巨匠タル・ベーラ、最後の作品。動かなくなった一頭の馬と、世界の終焉を生きる父娘の荒涼とした6日間。
19世紀末、荒野に立つ一軒家。年老いた農夫と娘、そして一頭の馬が、単調な毎日を繰り返していた。しかしある日、彼らの唯一の労働力である馬が、動くことを拒否。それは、世界の終わりを告げる静かな予兆。吹き荒れる風、枯れゆく井戸、消えゆく光。来る日も来る日も茹でたジャガイモを食べるだけの、絶望的な日常。抗うことをやめた父娘が静かに迎える、世界の終焉。
ネット上の声
- ニーチェは出てきません。お気をつけて。
- タル・ベーラ監督が描くこの世の終焉
- つまらないのに、胸にぐさっとくる。
- 知ったかぶりの評論家推奨作品かと
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ハンガリー,フランス,スイス,ドイツ
- 時間154分
- 監督タル・ベーラ
- 主演ボーク・エリカ