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岩下俊作の原作から故伊丹万作と稲垣浩が脚色、「柳生武芸帳 双龍秘劔」の稲垣浩が再び監督する往年の名作の再映画化。撮影は「遥かなる男」の山田一夫が担当した。「柳生武芸帳 双龍秘劔」の三船敏郎、「張込み」の高峰秀子という顔合せに、芥川比呂志、笠智衆、宮口精二、多々良純、有島一郎などが出演。色彩はアグファカラー。
ネット上の声
- 戦前と戦後を比べることで、日本映画から何か奪われたのか?分かる名作でもある
- 身分の違いが綾を成す。純情男の凄絶なまでの片想い。
- 素晴らしい映像
- せつなかった
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
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岡田茉莉子のプロデュースによるもので、中村真一郎の同名小説を、「雲がちぎれる時」の新藤兼人が脚色し、「水溜り」の井上和男が監督した文芸編。撮影も同じく堂脇博。
ネット上の声
- オープンクレジットから古典のハリウッド映画みたいでかっこいい
- 夢と恋とは醒めるもの
- 音楽評論家の芥川比呂志は、室内装飾デザイナーの岡田茉莉子と出会い、お互い熱愛しつ
- 奔放な頼子(岡田茉莉子)と内向的な緒方(芥川比呂志)の出会いと別れが情感たっふ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演岡田茉莉子
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五所平之助が「大阪の宿」に次いで監督する映画で、脚本は「煙突の見える場所」の椎名麟三の書卸し、撮影は「大阪の宿」の小原譲治、音楽は「にごりえ」の芥川也寸志の担当である。主なる出演者は「にごりえ」の芥川比呂志、「黒い潮」の津島恵子、「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の宇野重吉、「どぶ」の乙羽信子、「学生心中」の木村功、「泥だらけの青春」の高杉早苗、「愛」の安西郷子で、そのほか飯田蝶子、伊藤雄之助、多々良純等である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演津島恵子
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明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に連載された森鴎外原作の映画化で、「続馬喰一代」の成澤昌茂の脚本を、「春の囁き」の豊田四郎が監督している。撮影は「愛情について」の三浦光雄、音楽は「獅子の座」の団伊玖磨。出演者は「明日はどっちだ」の高峰秀子、宇野重吉、「煙突の見える場所」の芥川比呂志、「刺青殺人事件」の東野英治郎、「あにいもうと(1953)」の浦辺粂子、山田禅二など。
ネット上の声
- 学生さんのお嫁になれないのはわかった話
- ほっ 映画版では災難に遭わなかった(雁)
- クローズアップに堪えられる高峰秀子
- 香り高い鴎外の原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督豊田四郎
- 主演高峰秀子
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『文学界』に掲載された椎名麟三の「無邪気な人々」を「二人の瞳」の小国英雄が脚色し、「朝の波紋」の五所平之助が監督した。「春の囁き」の三浦光雄、「吹けよ春風」の芥川也寸志がそれぞれ撮影、音楽に当っている。「夫婦」の上原謙、「秘密(1952)」の田中絹代、「女といふ城 夕子の巻」の高峰秀子、「ひめゆりの塔(1953)」の関千恵子を中心に田中春男、花井蘭子、浦辺粂子、坂本武などが助演する他、文学座の芥川比呂志が参加している。
ネット上の声
- 見方を変えれば煙突も人も違って見える
- コメディだけど、それだけじゃない
- 不思議な魅力の下町コメディ
- 本当は4本あるんだけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督五所平之助
- 主演上原謙
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墨東(ぼくとう)、玉ノ井に咲いた可憐な娼婦お雪との狂おしいまでのロマンスを中心に、文化勲章受賞作家であり、一代の遊蕩児であった永井荷風の半生を描く。脚本・監督は「さくら隊散る」の新藤兼人。撮影は同作の三宅義行がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 玉の井を再現したセットは見事だけれど…
- ねちっこい長回しが多く芝居をじっくり見られるのは嬉しいが編集のグルーヴは消えて結
- 虚構だとわかっていながらも、自分を騙し、否、騙されていると「思い込み」映画の構成
- 山本冨士子の着物の裾をからげて、脛見せたポスターに惹かれて観ました
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督豊田四郎
- 主演山本富士子
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「にごりえ」に続く文学座の第二作で「晩菊」の田中澄江の戯曲「ほたるの光」「赤いざくろ」をもとに作者自身と「警察日記」の井手俊郎が脚本を書き佐分利信が「叛乱」以来久しぶりに監督に当る。撮影は「放浪記(1954)」の藤井静。出演者は「にごりえ」にも出演した「おとこ大学 新婚教室」の淡島千景の他に芥川比呂志、杉村春子、丹阿彌谷津子、長岡輝子、文野朋子、宮口精二、仲谷昇、三津田健など文学座が総出演する。
ネット上の声
- 貧乏なんだから物は投げないで!
- 脚本が田中澄江と井手俊郎で、成瀬の作品にも似た雰囲気がある
- 地に足のついていない大人たちがワチャワチャしてるだけ
- 貧乏夫婦の淡々としたひもじい生活
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐分利信
- 主演淡島千景
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「太陽の王子 ホルスの大冒険」の深沢一夫と「展覧会の絵」の手塚治虫が脚本を執筆し、「ある街角の物語」の山本暎一が監督した長編アニメーションドラマ。撮影は土屋旭が担当。この作品の題材は、「千夜一夜物語」(アラビアン・ナイト)で、原作を現代的に脚色した。マルチプレーンカメラの全面使用、実写と動画の合成などが試みられている。
ネット上の声
- エンタメ性を排せば良かったのに…。
- 手塚治虫脚本、美術担当やなせたかし
- 虫プロがおくる「大人アニメ」
- 想像力をかきたてられるエロス
アニメ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督山本暎一
- 主演青島幸男
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大正十三年に発表された鈴木泉三郎の同名戯曲の映画化。東宝ダイヤモンド・シリーズ初の怪談もの。脚色は「大当り三色娘」の井手俊郎が担当、「続サザエさん」の青柳信雄が監督し、同じく遠藤精一が撮影した。主演は「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」の中村扇雀、「雪国(1957)」の八千草薫に、文学座から芥川比呂志が参加。ほかに中田康子、清水一郎、沢村宗之助など。
ネット上の声
- 夜の潮騒の浜で…。
- ピッと真っ平らに黒く静かな池(劇中では沼と言われてるけど)が、二人の会話に合わせ
- もっと小平次が出てきて怖がらせてくれるのかと思ったら、舞台劇みたいに話しているシ
- 映画館を出てからも小平次がうしろから憑いてきているような錯覚に陥った
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間61分
- 監督青柳信雄
- 主演中村扇雀
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「楢山節考(1958)」の深沢七郎の同名原作から久里子亭が脚色、「満員電車」の市川崑が監督、「最後の脱走」の山田一夫が撮影した東宝スコープ、文芸篇。主演は「生きている小平次」の芥川比呂志のほか、伊豆肇、左卜全、千秋実、藤原釜足、浪花千栄子、三好栄子、東郷晴子などのベテラン陣。
ネット上の声
- 映画ではいつの時代か分かりませんが、次男以降はヤッコと呼ばれ、結婚が出来ないどこ
- 今村昌平の『楢山節考』は、深沢七郎の小説、『楢山節考』と『東北の神武たち』を足し
- 今村版「楢山節考」の完成度とどうしても比べてしまうが、こちらも味わい深くて良い
- いじけて部落を去るくらいなら頭に懐中電灯巻いて村人を皆殺しにしてほしかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間59分
- 監督市川崑
- 主演芥川比呂志
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富田常雄の「ひょっとこ」から、「風と雲と砦」の八住利雄が脚本を書き、「ぼく東綺譚(1960)」の豊田四郎が監督した、東京映画100本記念映画。撮影は「名もなく貧しく美しく」の玉井正夫。
ネット上の声
- 金銭絡みで焦燥する意識高い系マダム、守るべきものの為に自己をも犠牲にする没落華族
- 落ち目の華族親子とばーのマダムと女給の恋愛に、立ち退き問題が絡む話だが、水商売と
- 渋谷でバーを経営する淡島千景と、その周辺の人々の群像劇
- 育ちのいいブルジョワ青年を演じる山崎努
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督豊田四郎
- 主演淡島千景
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佐多稲子の小説を「珠はくだけず」の松山善三が脚色、「お勝手の花嫁」の川頭義郎が監督、「野菊の如き君なりき」の楠田浩之が撮影を担当した。主なる出演者は「くちづけ(1955)」第三話の高峰秀子、「柿の木のある家」の高峰三枝子、「心に花の咲く日まで」の芥川比呂志、「絵島生島」の丹阿弥谷津子、「角帽三羽烏」の大木実、「若き潮」の笠智衆、「あばれ行燈」の滝花久子、「素晴らしき招待」の設楽幸嗣少年など。
ネット上の声
- お客が買ってきたケーキをワンちゃんに!
- ダブル高峰共演‼️
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演高峰秀子
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結城昌治の原作『ゴメスの名はゴメス』を「白昼の惨殺」の星川清司が脚色し、「七人の刑事 女を探がせ」の高橋治が監督したスパイもの。撮影は「紀ノ川」の成島東一郎。
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督高橋治
- 主演仲代達矢