を飲んで騒動を起こしてしまう。一方のとみこは、何かと心配していた昌次の住まいを訪ね、そこで恋人の間宮紀子(蒼井優)を紹介される。
ネット上の声
- しつこく山田洋次監督作品で攻めてみよう。 なんとなく小津安二郎監督...
- 「東京物語」との違い:監督が託した希望☆
- 哀しさの先にも家族はきっと再生する希望☆
- 観客にご老人多し。マナーが悪いので注意!
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間146分
- 監督山田洋次
- 主演橋爪功