- 製作
- 2011年 日本
- 時間
- 95分
- 監督
- 宮崎吾朗
- 出演
- 長澤まさみ岡田准一竹下景子
- 種類
- アニメジブリ
「なかよし」(講談社刊)に連載された高橋千鶴・佐山哲郎による少女漫画をスタジオジブリが映画化。宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が同作以来5年ぶりに手がけた監督第2作。原作から時代設定を東京オリンピック前年の1963年に変更し、横浜を舞台に、自らの出生の秘密に揺れる一組の男女の恋や青春を描く。
1963年の横浜、港の見える丘にあるコクリコ荘に暮らす16歳の少女・海は毎朝、船乗りの父に教わった信号旗を海に向かって揚げていた。ある日、海は高校の文化部部室の建物、通称「カルチェラタン」の取り壊しに反対する学生たちの運動に巻き込まれ、そこで1学年上の新聞部の少年・俊と出会う。2人は徐々にひかれあっていくが……。
海役に長編劇場アニメ声優初挑戦の長澤まさみ。俊役は宮崎吾朗監督の前作「ゲド戦記」に続き2度目のジブリ作品参加となる岡田准一。脚本は宮崎駿と、「借りぐらしのアリエッティ」「海がきこえる」なども手がけた丹羽圭子の共同。音楽はジブリ作品初参加の武部聡志。主題歌は「ゲド戦記」の「テルーの唄」で注目を集めた手嶌葵が再び担当した。