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シェイクスピアの悲劇『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え、権力欲に囚われた武将が破滅へと突き進む様を能の様式美で描く時代劇。
霧深い蜘蛛巣の森。主君への戦勝報告に向かう猛将、鷲津武時と三木義明は、森で出会った物の怪から「武時はやがて蜘蛛巣城の城主となり、三木の息子がその跡を継ぐ」という不吉な予言を授かる。野心家の妻、浅茅にそそのかされた武時は、予言を現実のものとするため主君を暗殺。ついに城主の座を手に入れる。しかし、一度踏み入れた裏切りの道は、拭えぬ疑心暗鬼と新たな罪を生み出すだけ。血で血を洗う権力闘争の果てに、武時を待ち受ける壮絶な末路。
ネット上の声
- 初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が...
- もちろん先が読めるけど、食い入ってしまう。 二人の顔がすごく凄い。...
- 黒澤版「マクベス」、おどろおどろしく見参!
- シンプルな話に力のある映像で、目が離せない
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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昭和30年代、東京の下町。貧しさの中、ささやかな幸せを求め寄り添う男女の、切なくも美しい人間ドラマ。
戦後の復興期にある東京の下町。鋳物工場で黙々と働く実直な青年・矢沢。彼はある日、息子と二人で懸命に生きる美しい女性・りよと出会う。互いに孤独を抱える二人は、次第に心を通わせ、ささやかな愛情を育んでいく。しかし、貧困という過酷な現実と、りよの過去が二人の未来に暗い影を落とす。ささやかな幸せを掴もうとする彼らを待ち受ける、あまりにも切ない運命。二人が選ぶ道とは。
ネット上の声
- あの三船敏郎も事故には勝てませんでした。
- 静岡のお茶は美味しいよ~
- お茶、靴下を脱ぐ山田五十鈴、雨、山田五十鈴の髪を不器用に拭く三船敏郎、川、ラスト
- 戦後4年目の東京、戦争に行った夫を待ちながら女手一つで子供を養うためお茶の行商を
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督千葉泰樹
- 主演山田五十鈴
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時代の波に飲まれる花柳界。没落寸前の置屋を舞台に、女たちの意地と哀しみが静かに流れる人間ドラマの傑作。
昭和30年代初頭の東京、柳橋。かつての賑わいを失い、傾きかけた置屋「つたの家」。女将のつた奴を筆頭に、出戻りの娘や気性の荒い芸者など、様々な事情を抱えた女たちが寄り集まって暮らしている。そこへ、夫を亡くし、住み込みの女中としてやって来た梨花。彼女の目を通して、時代の変化の中で必死に生き抜こうとする芸者たちの日常、その意地とプライド、そしてどうにもならない哀しみが淡々と映し出される。華やかな世界の裏側で、静かに、しかし確実に変わりゆく運命。女たちの人生の行く末は。
ネット上の声
- 豪華女優陣とかわいい猫❣️ 目はハートで演技も感心したりだけど、内...
- その流れは、かくも激しく私を揺さぶる。
- 女のひとの生きていく強さを流れる品格。
- 豊かな劇空間を作り出す、成瀬マジック
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演田中絹代
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明治から昭和へ。大阪・船場の老舗昆布屋を舞台に、一人の男の商魂と家族の絆を描く一代記。
物語の始まりは明治時代の大阪・船場。丁稚奉公から身を起こし、昆布屋「浪花屋」の暖簾を継いだ吾平。商売一筋の彼の情熱と、それを支える妻・千代の愛情。戦争という時代の荒波、息子たちとの確執、そして商売敵との熾烈な競争。数々の苦難を乗り越え、吾平が命を懸けて守り抜こうとした「暖簾」に込められた想いとは何か。森繁久彌、フランキー堺ら豪華キャストが織りなす、笑いと涙の人情ドラマ。
ネット上の声
- ユーモアありホロリと涙ありで楽しく観れます さすが名監督川島雄三監督の傑作です 一切退屈しません
- 一人二役を同時に演じた森繫久彌氏の見事な演じ分けと演技力の確かさに驚き!
- 山崎豊子・原作を菊田一夫が戯曲にし、それを川島雄三監督が映画化
- 昆布問屋に丁稚奉公し、熱意が認められ暖簾分けを許された吾平
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督川島雄三
- 主演森繁久弥
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明治の日本、一人の男に全てを捧げた女の悲恋。自己犠牲の果てに待つ、あまりにも過酷な運命。
明治時代の日本。旅芸人の一座で働く娘、お千。彼女は、いじめられていた医学生の宗吉を助け、彼を立派な医者にするため、自らの身を売って学費を稼ぐ決意。お千の献身的な愛に支えられ、宗吉は勉学に励む。しかし、二人の間には身分の違いという大きな壁。やがてお千は追われる身となり、二人の運命は無情にも引き裂かれていく。彼女の純粋な愛が迎える、涙の結末。
ネット上の声
- 男尊女卑で虐げられた女がとった行動の高尚
- ほっと吹く息、薄紅に、折鶴は…
- 入江たか子が山田五十鈴になり、岡田時彦が夏川大二郎になり、芸人が芸妓になり、検事
- フラッシュバックの多用による回想と幻想の表現や、お千の折鶴のシーンなど、この作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
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戦後の東京、汚職に手を染めた実直な役人の魂の彷徨。社会の闇と個人の良心、その狭間で揺れる男の物語。
舞台は1952年の東京。市役所に勤める真面目な課長、荻野。彼は戦後の混乱期を生き抜くため、やむなく汚職に加担。しかし、その罪悪感は次第に彼の精神を蝕んでいく。家族との溝、同僚からの冷たい視線。日常が崩壊していく中で、彼は自らの行いと向き合う決断を迫られる。正義とは何か、人間らしさとは何かを問いかける、重厚な社会派ドラマの傑作。一人の男の転落を通して、現代社会の矛盾を鋭く描く衝撃。
ネット上の声
- 山村聡の優柔不断で流されやすい課長には笑ってしまうし、山田五十鈴の悪いバーのマダ
- 本映画はフランス語字幕版のみが存在
- 中年以降から見た「理解できない若者像」を見事に具現化した池部良の素晴らしさ
- キザな池部良に慣れずソワソワ、と思ったらこれで演技が開眼したとか
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督渋谷実
- 主演池部良
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芸の道に生きる男女の、意地と情愛が交錯する物語。名コンビの三味線と浄瑠璃が奏でる、切ない恋の音色。
昭和初期の東京。新内節の名手、鶴次郎と、その相三味線を務める鶴八。二人は舞台の上では最高のコンビだが、私生活では意地を張り合うばかり。互いに想いを寄せながらも、芸への誇りが素直になることを許さない。そんな中、鶴八に持ち上がった縁談が、二人の関係に大きな波紋を呼ぶ。芸の道か、女の幸せか。すれ違う二人の心が、新内の哀切な調べと共に描かれる、珠玉のメロドラマ。
ネット上の声
- 成瀬監督の的確な演出、長谷川一夫、山田五十鈴の名演、大満足の作品です
- 美男美女とは、この二人のこと
- 山田五十鈴🔔 3本の映画
- ベルちゃん!
ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督---
- 主演長谷川一夫
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古き祇園を生きる姉妹芸者。男への義理か、打算か。対照的な二人の生き様が、時代の波に揺れる。
昭和初期、京都・祇園。古い暖簾の置屋に暮らす、芸者の姉妹、梅吉とおもちゃ。男に尽くすことを芸者の本分と信じる古風な姉・梅吉。一方、妹のおもちゃは、男を巧みに手玉に取り、金を引き出すことこそが賢い生き方だと考える現実主義者。破産した旦那を家に引き入れた姉に、妹は激しく反発。姉妹の間に生まれた亀裂は、やがてそれぞれの身を滅ぼす悲劇的な結末を予感させる。封建的な社会で女性が生きることの厳しさを描く、溝口健二監督の傑作。
ネット上の声
- 祇園という「廓」(場所)で両極端な活き方を選ぶ姉妹の姿を通して溝口監督が描きたかったもの。
- 当時19歳の山田五十鈴さんの既に貫禄たっぷりな体当たり演技が記録された貴重な作品
- 最初のカメラワークと最後の山本五十鈴の男どもに対する怒りが印象的
- 1936年の映画にしては、なかなかラディカルな映画ですね
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
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優柔不断な男と元妻、後妻、そして一匹の愛猫。猫の親権を巡る、可笑しくも切ない人間模様。
戦後間もない東京。母に甘やかされて育った優柔不断な男、庄造。彼は母の画策で妻・品子と離縁させられ、後妻の福子と暮らすが、心は晴れない。そんな彼の唯一の癒しは、溺愛する猫のリリー。しかし、そのリリーを巡って元妻と後妻が激しい火花。板挟みになった庄造は何も決められず、事態は思わぬ方向へ。谷崎潤一郎の原作を元に、人間の滑稽さと愛おしさを描いた喜劇の傑作。
ネット上の声
- 2か月ほど前の週末、帰省した二男が駅前で鳴いていたと言って仔猫を保護してきた
- 男と女の抜き差しならぬ関係をどす黒く描いた大人の日本映画
- どこ吹く風の猫のリリィの目から見える滑稽な男と女
- 人間のヒダを演じる一級の役者たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督豊田四郎
- 主演森繁久彌
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明治の世、落語に命を燃やした天才噺家・三遊亭圓朝。芸の道に生きる男の、波乱万丈の半生を描く一代記。
時代が幕末から明治へと移り変わる激動の日本。若き日の三遊亭圓朝は、その類まれなる才能で落語界の寵児となる。しかし、名声の裏には、芸の探求への苦悩、ライバルとの確執、そして愛する人との別れが。全てを失いかけながらも、彼は落語という芸の道をひたすらに歩み続ける。人情噺、怪談噺など数々の名作を生み出した名人はいかにして生まれたのか。一人の男の、芸と人生を賭けた物語。
ネット上の声
- 人生に、「とんぼ返り」は必須だ。
- 「殺陣師段平」との役者比較
- 涙で、、、、
- 前半は会話シーン含め、カットが細かく、それぞれのキャラクターを生き生きと写してい
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督マキノ雅弘
- 主演森繁久弥
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ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間63分
- 監督青柳信雄
- 主演清川荘司
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明治の文壇に咲いた夭折の天才女流作家、樋口一葉。貧困と病苦の中、燃やした24年の短い生涯。
明治時代、東京。父を亡くし、困窮する一家を支えるため、若き樋口夏子(一葉)は小説家を志す。師である半井桃水への淡い恋心を抱きながら、文壇での成功を目指し、ひたすらに筆を執る日々。しかし、生活は苦しく、荒物屋を開くも失敗。吉原遊郭の近くに居を移した彼女は、そこで生きる人々の姿を目の当たりにし、名作「たけくらべ」を生み出す。だが、その栄光も束の間、彼女の身体は病魔に蝕まれていく。文学に全てを捧げた、一人の女性の壮絶な生き様。
ネット上の声
- 日本美 一見の価値あり
- 山田五十鈴!高峰秀子!大村千吉!?
- 一葉ってペンネームだったのね
- 絵画から飛び出したような明治時代の建物や風景による美しい映像を見るだけで思わずう
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督並木鏡太郎
- 主演山田五十鈴
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ネット上の声
- 山田五十鈴による山田五十鈴のための山田
- ふたりでお蕎麦を♡
- 三隅版「婦系図」の方が映画の完成度は高いと思うが極私的好みではこのマキノ版が好き
- 掏りをしたところを大学の先生に拾われ、弟子となり学問に励み立派に成長した青年が、
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
-
1936年、大阪。家族のために身を捧げた女性が、社会と家族から見捨てられる。近代日本の矛盾を突く衝撃作。
舞台は1936年の商都・大阪。電話交換手として働く若い女性、村上アヤ子。彼女は、学費に困る兄と、借金を抱える父という、どうしようもない家族の金銭問題の解決。そのために、勤務先の社長の愛人になるという苦渋の決断。しかし、彼女の自己犠牲は家族に理解されず、金銭問題が解決すると、アヤ子は「不良娘」の烙印を押され、家から追放。男社会の身勝手さと家族のエゴイズムに翻弄され、一人きりになった彼女が最後に放つ痛烈な一言。
ネット上の声
- 「祇園の姉妹」と類似した、戦前女性の生き辛さに焦点を当てた溝口監督の女性映画
- 祇園の姉妹と似てる 山田五十鈴貫禄あるが19歳とは 関西弁でコミカ...
- 「祇園の姉妹」と並ぶ溝口映画の双璧‼️
- 社長と株屋、キャラかぶりすぎ。区別が…
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
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東京の下町の花柳街を舞台に、新旧二つの世代の愛情を描いたドラマ。脚本は「娘・妻・母」の松山善三と井手俊郎、監督は「娘・妻・母」の成瀬喜巳男と「接吻泥棒」の川島雄三、撮影は「娘・妻・母」の安本淳と「落語天国紳士録」の飯村正といずれもダブル・システム。
ネット上の声
- 二つの個性がバランスよく並ぶ共同監督作品
- 二人の大好きな監督の共同作品
- 話が分散し過ぎ、でも収束
- 恋愛に歳は関係有りません
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督川島雄三
- 主演司葉子
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江戸のどぶ川沿いの長屋を舞台に、希望と絶望が交錯する人間模様。巨匠・黒澤明が描く人生の縮図。
江戸時代の末期、どん底の暮らしを送る人々が吹き溜まる荒れ果てた長屋。泥棒、役者くずれ、夜鷹、職人。様々な過去を背負う住人たちの前に、ある日、巡礼姿の老人が現れる。老人が説く「極楽浄土」という希望の言葉に、住人たちは束の間の夢を見る。しかし、厳しい現実は彼らの日常を蝕み続ける。やがて起こる一つの事件をきっかけに、脆い希望は崩壊。人間の弱さと強さを浮き彫りにする衝撃の物語。
ネット上の声
- 圧巻のセットや役者陣、カット割りとかは勿論凄いんやけど…
- 文学作品のようだと思ったら・・・・
- どん底とは底辺のことですが……
- 運なのか・・・それとも・・・
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督黒澤明
- 主演中村鴈治郎
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「海の薔薇」に次ぐ衣笠貞之助演出作品。
ネット上の声
- 祝!終戦!オールスター喜劇
- ベル(五十鈴)さんが、ぴょんぴょんぴょん
大阪が舞台、 時代劇
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
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青年俳優クラブの自主作品。「わたしの凡てを」の市川崑が監督に当り、脚本は作家で「壁あつき部屋」のシナリオを書いた安部公房、漫画家の横山泰三、「明日はどっちだ」の長谷部慶次、「わたしの凡てを」の和田夏十が市川崑と協力して執筆し、「どぶ」の伊藤武夫が撮影に当り、「泥だらけの青春」の伊福部昭が作曲を受けもった。出演者は「学生心中」の木村功、「噂の女」の久我美子、「三つの愛」の伊藤雄之助、「雲は天才である」の岡田英次、「石中先生行状記 青春無銭旅行」の左幸子、「若旦那と踊子」の高橋豊子、「太陽のない街」の信欣三、加藤嘉、多々良純、北林谷栄等である。
ネット上の声
- こんなにおもしろい映画があったとは・・・。
- 伊藤さんの役とかもそうだけどさらに五十鈴さんの早口が口元から火を吹きそうなほどだ
- あまりに投げやりなラストに困惑!ランニング+パンイチで駆け去る岡田英次!税務署員
- とっちらかっていてそれぞれの登場人物の描き方がイマイチだが、謎の疾走オチはとても
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督市川崑
- 主演木村功
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サンデー毎日連載、丹羽文雄原作の同名小説を「東京湾」の松山善三が脚色、「乾杯!ごきげん野郎」の瀬川昌治が監督したメロドラマ。撮影は「はだかっ子」の飯村雅彦。
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瀬川昌治
- 主演三田佳子
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敗戦後の日本、子供たちのプライドを賭けた石合戦が、村を揺るがす大事件へと発展。
舞台は敗戦から数年後の日本の農村。村の子供たちは、裕福な家の子供たちで構成される「山大将」グループと、貧しい家の子供たちで構成される「川大将」グループに分かれ、常に対立。ある日、些細なきっかけから両者の対立は激化し、村の広場での「石合戦」による決着を約束。それは単なる子供の遊びでは済まされない、それぞれの生活と誇りを背負った真剣勝負。大人たちの心配をよそに、決戦の日は刻一刻と迫る。果たして、この戦いの先に彼らを待つものとは。
ネット上の声
- 水着じゃなくて褌だった頃…
- めちゃくちゃ日本の話なのに、たまにどことなくアメリカの匂いがするショットがある
- 神保町シアターで観賞
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督若杉光夫
- 主演小沢栄
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ネット上の声
- Ave Maria♪
- 前半でフォードの駅馬車のような乗り合わせた人間同士のドラマが展開する逃避劇かと思
- 馬車に凭れる男が煙管に火を点けるや否や鳥の囀りが聞こえてきて同乗者一同が見上げる
- 「戦場だって墓場だって構わないよ アタシゃ不人情なやつらのいないところへ行きたい
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
-
ネット上の声
- 字幕の書き方って表現豊かだったんだな~
- 母親と5歳の時に生き別れた忠太郎というやくざ者
- 初めて長編のサイレント日本映画観た!
- 活弁士、坂本頼光さんによる本作を鑑賞
時代劇
- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督稲垣浩
- 主演片岡千恵蔵
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ネット上の声
- 山田五十鈴のコメディエンヌぶりが大爆発!
- 個性的なキャラが楽しいサスペンスコメディ
- エノケン最高!
サスペンス
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
-
ネット上の声
- 後半部分のフィルムが見つからないかなあ~
- 脱構築的映画
- 現存するのは四分の一ほどしか無いが、それでも現在鑑賞しても面白いというのは結構凄
- 〖1930年代映画:サイレント映画:活弁入り〗
時代劇
- 製作年1932年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督伊丹万作
- 主演片岡千恵蔵
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リチャード・コネル氏がコモポリタン誌上に載せた小説One Hundred Dollarsを映画化したもので、ドワイト・カミングス氏が脚色し、「呑気大将漂流の巻」「親爺若返る」と同じくヘンリー・レーアマン氏が監督したものである。「暗黒街のローマンス」「パリ酔語」のメアリー・アスター嬢と「四人の息子(1928)」「四人の悪魔」のチャールズ・モートン氏との2人が主役を演ずるが、そのほかに「血涙の志士」のアール・フォックス氏、「親爺若返る」のアーサー・ストーン氏、フローレンス・レイク嬢等も出演している。
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督萩原遼
- 主演河原崎長十郎
-
ネット上の声
- 落語の場面を敢えて切っている(観客にすら見せない)不自然な編集だけど、ラストも親
- 元々は成瀬巳喜男の企画だったらしく、その名前は原作者としてクレジットされている
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督石田民三
- 主演山田五十鈴
-
製作は寺田昌業と柏倉昌美の共同で、徳永直のオリジナル・ストーリーから「赤道祭」の棚田吾郎が脚色し、「女の一生(1949)」の亀井文夫が監督、「殺人者の顔」の瀬川順一が撮影に当っている。主演は「薩摩飛脚(1951)」の山田五十鈴に、「わが一高時代の犯罪」の岸旗江に、神田隆、三島雅夫、加藤嘉、沼崎勳などである。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督亀井文夫
- 主演山田五十鈴
-
製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。
ネット上の声
- 心暖まる秀作ホームドラマ
- ホーム・スイート・ホ-ム
- 地獄先生森永ぬ~べ~。
- 家族がこんなに仲良ければどんなに微笑ましい事かと思ってしまったのは、今の時代、人
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中村登
- 主演笠智衆
-
別冊文芸春秋連載、舟橋聖一の原作から「天上大風」の長瀬喜伴が脚色、「世にも面白い男の一生 桂春団治」の木村恵吾が監督、同じく三村明が撮影を担当する。主な出演者は「流れる」の山田五十鈴、「あばれ鳶」の瑳峨三智子、「霧の音」の上原謙、「江利チエミの サザエさん(1956)」の仲代達矢、「この世の花」の淡路恵子、他に千秋実、南美江、森啓子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演山田五十鈴
-
老人の莫大な財産を狙う悪女二人を軸に、人間の欲望を風刺的に描いたもので、「女侠一代」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「本日休診」の渋谷実が監督したサスペンス・コメディ。撮影は「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の長岡博之。「女侠一代」の山田五十鈴、「モダン道中 その恋待ったなし」の岡田茉莉子に、伊藤雄之助・東野英治郎・三好栄子などのヴェテラン、杉浦直樹・川口のぶ・丸条映子らの新人が出演する。
ネット上の声
- とてつもないB級おバカ映画
- トンテンカーン!
- 妻や義娘、甥までもがそれぞれの目的のために東野英治郎を殺そうと企むブラックコメデ
- 資産家の東野英治郎の財産を誰もがつけ狙っているというのが潔くわかりやすくてゆるい
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督渋谷実
- 主演東野英治郎
-
マキノ正博から雅弘へ改名しての第1作。長谷川幸延の同名戯曲を黒澤明が脚色。大正時代、新国劇を創立した沢田正二郎のもとで、新しい殺陣を創り出そうと、芸の道に身を捧げる殺陣師・段平の苦闘を描く。'55年に、マキノ自身が「人生とんぼ返り(1955)」の題で再映画化。
ネット上の声
- マキノ雅弘監督作品!
- 執念の殺陣師一代記
- 山田五十鈴の大阪の下町で苦労する女将さんの愛嬌があって機転が効いて人情深い演技が
- 山田五十鈴演じるお春は神懸かっている!その仕草と顔のクローズアップだけで鬼気迫る
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督マキノ雅弘
- 主演月形龍之介
-
製作は「相惚れトコトン同志」の小倉浩一郎。「旗本退屈男 江戸城罷り通る」の鈴木兵吾が故林不忘の原作より脚色した「大岡政談」もの。「鞍馬天狗 天狗廻状」の大曾根辰夫が監督し、「大江戸五人男」の石本秀雄が撮影している。出演者の顔ぶれは「稲妻草紙」の阪東妻三郎の二役、「波」の津島恵子、「箱根風雲録」の山田五十鈴、「西鶴一代女」の柳永二郎のほか、三島雅夫、香川良介、戸上城太郎など。
ネット上の声
- 貫禄の山田五十鈴・・・
- 主人公に加えて大岡越前、喧嘩や右近..など
- 時は享保(徳川"暴れん坊"吉宗が将軍)の頃
- 面白い!エンタテインメント!
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督大曾根辰夫
- 主演阪東妻三郎
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「天国と地獄」の小国英雄がオリジナル・シナリオを執筆「ど根性物語 図太い奴」の森一生が監督した推理もの時代劇。撮影は「座頭市喧嘩旅」の本多省三。
ネット上の声
- 小国英雄なので楽しみにして観ましたが 期待はずれ
- コントのような
- 江戸時代推理劇、高峰秀子の愛らしさよ
- そのセリフはこの時代には...。
時代劇
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
-
山本富士子の千姫映画で、「町奉行日記 鉄火牡丹」の八尋不二の脚本を、同じく「町奉行日記 鉄火牡丹」の三隅研次が監督した。撮影は「月影兵庫 上段霞斬り」の竹村康和。
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督三隅研次
- 主演山本富士子
-
ネット上の声
- 丹下左膳ライジング!
- 『奴銀平』との二本立てで見た
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督中川信夫
- 主演大河内伝次郎
-
炭勞北海道支部とキヌタプロとの共同製作になるもので、脚本決定稿は「原爆の子」の新藤兼人が書き、「母なれば女なれば」の亀井文夫が監督した。撮影は仲沢半次郎。出演者は「満月三十石船」の山田五十鈴に「母のない子と子のない母と」の宇野重吉、それに岸旗江(「満月三十石船」)、北林谷栄、桜井良子、神田隆など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間138分
- 監督亀井文夫
- 主演山田五十鈴
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ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督青柳信雄
- 主演入江たか子
-
松竹三十周年記念映画として松竹京都撮影所長大谷隆三総指揮の下に、撮影所長月森仙之助の製作、「鞍馬の火祭」の小倉浩一郎が製作を補佐する。構成は火口会同人。脚本は「逢魔が辻の決闘」の八尋不二、「吃七捕物帖 一番手柄」の柳川真一、「愛染橋」の依田義賢の共同。「おぼろ駕篭」の伊藤大輔が監督に当り、同じく石本秀雄が撮影を担当している。配役は、「天狗の安」の阪東妻三郎、「海の花火」の山田五十鈴「南風」の高峰三枝子、「唐人街の鬼」の市川右太衛門、「わが恋は花の如く」の高橋貞二、その他花柳小菊・S・K・Dの小月冴子、高田浩吉、若杉曜子、歌舞伎の河原崎權三郎、河原崎權十郎、坂東簑三郎などである。
ネット上の声
- 絢爛たる時代劇
- 白黒・時代劇・二時間超という、私にとっては結構ハードル高めながらも、何でしょう、
- 歌舞伎の見せ方が素晴らしいのはもちろんのこと芝居と映画双方で愉しめるようにエンタ
- 歌舞伎芝居と音楽で綴られる一大絵巻、演出が立派と言えば立派なんだが、1951年に
時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督伊藤大輔
- 主演阪東妻三郎
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製作は「四つの恋の物語(1947)」の松崎啓次、脚本は「情炎(1947)」の原案者「わが青春に悔なし」の脚色者久板栄二郎と、衣笠貞之助が共同で担当。「或る夜の殿様」「四つの恋の物語(1947)」第四話(恋のサーカス)に次ぐ衣笠貞之助の演出撮影は「四つの恋の物語(1947)」第二話の中井朝一、音楽は「愛よ星と共に」(新東宝)の早坂文雄。「或る夜の殿様」以来久々で山田五十鈴が主演し、新劇の演出家土方与志が映画俳優としてはじめてカメラの前に立ち共演する。新劇畑から赤木蘭子、千石規子、新田地作、伊達信、薄田研二、永田靖らが出演するほか、「戦争と平和」でデヴューした伊豆肇、「音楽五人男」の高野由美、「銀嶺の果て」の志村喬、河野秋武、「素晴らしき日曜日」の沼崎勳らが顔をそろえている。
ネット上の声
- 『女優』衣笠貞之助監督は、山田五十鈴主演というので観てみたら、松井須磨子と島村抱
- ニッコニコした笑顔や必死にバレエの練習してたりパツキンのカツラ被ってドレス
- 明治から大正にかけて新劇女優として活躍した松井須磨子の半生を、新劇運動の先駆けの
- 動いてしゃべる土方与志とほぼモブ(名前が出てくるのが最後から2番目くらい!)な森
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督衣笠貞之助
- 主演山田五十鈴
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製作は「若い季節(1951)」の小倉武志、「少年期」に次ぐ木下恵介の監督作品で、シナリオは彼の書きおろしである。撮影も「少年期」の楠田浩之。出演者の主なものは、「麦秋」の笠智衆、「純白の夜」の木暮実千代と津島恵子、「離婚結婚」の桂木洋子、「恋文裁判」の小林トシ子、「夏祭り三度笠」の山田五十鈴、「少年期」の三國連太郎、石浜朗などに、岸輝子、杉村春子などの新劇人。それに向坂渡と三木隆という新人が二人登場する。
ネット上の声
- 津島恵子VS木暮実千代、東海道線の対決。
- 木暮実千代×木下惠介はこれ1本だけだと思うのだが、脇を固める俳優陣も豪華で佐田啓
- 呼子港の漁師たちとそれを取り巻く人々の群像劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督木下恵介
- 主演木暮実千代
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時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督滝沢英輔
- 主演辰巳柳太郎
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小説新潮所載の野口赫宙の同名小説の映画化。「倖せは俺等のねがい」の新藤兼人が脚色、「美貌の都」の松林宗恵が監督した。撮影は「おしどりの間」の三村明。花柳界に育った女の苦悩を描く。主演は「大阪物語」の香川京子、「東京暮色」の山田五十鈴、「山鳩」の三好栄子、「あらくれ(1957)」の東野英治郎、仲代達矢、「東京だョおッ母さん」の伊藤久哉。ほかに中村伸郎、淡路恵子、若山セツ子、中北千枝子、千秋実など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松林宗恵
- 主演香川京子
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製作は「獣の宿」の小倉浩一郎で、大佛次郎の原作から「怪塔伝」の八尋不二が脚本を書き、「獣の宿」の大曾根辰夫が監督に当り、同じく片岡清が撮影を担当。出演者は、「万花地獄」の嵐寛寿郎、「わが家は楽し」の山田五十鈴、「泣きぬれた人形」の美空ひばりなどに、月形龍之介、加藤嘉、川田晴久、三島雅夫、萩町子、進藤英太郎などである。
ネット上の声
- 「抱寝の長脇差」が観たい‼️
- 原作に忠実
- 鞍馬天狗シリーズは父が幼い頃によく観た思い出深い映画らしい
- 戦後の「チャンバラ禁止令」が解かれてすぐの作品らしい
時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督大曾根辰夫
- 主演嵐寛寿郎
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小林正樹が「壁あつき部屋」に次いで、自ら書き下したオリジナル・シナリオにより監督する作品。撮影は「陽のあたる家(1954)」の井上晴二。出演者は「ママの新婚旅行」の山田五十鈴、「陽は沈まず」の岸恵子、「伊豆の踊子(1954)」の三島耕、募集少年の森昭治、細谷一郎などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督小林正樹
- 主演山田五十鈴
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「愛情の都」の井手俊郎の脚本を、「怒りの孤島」の久松静児が監督、姫田真佐久が撮影した母もの。主演は「侍ニッポン」の山田五十鈴、「遥かなる男」の新珠三千代、「遊侠五人男」の木暮実千代、「フランキー・ブーチャンの殴り込み落下傘部隊」のフランキー堺。ほかに二木てるみ、まこと姉弟、仲代達矢、坂本武、田中春男など。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督久松静児
- 主演山田五十鈴
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渡辺邦男と本山大生の共同脚本を、「風来物語 あばれ飛車」の渡辺邦男が監督した娯楽時代劇で、撮影も「風来物語 あばれ飛車」の渡辺孝が担当。
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督渡辺邦男
- 主演松本幸四郎
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村上元三のサンデー毎日連載小説を「生きる」の橋本忍が脚色し、「恐妻時代」の佐伯清が監督した東映京都作品。撮影は「紺屋高尾」の三木滋人、音楽は「満月三十石船」の高橋半。「飛びっちょ判官」の大友柳太朗、「女ひとり大地を行く」の山田五十鈴、「ギラム」の利根はる恵などを除いて、キャストの殆どを千田是也、小沢栄、東野英治郎、三島雅夫、薄田研二、岸輝子、加藤嘉、東恵美子等新劇人が占めている。
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督佐伯清
- 主演山田五十鈴
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製作は「魔像(1952)」の小倉浩一郎に市川哲夫が協力し、行友李風の原作から、やはり「魔像(1952)」の鈴木兵吾が永江勇と共同で脚色、「薩摩飛脚(1951)」を第一回作品として監督となった内出好吉の第二回作品である。撮影は「鞍馬天狗 天狗廻状」の片岡清である。出演者の顔ぶれは「水戸黄門漫遊記 地獄谷の豪族」の市川右太衛門、「箱根風雲録」の山田五十鈴、「鞍馬天狗 天狗廻状」の美空ひばり、北上弥太朗の他、喜多川千鶴、夏川大二郎、海江田譲二、戸上城太郎など。
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督内出好吉
- 主演市川右太衛門
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時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督大曾根辰夫
- 主演阪東妻三郎
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ラジオで知られた青木茂の「三太物語」の映画化で、脚色は大黒登用士とある。監督は「西城家の饗宴」の鈴木英夫、撮影は「女王蜂(1952)」の渡辺公夫である。出演者は、民芸の新人津村愁子を主役花荻先生に起用、大橋弘の三太をはじめ、田中晋二、古市久巳、長澤みどりなどの子役に山田五十鈴をはじめ民芸の幹部級が助演している。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木英夫
- 主演津村悠子