- 製作
- 1961年 日本
- 時間
- 110分
- 監督
- 伊藤大輔
- 出演
- 中村錦之助桜町弘子岩崎加根子
- 種類
- 時代劇
【徳川家康の嫡男、信康。父か、妻か、それとも己の義か。戦国の世に翻弄された悲劇の若武者の実像。】
時は戦国。徳川家康の嫡男として、将来を嘱望される松平信康。織田信長の娘・徳姫を妻に迎え、その武勇は天下に鳴り響いていた。しかし、その実直すぎる性格が、巨大な権力闘争の渦に彼を巻き込んでいく。信長の冷徹な要求と、父・家康の苦悩。そして、妻・徳姫との間に生じた亀裂。家臣や家族を守るため、己の信じる道を貫こうとする信康だったが、やがて「反逆」の汚名を着せられ、絶体絶命の窮地に立たされる。非情な運命に抗った若き獅子の、壮絶な生き様。