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大企業の社長令嬢が起こした轢き逃げ事件。金と権力で真実を覆い隠そうとする者たちと、執念で追う一人の記者。
高度経済成長期の東京。ある夜、自動車部品メーカーの社長令嬢・落合葉子が轢き逃げ事件を起こす。会社の顧問弁護士は、運転手を身代わりに立て、事件の隠蔽を画策。しかし、被害者の婚約者であった雑誌記者・浜野は、事件の真相に疑念を抱き、独自の調査を開始する。金と権力によって次々と現れる圧力と妨害。巨大な組織を相手に、浜野は真実を暴くことができるのか。正義を問う社会派サスペンス。
ネット上の声
- 今は無き浅草東宝のオールナイトで、多分3回くらい見てる
- DVD化されてなくてアマプラでしか観れない作品
- もっと格好良い病気なら良かったのにね
- 邦画の傑作!裁判外の場外乱闘(笑)
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督堀川弘通
- 主演小林桂樹
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元禄時代、義理と人情の狭間で引き裂かれた男女の悲恋。金と裏切りが、二人の純愛を死へと追いやる、究極の恋愛悲劇。
舞台は元禄時代の大阪・堂島。醤油屋の手代・徳兵衛と、遊女お初の許されざる恋。堅気の徳兵衛が継母に強いられた縁談を断るため、お初を身請けしようと決意。しかし、友人の裏切りによりその金を騙し取られ、絶望の淵へ。進退窮まった二人が選んだ道は、来世での永遠の愛を誓う「心中」という悲劇的な結末。増村保造監督が描く、人間の情念と社会の不条理。
ネット上の声
- 本作が宇崎竜童さんの初映画出演作、しかも増村保造監督となっては見ないわけにはいき
- 心中シーンへと突き進む怒涛の迫力
- 増村保造監督 若い男女の心中物語
- 死んで花実が咲くものか
時代劇
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督増村保造
- 主演梶芽衣子
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戦後の日本を舞台に、敬愛する先生と教え子たちが紡いだ心温まる交流。これは、決して終わらない絆の物語。
昭和18年、作家でありドイツ語教師の内田百閒は、教え子たちに惜しまれながらも教壇を去る決意。しかし、それは彼と生徒たちの新たな関係の始まりだった。戦後の混乱期、家を失い、生活が一変しても、先生を慕う心は変わらない。毎年開かれる先生の誕生日会「まあだ会」。そこで交わされる「まあだかい?」「まあだだよ!」のやり取りは、彼らにとって生きる喜びの確認。歳を重ね、心を通わせる師弟の姿を通して、失われゆく日本の美しい心を映し出す。黒澤明監督が描く、最後の優しさに満ちた感動作。
ネット上の声
- 黒澤明監督が最後に遺した作品は、明治男の優しさと日常の平安だった
- ハリウッドでは描けない日本映画がここに
- レベルを感じる昨今映画との画作り
- 黒澤はなんでこの映画を撮ったのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督黒澤明
- 主演松村達雄
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親の仇を討つため、非情のヤクザ社会へ。一匹の若き狼が、裏切りと暴力渦巻く暗黒街を駆け抜けるアクション活劇。
昭和の高度経済成長期、欲望が渦巻く日本の暗黒街。正義感に燃える実直な青年、次郎の父親が、対立するヤクザ組織の卑劣な罠にはまり殺害される。警察の無力さを知り、法で裁けぬ悪を討つため、彼は自ら修羅の道へ。素性を隠して敵対組織に潜入した次郎は、仁義なき世界で信頼と裏切りの狭間で揺れ動く。次々と襲い来る刺客、そして巨大な陰謀。愛する者を守り、父の無念を晴らすため、彼の怒りの拳が炸裂する。血で血を洗う抗争の果てに待つ衝撃の結末。
ネット上の声
- 一徹な刑事の大木実が悪党の西村晃に弱みを握られた途端ズブズブと悪事の泥沼
- 大木実さんといえば、『張り込み』が良かったな
- 邦画でも、こんなノワール作があったとは!
- 受刑者の妻と恋に落ちる刑事
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯孚治
- 主演大木実
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長崎の離島から北海道の開拓地へ。激動の時代、日本縦断の旅路で描かれる、ある一家の愛と絆の物語。
高度経済成長期の1970年、長崎県の離島。炭鉱の閉山により、故郷を失った風見一家。父・精一は、妻と二人の子供を連れ、新天地・北海道での酪農を夢見て日本縦断の旅に出ることを決意。なけなしの金を手に、フェリーと列車を乗り継ぐ長く過酷な道のり。道中で出会う人々の温かさ、そして予期せぬ悲しい別れ。時代の荒波に翻弄されながらも、決して希望を失わず、互いを支え合う家族の姿。彼らが旅の果てにたどり着いた北の大地で目にするものとは。山田洋次監督が描く、家族の原点。
ネット上の声
- Where Spring Comes Late:山田洋次監督、脚本、原作、宮崎晃
- 勢いのあった頃の日本を思い起こさせる作品
- 苦難の旅は人生の如し〜山田洋次監督の名作
- 公開当時小学生だった。のに今でも強烈
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演倍賞千恵子
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瀬戸内海の小島を舞台に、時代の波に翻弄されながらも懸命に生きる家族の絆を描く、山田洋次監督の感動作。
舞台は高度経済成長期の日本、風光明媚な瀬戸内海の倉橋島。そこで石崎一家は、代々続く石船の運航で生計を立てていた。父の精一と母の民子は、二人の子供たちと共に貧しくも穏やかな日々。しかし、造船不況という時代の大きな波が、一家のささやかな幸せを容赦なく飲み込んでいく。故郷を離れ、都会へと出稼ぎに行く決断を迫られる精一。家族のため、愛する島を後にする男の葛藤と、彼を待ち続ける家族の姿。変わっていく故郷の風景と、決して変わらない家族の愛が胸を打つ、珠玉の人間ドラマ。
ネット上の声
- 広島で古い小さな石運搬船で生計を立てる家族を描いたヒューマンドラマ
- 仕事を求め故郷を離れざるを得なくなった家族の話
- 日本人が幸せになったか考えさせられる作品
- 数十年先を見通した、ドキュメンタリー
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督山田洋次
- 主演井川比佐志
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上京しロックバンド、バイラスでボーカルとしてがんばってきた英二。5年前に一世を風靡したバンドも今ではヒット曲もなく、鳴かず飛ばずの状態。
ネット上の声
- 普通の人の普通の暮らし
- いい映画でしたよ
- 地元に帰ってきたミュージシャン。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督両沢和幸
- 主演岡田浩暉
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村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。
ネット上の声
- 結構駄作扱いされてますねこの作品。 そんなことはないと思います。 ...
- 狂ってる・・それがピカと日米の認識の違い
- 『生きものの記録』と合わせて観たい
- もっと多くの人に見てもらいたい映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演村瀬幸子
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小児マヒに右足を侵されたハンデを背負いながら、第四十八回大会福岡県予選で活躍し“片足のエース”として話題を集めた元博多高校野球部島石正美投手をモデルに映画化した。脚本は井手雅人。監督は「ママいつまでも生きてね」の池広一夫。撮影は中山繁と「喧嘩屋一代 どでかい奴」の森田富士郎がそれぞれ担当。
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督池広一夫
- 主演高田直久
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遠藤周作の同名小説を原作に、インドの母なる大河ガンジスを舞台として、愛と悪と魂の救済をテーマに描く文芸ドラマ。インド政府の協力により、日本映画としては初めてインドにおける長期ロケーションが実現した。監督・脚色は「ひかりごけ」の社会派・熊井啓。主演は「レッスン Lesson」の秋吉久美子と「棒の哀しみ」の奥田瑛二。95年度キネマ旬報ベストテン第7位。
ネット上の声
- 遠藤周作さんのご意見は?
- 原作の方は、高校3年の時に読んで以来、私の人生の1冊といえるものの1つ
- * 小説ほどの深さを表現するのはさすがに厳しいか
- 熊井啓監督による遠藤周作原作の映画化最終作
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督熊井啓
- 主演秋吉久美子
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ネット上の声
- 盲導犬ドラマの傑作中の傑作!
- 後藤俊夫の、こぶしプロダクション製作、映画センター全国連絡会議企画製作
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督後藤俊夫
- 主演中村明美
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戦後日本の貧しい村。過酷な現実に翻弄されながらも、家族のために必死に生きる夫婦の姿を描く、社会派ヒューマンドラマ。
舞台は戦後の日本、東北の貧しい集落。トラック運転手の夫と妻、そして三人の子供たち。日々の暮らしに追われる中、夫が仕事中の事故で大怪我を負うという悲劇。一家の大黒柱を失い、途方に暮れる家族。妻は幼い子供たちを抱え、慣れない出稼ぎ仕事で家計を支えることを決意。しかし、彼女を待ち受けていたのは、厳しい労働と世間の冷たい風。貧困という名の長い一本道で、ささやかな幸せを求め続けた家族の愛と闘いの物語。
ネット上の声
- 遠い一本の道を光を求めてどこまでも
- 左幸子が監督
- 左幸子と井川比佐志の夫婦役というと、あの山口百恵の赤いシリーズ『赤い絆』を思い出
- 一匹狼の女優として話題作や野心作に出演し苦難にあう庶民を熱演してきた左幸子の集大
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督左幸子
- 主演井川比佐志
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原作は、テレビ部門の昭和三五年芸術祭奨励賞を得た安部公房作『煉獄』で、作者自らシナリオに書き改めた。勅使河原プロダクションの第一回作品で、勅使河原宏が監督したスリラーもの。
ネット上の声
- なぜた、真実を知りたい。
- やっぱり安部公房らしい
- 俺、死んだ?!
ホラー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督勅使河原宏
- 主演井川比佐志
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ネット上の声
- なんかすごいものを観たな...勝者の存在には敗者が必須 勝つと信じ闘いに挑む彼が
- ボクシングジムのあらゆるところに録音機を置いて、いろんな独り言を録ったらしい
- ボクサーの試合への不安をまぎらわそうと、自問自答を繰り返す
- 安部公房特集にて、原作者安部公房自身の監督する短編
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間26分
- 監督安部公房
- 主演井川比佐志
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盲目の剣客・座頭市、約束を胸に荒波を越える。義理と人情を賭けた、居合抜きの閃光が闇を切り裂く。
旅の途中、瀕死の若者から、故郷の弟に遺髪と金を届けてほしいと託された座頭市。その約束を果たすため、市は海を渡り、若者の故郷の村へと向かう。しかし、その村は悪辣な親分一家に支配され、人々は重税に苦しんでいた。さらに、若者の弟は、あろうことかその悪党一家の用心棒に成り下がっていた。死んだ兄の想いを裏切る弟の姿と、村人たちの苦しみ。市は、亡き若者との約束を果たすため、そして虐げられた人々を救うため、たった一人で敵地に乗り込むことを決意。仕込み杖が唸りを上げ、血の雨が降る。
ネット上の声
- 悪党(山形、三島)に特徴あり
- ほし よっつ
- 渡った先は四国
- 馬喰ヤクザがイカす
座頭市、 時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督池広一夫
- 主演勝新太郎
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1999年に日本公開された「シュリ」と並び、現在の韓国映画ブームの火付け役となった「八月のクリスマス」。写真館を営む男性と交通取締官の女性のほのかな恋を描き韓国恋愛映画の金字塔となったこの作品を、舞台を日本に置き換えて長崎俊一監督がリメイク。主人公を演じるのは、「月とキャベツ」以来8年ぶりの映画出演となる山崎まさよし。出演だけでなく、音楽と主題歌も担当している。共演は「恋は五・七・五!」の関めぐみ。
ネット上の声
- 【”君は神様がくれた最高のプレゼント。”死を前にして諦念を持ちながら生きて居た男の前に現れた、少し不器用な女性教師と写真館を営む男との品性高きプラトニックラブストーリー映画。】
- ゆっくりと 淡々と 穏やかに ただ紡ぐ心
- まさやん俳優で食っていけるよ
- これがまた所々号泣の嵐!!!
クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督長崎俊一
- 主演山崎まさよし
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昭和20年、東京下町を一瞬にして焦土と化した東京大空襲の悲劇を描く反戦ドラマ。原作・脚本は早乙女勝元が執筆。脚本協力に「母さんの樹」の橘祐典、「遥かなる甲子園」の大澤豊、「想い出のアン」の吉田憲二。監督は「ひめゆりの塔(1982)」の今井正。撮影監督は「流転の海」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
ネット上の声
- アイドルプロモに戦争悲劇を組み込んだ愚作
- 反戦・平和、今井監督渾身の遺作!まとめ付
- 学校の体育館で見るような平和教育映画
- タイトルなし(ネタバレ)
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督今井正
- 主演工藤夕貴
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花を求めて九州から北海道へと日本を旅する養蜂一家の生活と人々とのふれあいを描く。吉村昭の小説『蜜蜂乱舞』の映画化で、脚本は「潮騒(1985)」の剣持亘が執筆。監督は「次郎物語(1987)」の森川時久、撮影は「嵐が丘」の林淳一郎がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督森川時久
- 主演井川比佐志
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ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山田隆
- 主演船越栄一郎
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉川一義
- 主演水谷豊