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スティーブン・キングの中編「刑務所のリタ・ヘイワース」をティム・ロビンス&モーガン・フリーマン主演で映画化した人間ドラマ。長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッドと無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディの友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれる。監督・脚本は本作で長編映画デビューを果たしたフランク・ダラボン。94年度のアカデミー賞では作品賞を含む7部門でノミネートされたものの無冠に終わったが、映画ファンに愛される名作として語り継がれている。日本では1995年に初公開。2022年には4Kデジタルリマスター版で公開。
ネット上の声
- 最高の余韻に浸れる文句無しの名作/傑作‼️必死に生きるか🔛必死に死ぬか‼️希望は
- 生涯ベスト1級の不朽の名作。何度見ても面白い。
- “好きすぎてレビューできない映画”、で〆
- この作品をけなすのはタブーのようだけど…
刑務所、 ヒューマンドラマ、 逃亡劇、 脱出
- 製作年1994年
- 製作国アメリカ
- 時間143分
- 監督フランク・ダラボン
- 主演ティム・ロビンス
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村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督・脚本により映画化。舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。主人公・家福を西島秀俊、ヒロインのみさきを三浦透子、物語の鍵を握る俳優・高槻を岡田将生、家福の亡き妻・音を霧島れいかがそれぞれ演じる。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞したほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞。また、2022年・第94回アカデミー賞では日本映画史上初となる作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げたほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネート。日本映画としては「おくりびと」以来13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した。そのほか、第79回ゴールデングローブ賞の最優秀非英語映画賞受賞や、アジア人男性初の全米批評家協会賞主演男優賞受賞など全米の各映画賞でも大きく注目を集めた。日本アカデミー賞でも最優秀作品賞はじめ、計8冠に輝いた。
ネット上の声
- 多言語の読み合わせで物語が少しずつ動いていくワークショップ
- 演劇要素や多言語に没入できないもどかしさ
- 2020年代を代表する、“事件”ともいえる1作
- それぞれの旅、それぞれの物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間179分
- 監督濱口竜介
- 主演西島秀俊
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遺体を棺に納める“納棺師”という職業を通して、様々な死と向き合い人生をみつめるヒューマンドラマ。監督は「壬生義士伝」の滝田洋二郎、音楽を久石譲が担当。ひょんなことから納棺師の見習いとなった元チェリストの大悟は、妻の美香には冠婚葬祭の仕事とごまかして働いていた。日々とまどいながらも様々な死と出会い成長していく大悟と、それを見守る美香を本木雅弘と広末涼子が好演。第81回アカデミー賞で、日本映画史上初の外国語映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 映画人達が創った映画とは、こうあるべき。
- 誰でもいつかは、おくりびと、おくられびと
- 身のこなしの「美」に滲み出る、仕事の誇り
- 故人を、生者を、職業を、讃える、±ゼロ度
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督滝田洋二郎
- 主演本木雅弘