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18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描き、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から娘エロイーズの見合いのための肖像画を依頼され、孤島に建つ屋敷を訪れる。エロイーズは結婚を嫌がっているため、マリアンヌは正体を隠して彼女に近づき密かに肖像画を完成させるが、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを批判されてしまう。描き直すと決めたマリアンヌに、エロイーズは意外にもモデルになると申し出る。キャンパスをはさんで見つめ合い、美しい島をともに散策し、音楽や文学について語り合ううちに、激しい恋に落ちていく2人だったが……。「水の中のつぼみ」のセリーヌ・シアマが監督・脚本を手がけ、エロイーズを「午後8時の訪問者」のアデル・エネル、マリアンヌを「不実な女と官能詩人」のノエミ・メルランが演じた。
ネット上の声
- まいった。フランスのドヤ顔しか見えない。
- ドラマチックではないところにドラマがある
- レスボス島の神話のような恋。全てが美しい
- いくつかの傑出したシーンをピックアップ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間122分
- 監督セリーヌ・シアマ
- 主演ノエミ・メルラン
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「パリ20区、僕たちのクラス」などの脚本家ロバン・カンピヨが監督・脚本を手がけ、エイズ活動家団体ACT UPのメンバーだった自身の経験をもとに若者たちの恋と葛藤、人生の輝きを生き生きと描き、2017年・第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した青春ドラマ。1990年代初頭のパリ。エイズの治療はまだ発展途上で誤った知識や偏見が横行する中、ACT UP Parisのメンバーたちはエイズ患者やHIV感染者への差別に対してさまざまな抗議活動を行っていた。行動派のメンバーであるショーンは、HIV陰性でありながら活動に参加しはじめたナタンと恋に落ちる。しかしショーンのエイズの症状は次第に顕在化していき、ACT UP執行部に対して批判的な態度を取るように。そんな彼を献身的に介護するナタンだったが……。出演は「グランド・セントラル」のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、「ブルーム・オブ・イエスタディ」のアデル・エネル。
ネット上の声
- 科学的説明は本格的!(感染CGも見事です)
- 「彼らの存在そして活動を忘れないで」
- 30年前。でも「昔のこと」ではない。
- 社会運動にとって「社会」とは何か
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間143分
- 監督ロバン・カンピヨ
- 主演ナウエル・ペレス・ビスカヤール
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15歳の少女マリーは、シンクロナイズド・スイミングの大会で高慢な美少女フロリアーヌに恋をしてしまう。フロリアーヌに近づきたい一心で彼女が通うスイミングスクールに出向くマリー。何とかフロリアーヌから見学の許可をもらった彼女は、やがてフロリアーヌからある秘密の願いを打ち明けられる。フランスの新人女性監督セリーヌ・シアマが、自身の体験を基に10代の少女たちが抱える思春期の痛みをみずみずしく綴った青春ドラマ。
ネット上の声
- あらすじ読んで、キャッ!恋の予感🙈なんて思ってた私 今どんな気持ち?
- 男子諸君は 開けてはならぬ パンドラの箱
- スポーツに愛を込めて その75
- 女の子が好きな女の子のお話。
同性愛、 恋愛
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督セリーヌ・シアマ
- 主演ポーリーヌ・アキュアール
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「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが主演を務め、鹿革ジャケットに異常なほどの愛情を持つ殺人鬼が巻き起こす惨劇を描いたフランス製スリラー。憧れの鹿革ジャケットを手に入れたジョルジュ。フリンジのついたカウボーイ風のジャケットは完璧で、それを着た自分は非の打ち所がないほど美しい。その異常なまでの鹿革への愛情は、やがて自分以外でジャケットを着る者への憎悪へと変わっていく。ビデオカメラを片手に街へ繰り出したジョルジュは、“死のジャケット狩り”を開始する。共演に「午後8時の訪問者」のアデル・エネル、「ニューヨーク、恋人たちの2日間」のアルベール・デルピー。「ラバー」のカンタン・デュピューがメガホンをとった。「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。
ネット上の声
- 「お前は着るな、俺がキル」のキャッチコピー最高
- 殺人まではしなくても、こういう人います!!
- お前は着るな、俺がキル!!
- 裏ポンポさん、カルト風味
ホラー、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間77分
- 監督カンタン・デュピュー
- 主演ジャン・デュジャルダン
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刑事のイヴォンヌは若くして同僚だった夫を失い、未亡人となった。殉職した彼女の夫・サンティは警部だったが、今では地元で英雄視されていた。そんななか、イヴォンヌは夫がアントワーヌという無実の青年を身代わりにし、自らの罪を逃れていたことを知り…。
ネット上の声
- 刑事イヴォンヌ(アデル・エネル)は夫を亡くすが、彼が生前に汚職に手を染め、無実の
- コメディ映画とはいえ、ブラックジョーク過ぎて笑っていいのか迷いながらも笑ってしま
- アデル・エネルのコメディ映画だけど、贖罪を扱った映画して納得のある着地と、アメリ
- 分かりやすいギャグやセリフは少ないものの、描写で笑わせるシュールタイプなコメディ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ピエール・サルヴァドーリ
- 主演アデル・エネル
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「野性の葦」「夜の子供たち」などの巨匠アンドレ・テシネが、1970年代にフランスで実際に起きた事件をもとに映画化したサスペンスドラマ。76年、南仏ニース。カジノの筆頭株主である女性実業家ルネの娘アニエスが、結婚に失敗して故郷へ戻ってくる。ニースではイタリアのマフィアがカジノ経営権を狙っていたが、ルネは顧問弁護士モーリスの助言によってカジノの新社長の座に就く。一方、母ルネに強い反発心を抱くアニエスは、モーリスと恋に落ちてルネと対立する立場にまわり……。名女優カトリーヌ・ドヌーブが母ルネ役を、「水の中のつぼみ」のアデル・エネルが娘アニエス役を、「よりよき人生」のギョーム・カネが弁護士モーリス役をそれぞれ演じた。WOWOW放送時のタイトルは「ニースの疑惑 カジノ令嬢失踪事件」。
ネット上の声
- 実話だった!
- フランスの恋愛事情をあらわし、またそれがこんな事件になったんだろうと思ってしまう
- 実際のカジノ令嬢未解決失踪事件自体を知らんからイマイチ話に興味を持てないし、おフ
- フランス映画の好きなところと嫌いなところがこんなに出ている作品はなかなか出会えな
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督アンドレ・テシネ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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「ロゼッタ」「ある子供」でパルムドールを受賞し、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。ある日の夜、診療受付時間を過ぎた診療所のドアベルが鳴るが、若き女医のジェニーはそのベルに応じなかった。しかし翌日、身元不明の少女の遺体が診療所近くで見つかり、その少女が助けを求める姿が診療所の監視カメラに収められていた。少女はなぜ診療所のドアホンを押し、助けを求めていたのか。少女の死は事故なのか、事件なのか。そして、ジェニーはなぜドアホンに応じなかったのか。さまざまな疑問が渦巻く中、ジェニーは医師である自身の良心や正義について葛藤する。主人公のジェニー役を「スザンヌ」のアデル・エネルが演じ、ジェレミー・レニエ、オリビエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネらダルデンヌ兄弟作品の常連俳優たちが脇を固める。
ネット上の声
- 女医ジェニーが無防備過ぎて、彼女目線で進む話は、ハラハラしました
- うそだろ!!『サンドラの週末』よりは面白いはず・・・の映画
- ジェニーのちょっとしたおごりからくる
- 2時間ドラマのサスペンスの方がマシ
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間106分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演アデル・エネル
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ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間121分
- 監督ピエール・ショレール
- 主演ギャスパー・ウリエル
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「4分間のピアニスト」のクリス・クラウス監督が、ホロコーストという重い題材をユーモアや恋愛要素を交えて描いた恋愛映画。祖父がナチスの戦犯で、その罪と向き合うためにホロコースト研究に人生を捧げる研究者のトト。祖母がナチスの犠牲者となったユダヤ人で、親族の無念を晴らすために、ホロコースト研究に青春を捧げるインターンのザジ。きっかけこそはまったくの正反対だが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画することになった2人。人付き合いが苦手なトトはザジに激しく反発するが、風変わりなザジの独特なユーモアに生きる力をもらう自分に気がついていく。トトとザジは自分にない何かを求め合うように、次第に強く惹かれあっていく。主人公のトト役に「アクトレス 女たちの舞台」「パーソナル・ショッパー」のラース・アイディンガー。ヒロインのザジ役に「午後8時の訪問者」のアデル・エネル。2016年・第29回東京国際映画祭のコンペティション部門で最高賞の東京グランプリおよびWOWOW賞を受賞(映画祭上映時タイトル「ブルーム・オヴ・イエスタディ」)。
ネット上の声
- ホロコーストチラつかせとけば見ると思ったんだろ!
- ドタバタするのは分かるが、よく分からない
- ブラックジョークで過去の克服 爆笑作品
- 毒舌情緒不安定、でもラブストーリー
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ドイツ,オーストリア
- 時間126分
- 監督クリス・クラウス
- 主演ラース・アイディンガー
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ネット上の声
- パリの路上で戦争で殺された男として声をかけられた男が自らの誕生日と同じ日に死んだ
- ある日、ジョアキムはマルシェで買い物をしていると知らない男から「ゾラン、人殺し」
- ストーリーに説得力が無いというか、思い切りが良くないというか、かなり退屈だった
- 自分は1983年8月に死んだゾランという男の生まれ変わりかもしれない、という思い
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督オード・レア・ラパン
- 主演アデル・エネル