- 製作
- 2022年 日本
- 時間
- 93分
- 監督
- 稲塚秀孝
- 出演
- 仲代達矢上水流大陸中山正太郎
- 種類
- ドキュメンタリー
俳優の仲代達矢が主宰する「無名塾」で学ぶ若者たちが役者の道を目指す姿を追ったドキュメンタリー。
仲代が妻の宮崎泰子とともに1975年に開設した俳優養成の私塾「無名塾」は、数年おきに数名の塾生を公募し、これまで200人以上の役者を送り出してきた。塾生は3年の修業期間の中で、仲代や塾の先輩の指導を受け、日曜日以外は朝から夜まで「芝居漬け」の生活を送る。そんな無名塾に2017年、第31期生として、上水流大陸、中山正太郎、島田仁、朝日望の4人が入塾する。しかし、彼らが卒塾する20年は新型コロナウイルスのパンデミックに重なり、稽古や舞台公演も満足にできず、卒塾式も行えなかった。それでも無名塾公演「ぺてん師タルチュフ」と「左の腕」あわせて160公演に出演し、仲代とともに演じ続けた彼らに、仲代がある言葉をかける。
師匠と弟子として、時に厳しい稽古にのぞみ、時に同じ舞台にも立つ仲代と4人の塾生たちの姿を、「仲代達矢 『役者』を生きる」の稲塚秀孝監督がとらえた。