- 製作
- 2007年 イスラエル,イタリア,フランス,ドイツ
- 時間
- 115分
- 監督
- アモス・ギタイ
- 出演
- ジュリエット・ビノシュリロン・レヴォジャンヌ・モロー
- 種類
- ヒューマンドラマ
【1973年、聖なる贖罪の日に突如開戦した第四次中東戦争。最前線に送られた若き兵士たちの、生々しい戦争の現実。】
1973年10月6日、イスラエルで最も神聖な日「ヨム・キプール」。鳴り響くサイレンが平和を打ち破り、第四次中東戦争が勃発した。昨日まで普通の若者だった兵士たちは、訳も分からぬままヘリコプターの救護部隊に配属され、ゴラン高原の激戦地へと送られる。そこは、血と硝煙の匂いが立ち込める地獄。英雄譚ではない、ただひたすらに負傷者を運び続ける彼らの視点から、戦争の無慈悲な現実と極限状態の人間の姿をドキュメンタリーのように描く。これは、生と死が交錯する戦場の記録。