- 製作
- 1955年 フランス
- 時間
- 108分
- 監督
- ルネ・クレール
- 出演
- ジェラール・フィリップミシェル・モルガンジャン・ドザイー
- 種類
- ヒューマンドラマ
「巴里の屋根の下」などで知られるフランスの名匠ルネ・クレールが初めて手がけたカラー作品で、「悪魔の美しさ」「夜ごとの美女」でも組んだ人気俳優ジェラール・フィリップを主演に迎えたロマンティックコメディ。
ある田舎町に騎兵隊の一行がやって来た。プレイボーイのアルマン中尉は「まだ見ぬ女性を駐屯中の1カ月の間に恋人にする」と仲間たちに宣言し、偶然から選ばれた美しいパリジェンヌ、マリー=ルイーズを振り向かせようとする。警戒心からアルマンを冷たくあしらうマリー=ルイーズだったが、町の名士ヴィクトルからの求婚に迷う彼女は、次第にアルマンにひかれていく。アルマンも彼女の毅然とした態度にひかれ、いつしか本気で愛するようになるが……。
「狂熱の孤独」でもフィリップと共演したミシェル・モルガンがマリー=ルイーズを演じた。「素直な悪女」でブレイクする前のブリジット・バルドーも出演。