- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- 81分
- 監督
- 川島雄三
- 出演
- 新珠三千代三橋達也轟夕起子
- 種類
- ヒューマンドラマ
昭和31年、東京・洲崎。過去から逃れるように流れ着いた若い男女、義治と蔦代。所持金も尽き、二人は遊郭へと続く橋のたもとにある一杯飲み屋「千草」で働くことに。蔦代の美しさが客の目を引き、義治は嫉妬と焦燥に駆られる。ささやかな幸せを掴もうとするも、生活の厳しさと過去の影が二人の関係を少しずつ蝕んでいく。果たして二人が橋の向こうに見出すのは希望か、それとも絶望か。人生の哀歓を描く、切ない物語。