- 製作
- 2016年 ドイツ,オーストリア
- 時間
- 126分
- 監督
- クリス・クラウス
- 出演
- ラース・アイディンガーアデル・エネルヤン・ヨーゼフ・リーファース
- 種類
- ヒューマンドラマ
「4分間のピアニスト」のクリス・クラウス監督が、ホロコーストという重い題材をユーモアや恋愛要素を交えて描いた恋愛映画。祖父がナチスの戦犯で、その罪と向き合うためにホロコースト研究に人生を捧げる研究者のトト。祖母がナチスの犠牲者となったユダヤ人で、親族の無念を晴らすために、ホロコースト研究に青春を捧げるインターンのザジ。きっかけこそはまったくの正反対だが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画することになった2人。人付き合いが苦手なトトはザジに激しく反発するが、風変わりなザジの独特なユーモアに生きる力をもらう自分に気がついていく。トトとザジは自分にない何かを求め合うように、次第に強く惹かれあっていく。主人公のトト役に「アクトレス 女たちの舞台」「パーソナル・ショッパー」のラース・アイディンガー。ヒロインのザジ役に「午後8時の訪問者」のアデル・エネル。2016年・第29回東京国際映画祭のコンペティション部門で最高賞の東京グランプリおよびWOWOW賞を受賞(映画祭上映時タイトル「ブルーム・オヴ・イエスタディ」)。