- 製作
- 2011年 ハンガリー,フランス,スイス,ドイツ
- 時間
- 154分
- 監督
- タル・ベーラ
- 出演
- ボーク・エリカデルジ・ヤーノシュ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【巨匠タル・ベーラ、最後の作品。動かなくなった一頭の馬と、世界の終焉を生きる父娘の荒涼とした6日間。】
19世紀末、荒野に立つ一軒家。年老いた農夫と娘、そして一頭の馬が、単調な毎日を繰り返していた。しかしある日、彼らの唯一の労働力である馬が、動くことを拒否。それは、世界の終わりを告げる静かな予兆。吹き荒れる風、枯れゆく井戸、消えゆく光。来る日も来る日も茹でたジャガイモを食べるだけの、絶望的な日常。抗うことをやめた父娘が静かに迎える、世界の終焉。