- 製作
- 1969年 日本
- 時間
- 139分
- 監督
- 五社英雄
- 出演
- 勝新太郎仲代達矢石原裕次郎
- 種類
- 幕末時代劇
【幕末の京都、純粋な心を持つ男が時代の波にのまれ「人斬り」へと変貌する、血塗られた宿命の物語。】
舞台は動乱の幕末、京都。土佐郷士の岡田以蔵は、純粋さゆえに勤王派の首領・武市半平太に心酔し、彼の思想実現のため「天誅」の名の下に暗殺者となる。次々と要人を斬り、いつしか「人斬り以蔵」と恐れられる存在に。しかし、時代の激流は彼を利用するだけ利用し、やがて孤立させていく。血と狂気の中で、以蔵が最後に見たものとは。己の信念と、利用されるだけの道具であることの狭間で揺れる男の、悲壮な魂の叫び。