-
東京洲崎遊廓の入口の飲み屋を中心にして、娼婦や、そこに出入りする男たちの姿を描いた芝木好子原作の“洲崎パラダイス”より「屋根裏の女たち」の井手俊郎と「東京の人」の寺田信義が共同で脚色、「風船」の川島雄三、「愛情」の高村倉太郎が、監督、撮影を夫々担当した。主な出演者は「続ただひとりの人」の新珠三千代、「火の鳥(1956)」の三橋達也、「雑居家族」の轟夕起子、「しあわせはどこに」の芦川いづみ、「悪魔の街」の河津清三郎、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の牧真介、植村謙二郎など。
ネット上の声
- カッコ悪く足掻く主人公の姿に、監督自身の姿が重ねられている様な
- 花街と堅気の境を描いた川島雄三監督の名作
- 映画は時代を映すそこに人は生きているか?
- 凝ったアングルの映像でも凄く見やすい
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督川島雄三
- 主演新珠三千代
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由起しげ子の原作を「長崎の歌は忘れじ」以来の田坂具隆が久々で監督する映画で、脚本は田坂監督が「火の驀走」の須崎勝彌と共同で執筆した。撮影は「女人の館」の伊佐山三郎の担当である。主なる出演者は「おふくろ(1955)」の左幸子、宍戸錠、「青春怪談(1955 市川崑)」の轟夕起子、「うちのおばあちゃん」の佐野周二、「雪割草」の伊庭輝夫など。
ネット上の声
- 雪夜の駅舎の蒸気機関車、汽笛
- 十数メートルの木登り、走る列車からの飛び降り、巨大な下水管、夜に山から降りてくる
- 東北の寒村から上京して世田谷の中流家庭の家に僅かな伝手を頼って住込み女中になった
- 秋田から働きに出てきた明るく真っ直ぐな女中と、家族からも理解されずひねくれ気味の
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間144分
- 監督田坂具隆
- 主演佐野周二
-
柳井隆雄と赤穂春雄の共同原作を、「花の咲く家」の柳井隆雄、石田守良、今井金次郎が共同で脚色、「月夜の渡り鳥」の市村泰一が監督した風俗喜劇。撮影は「踊りたい夜」の小杉正雄。
ネット上の声
- 松竹お得意の・・・‼️
- 気の置けない友人である会社の専務と道楽親父を中心に、それぞれの息子と娘の恋愛、専
- お堅い鉄屋も火が着きゃ熔ける、てなわけだが、そんな下世話なところに低回なんてしな
- ★堅物でウブな笠智衆が、男として一回ハメを外しておかないと!ということで浮気する
コメディ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督市村泰一
- 主演笠智衆
-
「お月様には悪いけど」の柳沢類寿と「昨日と明日の間」の川島雄三が共同で脚本を書き、川島雄三が監督に当る。撮影は「月は上りぬ」の峰重義、音楽は「女の一生(1955)」の黛敏郎。出演者は「美男お小姓 人斬り彦斎」の山村聡、轟夕起子、「月は上りぬ」の北原三枝、笠智衆、「億万長者(1954)」の山田五十鈴、「地獄への復讐」の三橋達也の外、坪内美子、東野英治郎、フランキー堺などである。
ネット上の声
- 「お荷物」と言いながらやっぱり子どもは宝
- 言ってはならぬけど、現在のお荷物は高齢者.
- 蝶ネクタイの、小沢昭一に、唖然。w
- 60年前の日本はもはやSF!
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督川島雄三
- 主演三橋達也
-
小津安二郎の原作「愉しき哉保吉君」を、八木保太郎が脚色し内田吐夢が監督した。小津は当初この作品を喜劇として撮ろうとしたが、内田は深刻かつ不条理にとらえた。
ネット上の声
- リストラ映画が戦前に製作されていたとは!
- 真価は分からず
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督内田吐夢
- 主演小杉勇
-
石坂洋次郎の読売新聞連載小説の映画化。田坂具隆と池田一朗の共同脚本を「今日のいのち」の田坂具隆が監督、「素足の娘」の伊佐山三郎が撮影した。主演は「錆びたナイフ」の石原裕次郎と北原三枝、「佳人」の芦川いづみ、渡辺美佐子、その他、千田是也、轟夕起子、山根寿子、小杉勇などのベテランも出演。
ネット上の声
- 陽のあたり過ぎ、カッコつけ過ぎ
- 長い上映時間には意味がある
- 特異な環境で育った主人公
- めっちゃ面白い!!!
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間209分
- 監督田坂具隆
- 主演北原三枝
-
大阪の旧家に生れた、美しい四人姉妹の運命を描いた、谷崎潤一郎の小説『細雪』を、「つづり方兄妹」(東宝)の八住利雄が脚本化したもの。「娘の冒険」のコンビ・島耕二と小原譲二が、監督と撮影を担当した。音楽は「嵐を呼ぶ友情」(日活)の大森盛太郎。四人姉妹を、「赤い波止場」(日活)の轟夕起子・「あなたと私の合言葉 さようなら、今日わ」の京マチ子・「人肌牡丹」の山本富士子・「男十九の渡り鳥」の叶順子が競演し、ほかに根上淳・川崎敬三らが出演。
ネット上の声
- 雪子ちゃん 結婚しなくてもいい 自分で決めな
- 大阪の旧家・蒔岡家を舞台に4姉妹の日常生活を綴った、言わずと知れた谷崎潤一郎の長
- 淡い霧のような独特のフェードインフェードアウトで場面場面がつながってゆく華麗でぼ
- 年代別のバージョンを比べてしまうと一長一短なのだが、本作は男役が総じてベストキャ
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
石坂洋次郎の『若い娘』より「江分利満氏の優雅な生活」の井手俊郎が脚色、「真白き富士の嶺(1963)」の森永健次郎が監督した青春もの。撮影もコンビの松橋梅夫。
ネット上の声
- 原作は石坂洋次郎
- 日本映画黄金時代
- 笹森礼子劇場!!
- 純朴青年な高橋英樹と、口は悪いけど気立てのいい吉永小百合コンビの掛け合いがもどか
青春
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督森永健次郎
- 主演吉永小百合
-
田口竹男の「賢女気質」の映画化で、京都の古い商家を舞台に親と子を通して時代の移り変りを描き出そうというもの。「第五福竜丸」の共同執筆者・新藤兼人が脚色、「紅の翼」のコンビ中平康が監督、山崎善弘が撮影した。
ネット上の声
- 商売から家のことまで一切を取り仕切って来た自負があるからこそ一族に嫁いで来た嫁に
- ちゃきちゃきお母さんの秀作コメディ
- 轟夕起子大暴れ!
- 渋谷実、川島雄三の正統な後継者の力量を遺憾無く発揮した中平康監督の京都人情風情を
コメディ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督中平康
- 主演轟夕起子
-
谷崎潤一郎の同名小説を八住利雄が脚色し阿部豊が監督した文芸作。大阪を舞台に美しい四姉妹が織りなす物語。
ネット上の声
- 面白くはないが一見の価値あり
- 高峰秀子の美しさ最高潮
- なるほど!原作では鶴子の影が薄く三姉妹的要素が強いのに反して、細雪といえば四姉妹
- 戦後すぐに制作された事もあって、雪子の話ではなく、妙子の話に焦点が当たる
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督阿部豊
- 主演花井蘭子
-
伊藤章三がラジオドラマ用に書いたオリジナルストーリーを自ら脚色し、田坂具隆が監督した喜劇映画。ネガもプリントも焼失したが、田坂監督が16mmフィルムを持っていたため、現在は鑑賞可能となっている。
ネット上の声
- Je ne sais pas!
- 戦意高揚映画に描かれる日常に、これから訪れる敗戦を合わせて見ることができる今の平
- 兄貴の乗った飛行機が村の上を通るのをみんなで楽しみにするだけの話
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督田坂具隆
- 主演小杉勇
-
ネット上の声
- マキノ家秘蔵のフィルムでしか現存していないという作品をようやく国立映画アーカイブ
- この類の映画を普段観ないので、いろんな発見があって感動もあったし、楽しめた感覚も
- 長谷川さん轟さんで1曲披露した後の展開凄まじいしアチャコさんの友情の厚さもホロリ
- 最初のショットの十字架がヒッチコックの『私は告白する』を思い出させた
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
-
「月蝕」に次いで井上梅次が脚本・監督にあたるミュージカル・コメディ。撮影も同じく岩佐一泉。主な出演者は「飢える魂」の轟夕起子、ジャズ歌手のペギー葉山、「人間魚雷出撃す」の芦川いづみ、「愛は降る星のかなたに」の浅丘ルリ子、「月蝕」の三橋達也、「牛乳屋フランキー」のフランキー堺、「人間魚雷出撃す」の石原裕次郎、長門裕之、「若の花物語 土俵の鬼」の青山恭二。ほかに岡田眞澄、大坂志郎、キドシン、丹下キヨ子、ジョージ川口らが共演、また月丘夢路以下日活のオールスターが特別出演する。
ネット上の声
- フランキー堺が目当てで見たけど、思ったほど出番は少なく、タイトルほど踊らなくてち
- 特に何か目玉のあるストーリーでも無いんだけど、こういうのを映画館に観に行ってたん
- 芦川いづみとフランキー堺を目当てで見てみたけど、フランキー堺の出番は少なめでそこ
- 著名な父を早くに亡くしたお転婆三人娘達が母に素敵な再婚相手を探すミュージカルコメ
コメディ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上梅次
- 主演轟夕起子
-
「陽のあたる坂道(1958)」に次ぐ石坂文学の映画化。週刊明星連載の同名小説を、「陽のあたる坂道(1958)」の田坂具隆が、池田一朗と共に脚色し、監督した。撮影は「夜の狼」の伊佐山三郎。音楽は「紅の翼」の佐藤勝。出演は「紅の翼」の石原裕次郎・芦川いづみ、「嵐の中を突っ走れ」の北原三枝に、轟夕起子・千田是也・川地民夫・小高雄二ら。
ネット上の声
- 猫飼いは○○に始まり○○に終わる。名言!
- 部下と娘を見合いさせる上司、時代かな
- 「陽のあたる坂道」の二番煎じ
- 原作は石坂洋次郎
青春
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督田坂具隆
- 主演石原裕次郎
-
ネット上の声
- お使ひは自転車に乗って♪
- 戦時下のミュージカル
- 戦時下の音楽映画
- 底抜けに明るい戦中ミュージカルコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督マキノ正博
- 主演轟夕起子
-
ネット上の声
- 初めて観たが、轟夕起子みたいな超絶美人が男装してたらすぐ気づくだろアラカン‼️と
- 縁談を嫌がり失踪した浪乃(轟友起子)が少年の姿に変装して長屋に住み込む話
- 勧善懲悪な人間讃歌だが、マキノ雅弘はやはりデクパージュが見事である
- フィルム劣化の影響かとんでもねぇ終わり方してやがる
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督マキノ正博
- 主演嵐寛寿郎
-
「鯨神」の新藤兼人のオリジナル・シナリオを、「あいつと私(1961)」の中平康が監督した風刺喜劇。撮影は「太陽と星」の姫田真佐久。
ネット上の声
- 萩之茶屋の思い出に
- 長門裕之が轟夕起子の貯金を騙しとって中原早苗と使い込んだ後、轟のホルモン屋に現れ
- 15年くらい前にリバイバル上映で観たけど犬を焼き鳥にする場面しか覚えてない
- 贔屓にしている中平康監督でも好きじゃない作品はあるが、本作がその一本
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督中平康
- 主演長門裕之
-
“毎日新聞”に連載された壷井栄の原作を「女の足あと」の田中澄江が脚色、「神阪四郎の犯罪」の久松静児が監督した。人間の善意を衝き、愛情のあり方を究明しようとする文芸大作。撮影担当は「神阪四郎の犯罪」で久松とコンビの姫田真佐久。主な出演者は「神阪四郎の犯罪」の轟夕起子、「天国はどこだ」の織田政雄、「東京の人」の新珠三千代、「乙女心の十三夜」の安井昌二、「色ざんげ(1956)」の田中絹代など。
ネット上の声
- また増えちゃった
- オープンセットで舞台となる「家」が増築されていき、周辺のロケーションがどんどん変
- 貰った子供を我が子のようにして三人も育て上げる女性を演じる轟夕起子の母性的存在感
- 他人の子を引き取って平和に暮らす女流作家の家が、トラブルメーカーの左幸子と伊藤雄
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演轟夕起子
-
池田一朗と秋元隆太の共同脚本を、「大草原の渡り鳥」の斎藤武市が監督した赤木圭一郎のアクションもの。撮影も「大草原の渡り鳥」の高村倉太郎が担当した。
ネット上の声
- 錆びない流星
- 横浜を舞台にした、トニーの作品としては拳銃無頼帖シリーズとは違う、裕次郎映画的な
- 小高雄二ができのいい兄、赤木圭一郎はやんちゃな弟で、「エデンの東」を意識したよう
- 賢兄愚弟の「エデンの東」をモチーフにした和製ジェームス・ディーン赤城圭一郎の青春
アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督斎藤武市
- 主演赤木圭一郎
-
東西撮影所の監督交流で、「破戒(1948 木下恵介)」についで吉村公三郎が大船より京都に出向して作る。製作は「夜の女たち」「わが恋は燃えぬ」の絲屋寿雄、脚本の新藤兼人、監督の吉村公三郎、カメラの生方敏夫はそれぞれ「安城家の舞踏会」「誘惑(1948)」「わが生涯のかがやける日」「嫉妬(1949)」につぐ同じスタッフである。出演は「月光城の盗賊」「白頭巾現わる」の藤田進、「盤獄江戸へ行く」の轟夕起子「殿様ホテル」の飯田蝶子「夜のプラットホーム」「静かなる決闘」の志村喬「四人目の淑女」の笠智衆、「夜の女たち」の角田富江らの他朝霧鏡子、河村黎吉らである。
ネット上の声
- フィルムの保存状態が悪くて見づらい見づらい
- 吉村公三郎監督x新藤兼人脚本映画
時代劇
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督吉村公三郎
- 主演藤田進
-
有馬頼義の原作を、青山民雄が脚色し、「十代の狼」の若杉光夫が監督した、少年少女の純愛を描く叙情編。撮影も「十代の狼」の井上莞が担当。
ネット上の声
- この頃から小百合ちゃんは水泳が得意!
- キューポラ以前
- 高校生の少女と中学時代の同級生で工場で働く少年が、恋愛感情を抱きつつも純粋な関係
- 概ねロミジュリだけれども、純潔を守って心中というイミフっぷりが流石のサユリハマミ
青春
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督若杉光夫
- 主演吉永小百合
-
尾崎士郎の「ホーデン侍従」の映画化で、「現代無宿」の猪俣勝人と「四季の愛欲」の長谷部慶次が脚色、「螢火」の五所平之助が監督、竹野治夫が撮影した諷刺滑稽篇。主演は「坊っちゃん(1958)」の伴淳三郎、「暖簾」の森繁久彌、「夜の鼓」の三國連太郎。ほかに渡辺文雄、轟夕起子、富士真奈美、千田是也、水原真知子など。
ネット上の声
- 最初のほう音声が籠っていたのかわたしの集中力が低いのか、セリフがモコモコ聞き取れ
- なんだかやたら画面が遠くてホルモンタンクにも関わらずぼんやりみてしまい、賑やかな
- 【詳述は、『蟻の街のマリア』欄で】名優⋅怪優らの、深さも感じる存在と濃い演技の絡
- キン◯マを原材料に不老不死の薬を作ろうとする伴淳、実験用キン◯マ調達に奔走する三
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督五所平之助
- 主演伴淳三郎
-
ネット上の声
- アコーディオンの替わりに…
- 度胸を買われて侍から依頼を受けた女給の女が、旅先で、偶々知り合った二刀流の大道芸
- 姉御つぶてのお六(轟夕起子)が、その度胸を買われ、殿の秘密の書状の運び屋を任され
- 時代劇のはずなのに現代ネタが混じってる大・ミュージカル・時代劇コメディー
ミュージカル、 コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督並木鏡太郎
- 主演轟夕起子
-
井上靖の同名小説の映画化。長谷部慶次・堀江英夫が脚色し、「「通夜の客」より わが愛」の五所平之助が監督した。撮影は「大利根無情」の竹野治夫。
ネット上の声
- アブナイ女性主人公
- 【詳述は、『挽歌』欄で】美的な力、内容の緊張感にはあるが、観る側の共有物にならな
- 女性の心理をほとんどわかっていない自分からすると、いちばん理解がむずかしいタイプ
- 神戸の洋館、ブルジョア家族が憎しみあい、全員不幸へと自滅するさまを描いた、井上靖
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督五所平之助
- 主演佐分利信
-
野村胡堂の原作から「馬喰一代(1951)」の木村恵吾がシナリオを書き、監督したもの。撮影は「ある婦人科医の告白」の長井信一が担当している。出演者の主なものは、「十六夜街道」の大河内傳次郎、「ある夜の出來事」の轟夕起子、「紅涙草」の折原啓子、「新撰組 第一部京洛風雲の巻」の河津清三郎に、菅井一郎、澤村國太郎、加東大介などである。尚、かつて日活で辻吉朗監督が同じ大河内傳次郎主演で撮ったものの再映画化である。
ネット上の声
- お茶目な大河内傳次郎・・・
- “ひょうたん”と呼ばれる馬場蔵人.ぐうたら者が実は切れ者という設定ですが,大河内
- 倒幕防止のため、京都に買収金を運ぶことになるが、大金を運ぶ役目を任命されたのはヒ
- 「ひょうたん」のヒューマニズム溢れるキャラクターが大河内伝次郎のあの喋り方も相ま
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督木村恵吾
- 主演大河内傳次郎
-
製作は「目下恋愛中」の加藤譲が板谷良一と共同で当り「また逢う日まで」の水木洋子のオリジナル・シナリオで「えり子とともに」の豊田四郎が監督している。撮影は「宝塚夫人」の三浦光雄である。配役陣は、「覗かれた足」の轟夕起子、「誰が私を裁くのか」の山村聡、「宝塚夫人」でデビューした宝塚出身の有馬稲子などに、斎藤達雄、御橋公、立花満枝、左卜全、南美江などのバイプレイヤーたちである。
ネット上の声
- 作曲家の男(山村聰)と歌手の女(轟夕起子)、お互い愛し合っていた2人だが、考えの
- 快活な少女役の有馬稲子が印象的です
- この映画、アップが実に多かった
- 2015年4月25日(土)映画美学校
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督豊田四郎
- 主演轟夕起子
-
太泉スタジオと提携する吉本映画第一回自主作品。田村泰次郎原作『肉体の門』の映画化で、小崎政房が始めて製作を担当、舞台と同じく小沢不二夫が新たに脚本を書いている。最初東宝で滝村和男プロデュース、黒沢明監督、山口淑子、三船敏郎主演で話もあったが、「金色夜叉(1948)」につぐマキノ正博作品と決定、M・S・Cの轟夕起子、月丘千秋および逢初夢子が主演する。他に映画界から小夜福子、水島道太郎、清川荘司、空気座から持役そのままに田中実が伊吹新太郎に扮して出演する。春名薫、花村陽子、成瀬昌彦も空気座である。撮影は「金色夜叉(1948)」の三木滋人。「わが街は緑なり」についで太泉スタジオで製作される。他のキャストはM・S・C、太泉、吉本三社で分担している。
ネット上の声
- 肉肉しい演出、肉、血、汗、まみれで下卑で超エロい雰囲気、なのに笑える
- なぜか新鮮!
- 瓦礫は本物!
- 後年映像化した作品よりもだいぶソフトな仕上がりになっているし、ことあるごとに主人
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督マキノ正博
- 主演轟夕起子
-
「続男の紋章」の甲斐久尊がオリジナル・シナリオを執筆、「続男の紋章」の松尾昭典が監督した、仁侠もの。撮影もコンビの岩佐一泉。
ネット上の声
- 高橋英樹の人気を決定づけた任侠シリーズ
- 〖1960年代映画:アクション:任侠映画:日活〗
- 2023.10.26 Prime Video
- シリーズ3作目
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督松尾昭典
- 主演高橋英樹
-
週刊読売連載の石坂洋次郎の原作を「都会の空の非常線」の池田一朗と中平康が脚色、「あした晴れるか」の中平康が監督した裕次郎回復後の第一作。撮影は「ろくでなし野郎」の山崎善弘。
ネット上の声
- 食事中のタバコも当たり前の時代でした
- 日活×中平康×石原裕次郎の成功の法則
- 台詞の密度がシン・ゴジラ超え!
- 50数年前も“安保反対~”!
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督中平康
- 主演石原裕次郎
-
「逆光線」の学生作家岩橋邦枝が再び世に問う女子大生の生態“女子寮祭”の映画化。脚色は「哀愁の園」の若杉光夫、監督は「愛は降る星のかなたに」の斎藤武市、撮影は「川上哲治物語 背番号16」の藤岡粂信。主な出演者は「飢える魂」の轟夕起子、「哀愁の園」の渡辺美佐子、「愛は降る星のかなたに」の高田敏江、「最後の突撃」の安井昌二、三島耕、「孤独の人」の青山恭二、その他武藤章生、近藤宏、桂典子。新人群が総出渡している。
ネット上の声
- 監督はあの渡り鳥シリーズの齋藤武市だし、百合心をそそられるタイトルにつられてみた
- 古川卓巳『逆光線』と斎藤武市『女子寮祭』はどちらも大学の女子寮を舞台にした話
- 祭っていうからファンキーな映画かと思っていたのに、シンミリな母ものだった
- 祭と言いながら実母との問題に苦学生カップルに暗い気持ちになってしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督斎藤武市
- 主演轟夕起子
-
「虎の子作戦」の甲斐久尊がオリジナル・シナリオを執筆、「関東遊侠伝」の松尾昭典が監督した仁侠もの。撮影も、コンビの岩佐一泉。
ネット上の声
- 〖1960年代映画:アクション:任侠映画:日活〗
- 2023.10.19 Prime Video
- シリーズ2作目
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督松尾昭典
- 主演高橋英樹
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督マキノ正博
- 主演杉狂児
-
ネット上の声
- 思ってたより、物語性と動きのある映画
- 戦時映画はこれでいい
- DVDで鑑賞
戦争
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督佐々木康
- 主演高峰三枝子
-
中国大陸での戦火の中、赤十字のトラックで軍医として従軍していた竜次が、帰国後戦場で散った部下の霊に応えるべく、彼の父の工事の達成に正義を貫く。双竜の刺青を背負って、宿命のやくざ渡世に生きる熱血児の勇姿を度胸と人情一筋に描く黄金娯楽大作。
ネット上の声
- 滝沢英輔監督の美しい任侠映画だが、新機軸を打ち出す迄には至らなかった
- 2019 0601 ロイヤル劇場(岐阜ロケ作品特集)にて観賞
- 〖1960年代映画:アクション:任侠映画:日活〗
- 「男の紋章」第4作目
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督滝沢英輔
- 主演高橋英樹
-
「君と行くアメリカ航路」の野口久光製作。脚本は同じく「君と行くアメリカ航路」の新人シナリスト長谷川公之の書下ろしで、「グッドバイ(1949)」「君と行くアメリカ航路」の島耕二が監督している。撮影は平野好美。俳優陣は、「指名犯人」の轟夕起子「羅生門」の森雅之、「君と行くアメリカ航路」の新人香川京子と斎藤達雄が出演している。その他河津清三郎、入江たか子、伊達里子、菅井一郎などが助演。
ネット上の声
- 入江たか子&轟夕起子がヒヤッハー!
- メガネモリマとツンケン轟夕起子たんのラブコメなんて面白くないわけないのに(実際序
- サイレントコメディ風な導入部には期待させられたけど、やはり島耕二クォリティな作品
- 楽しかった!森雅之の帽子の使い方、バー「ランボー」常連の酔っ払い言動(爆笑)、轟
コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
ネット上の声
- 森雅之が社長を務める出版社のお金を、大学からの友人で編集長の宇野重吉が横領し逃避
- 混み合う列車のホームで繰り広げられる男と女の駆け引きや、轟夕起子を照らすスポット
- 満員電車に若い女を乗せてさしあげるゲーム?を楽しむ森雅之社長は女子社員を膝に座ら
- 恋の雪をんな歌うサリー浜田に懐中電灯で照らされてモリマも宇野重も島先生もロックオ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
ネット上の声
- 登場人物が全員集結する列車内など、面白くなりそうな気配はあれどいまいち盛り上がら
- 同じ汽車になぜか全員乗り込んでこれから盛り上がるぞ〜と思いきや、それぞれが途中下
- ここはイメフォフェスかと見紛うほどの木版画みたいなノイズが島先生のラブ&サスペン
- 第一部から引き続いてフィルムの劣化度合がもはやアヴァンギャルド映画かというレベル
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
-
「国定忠治(1946)」に次ぐ松田定次監督作品で片岡千恵蔵主演の現代劇。
ネット上の声
- あまりおもしろくはないが、時代的価値はある
- ○眼ではタクシーの免許は取れないのでは?
- ダイヤの首飾りをした歌姫が誘拐された事件の謎を私立探偵の多羅尾伴内が解き明かすお
- 粗削りな面もありますが、これが多羅尾伴内の原点となる作品だと思うと、キャラクター
サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督松田定次
- 主演片岡千恵蔵
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黒澤明の記念すべき監督デビュー作品。明治15年、柔術を志した三四郎は矢野正五郎によって柔道の素晴らしさを知り、その門下に入る。幾多の試練を乗り越え、一人前の柔道家になっていく姿を繊細かつダイナミックに描いた痛快娯楽作品。豪快な試合描写や嵐の決闘シーンが否応なしに見る者の心を高揚させる。戦後の消失により、残念なことに現存するフィルムは、公開翌年の44年に上映されたカットバージョンのみである。
ネット上の声
- 【痛快柔道活劇&純朴柔道家青年の成長物語。これは、面白いや!ヤッパリ凄いな、黒沢明監督は!】
- 女という敵、歌うことと自然と合一すること
- 映画に対する若き黒澤監督の熱い情熱
- 「最長版」はDVDを買わないと見れない
時代劇、 アニメ
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督黒澤明
- 主演藤田進
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昨年制作座で公演された真山美保の戯曲「草青みたり」を原作に「君の名は 第二部」の柳井隆雄が脚色、「血闘 利根の夕霧」の田畠恒男、井上春二、万城目正のそれぞれが監督、撮影、音楽を担当している。「一等女房と三等亭主」の轟夕起子、「君の名は」の野添ひとみ、「お役者変化」の紙京子、「家族会議」の日守新一、「蛮から社員」の水原真知子、同じく「蛮から社員」の坂本武、「沖縄健児隊」の田浦正巳、子役に小畑やすしの他劇団若草から村山延子、桜井将紀、堀正長などか出演している。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田畠恒男
- 主演轟夕起子
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読売新聞に連載された林房雄の同名小説を、「恋を掏った女」の長谷川公之が脚色、「猫は知っていた」の島耕二が監督、「渇き」の小原譲治が撮影した青春明朗篇。出演は「巨人と玩具」の川口浩、「愛河」の若尾文子、「渇き」の川崎敬三、「恋を掏った女」の叶順子に、柳永二郎・轟夕起子のベテラン。色彩は大映カラー(アグファカラー)。
ネット上の声
- 豪華キャストだが、あまり面白くない
- 義母、父にも反抗的な先妻の子
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督島耕二
- 主演川口浩
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富田常雄の原作を、「赤城から来た男」の新藤兼人が脚色。同じく「赤城から来た男」の木村恵吾が監督する恋愛メロドラマ。撮影は峰重義、製作は土井逸雄の担当。出演者は、「雪夫人絵図(1950)」の上原謙、「東京のヒロイン」の轟夕起子、「黒い花」の若山セツ子、「真珠夫人 前篇」「真珠夫人 後篇」の二本柳寛、「二十歳前後」の根上淳、それに宝塚少女歌劇から大映へ入社した乙羽信子が第一回作品として主演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督木村恵吾
- 主演上原謙
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ネット上の声
- 昭和19年(敗戦1年前)の映画なので、まだ頻繁な空襲が無く、敗戦への「本当の」切
- 島津保次郎監督作品を一通り観てから観るべきだったと後になって後悔した
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督島津保次郎
- 主演佐分利信
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柴田万三の企画で、「恋の蘭燈」の佐藤一郎が製作に当たっている。前編と同じく原作はラジオ東京放送台本で、神谷量平の脚色、渡辺邦男の監督、渡辺孝の撮影も、前編「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」と同様である。続編には茶刈夫人として「郷愁」の轟夕起子が登場、暁テル子、宮川玲子などが前編に見られない顔ぶれである。
コメディ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督渡辺邦男
- 主演轟夕起子
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村上元三の原作によって「暗黒街の鬼」の玉木潤一郎、高岩肇がそれぞれ企画、脚色し、「鞍馬天狗 一騎討ち」の萩原遼が監督、山田栄一が音楽を担当している。撮影は「修羅八荒(1952)」の三木滋人。「大仏開眼」の大河内傳次郎、「人生劇場 第一部」「人生劇場 第二部」の片岡千恵蔵、「続馬喰一代」の轟き夕起子、「千羽鶴(1953)」の進藤英太郎、「武蔵と小次郎」の澤村國太郎、「流賊黒馬隊 暁の急襲」の薄田研二、「満月三十石船」の大友柳太朗、「清水港は鬼より怖い」の原健作などが出演している。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督萩原遼
- 主演片岡千恵蔵
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「南海の花束」に次ぐ阿部豊演出の音楽映画。
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督阿部豊
- 主演榎本健一
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原作は山手樹一郎の『桃太郎侍』より、「名月走馬燈」の衣笠貞之助が脚本を書き、監督に当たったもの。撮影は「銭形平次・恋文道中」の杉山公平である。出演者の主なものは「治郎吉格子」の長谷川一夫、「三万両五十三次」の大河内傳次郎に轟夕起子、「阿波狸屋敷」の沢村晶子、「あばれ熨斗」の坂東好太郎のほか、羅門光三郎、澤村國太郎、清川荘司、河野秋武などである。
ネット上の声
- 昔の大衆の知的教養レベルの高さを時代劇を見るたびに思い知らされるのだけど、これな
- 再見した!
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
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サスペンス、 アクション
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
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コメディ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督生駒千里
- 主演桑野みゆき
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性生活に悩む人妻を描いた川口松太郎の原作を、島耕二監督が若尾文子主演で映画化。金沢師団の少佐・高島は演習中の事故で子どもが作れない身体になってしまう。妻の朋子は夫に献身的に尽くしていたが…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子