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伝説の女形・坂東玉三郎の芸と人生に迫る、美と幻想のドキュメンタリー。
舞台は日本の伝統芸能、歌舞伎の世界。主人公は、現代最高の女形と称される坂東玉三郎。本作は単なる舞台記録ではない。彼の芸術哲学、彼が体現する「女」という存在の本質、そしてその美を支える壮絶な稽古。カメラの視線こそが、彼の日常を切り取る「きっかけ」。完璧な芸という、決して到達できないものを追い求める苦難。生と死、そして芸が一体となる瞬間を捉え、観る者にアイデンティティと表現の根源を問いかける。美の深淵を覗き込む、幻想的な映像体験。
ネット上の声
- 大野一雄、最上級の美しさ
- 玉三郎さんは男として女を演じる事、舞台の上で人間を演じることについて語ってるんだ
- 芸術映画って退屈なのもあるけどこれは撮り方が上手いのか面白かった 青みがかった画
- ダニエルシュミットが玉三郎を撮るっていうので、どんなドラマティックに、知らない美
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国スイス,日本
- 時間100分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演坂東玉三郎
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絶世の美貌が引き起こす悲劇。美しさを武器に男社会を渡り歩く、一人の女の壮絶な運命。
舞台は戦後の混乱期が残る日本。類まれなる美貌を持つがゆえに、周囲の嫉妬と欲望に翻弄される女、君蝶。彼女はその美しさを唯一の武器として、次々と男たちを手玉に取り、のし上がっていく。しかし、その先には、愛と憎しみが渦巻く、予測不能な運命が待ち受けていた。美しさは果たして彼女に何をもたらすのか。幸福か、それとも破滅か。増村保造監督が描く、人間の業と女性の生き様。
ネット上の声
- 「そーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんですよぉ、
- 増村保造監督の人間描写が冴え渡る
- 増村保造監督作品!
- いっぱいに積まれた花と一緒にトラックの荷台に揺られる若尾文子さんに心を鷲掴まれた
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督増村保造
- 主演杉村春子
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戦後の東京、かつての芸者たちの黄昏。金と愛憎が渦巻く、女たちのしたたかな生き様。
終戦から数年が経った東京。かつては売れっ子芸者だったが、今は高利貸しとして生きる中年女性、きん。昔の仲間である芸者たちが、それぞれの事情で金を借りにきんのもとを訪れる。きんは金に執着し、冷徹に返済を迫る日々。しかし、かつての恋人との再会や、仲間たちの悲喜こもごもの人生模様を目の当たりにするうち、彼女の心にも変化が。金だけでは埋まらない孤独と、過ぎ去った時間への郷愁。女たちの過去と現在が交錯する中で、きんが最後に見出す人生の価値とは。成瀬巳喜男が描く、リアルな女性たちの群像劇。
ネット上の声
- 元芸者の女性たちを冷徹に描いた傑作
- 「杉村春子生誕110年」
- お金がないのは不幸か
- 成瀬巳喜男監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演杉村春子
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原作、脚色、監督ともに「人間」の新藤兼人が担当した、社会ドラマ。撮影もコンビの黒田清巳。
ネット上の声
- 船の舳先に顔があってもいいじゃないか
- オルガンの音が頭から離れない
- 元ネタは新藤兼人の兄の話、杉村春子と乙羽信子の演技合戦!性をテーマにしたころの新
- 『私なんか何にも出来ない女だけど命を生む〈産む〉ことができるっ』と、其れまで慎ま
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督新藤兼人
- 主演乙羽信子
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別荘に避暑にやって来た大女優が出会う出来事の数々を通して、生きる意味を問うドラマ。監督・脚色は「墨東綺譚 (1992)」の新藤兼人。撮影は「墨東綺譚 (1992)」の三宅義行。主演は杉村春子と、1994年12月22日に逝去した乙羽信子。芸術文化振興基金助成作品。1995年度キネマ旬報ベストテン第1位ほか、監督賞(新藤)、脚本賞(新藤)、主演女優賞(杉村)、助演女優賞(乙羽)の4部門を受賞した。
ネット上の声
- 言い方悪いが、若者にはちっとも面白くない
- 遺言状を書くのだったら、午前がいい。
- 名女優の競演と意外な俳優の端役っぷり
- 死を受け止め、前向きに生きていく姿
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督新藤兼人
- 主演杉村春子
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大学卒業の青年を通して社会の真実の姿を描く異色作。脚本は「日本橋」の和田夏十と市川崑の協同執筆になり、同じく市川崑が監督する。撮影は「愛の海峡」の村井博。主なる出演者は「慕情の河」の川口浩、「大阪物語」の小野道子、「朝の口笛」の船越英二、ほかに川崎敬三、杉村春子、笠智衆、潮万太郎、見明凡太朗、山茶花究、入江洋佑など。
ネット上の声
- 上から目線の、負け組サラリーマン哀歌。
- 前日に突然の火災により講堂が全焼し、雨の中校庭で卒業式を行う映像。いきなり何なんだよ、この映画。面白いぞ。
- 川口浩の声がよい
- あの時代に。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督市川崑
- 主演川口浩
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長谷川伸の原作を、宇野生男と松村正温が脚色し、「天下あやつり組」の池広一夫が監督した、おなじみの股旅もの。撮影は「用心棒」の宮川一夫。
ネット上の声
- 加藤泰版の「沓掛時次郎 遊侠一匹」がものすごい名作なので、この作品は旗色が悪いか
- 仕方ない、加藤泰の演出にゃあ…クライマックスはあの手この手で一人一人仕留めていく
- 北関東方面の地方色がよく出ている映画ではないかと思う
- そんな、顔色のいい病人がいるか
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督池広一夫
- 主演市川雷蔵
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「雌が雄を喰い殺す かまきり」の井上梅次と、「痴人の愛(1967)」の池田一朗が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督した女性もの。撮影は「かあちゃんと11人の子ども」の長岡博之。
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督家城巳代治
- 主演小沢栄太郎
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「陸軍」に次ぐ木下恵介演出作品。
ネット上の声
- 露骨な民主主義啓蒙映画が快諾された時代性
- 零落する名家、人間ドラマの秀作
- そもそも初っぱなのクリスマスなシーンからして性に合わなかったし、何だろう、最初か
- 自由主義を愛する一家が大日本帝国によってめちゃくちゃにされる、という話をGHQに
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督木下恵介
- 主演杉村春子
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「勝利の日まで」に次ぐ成瀬巳喜男演出の東宝第三撮影所第一回作品。
ネット上の声
- 和製ターザン+キングコング?
- 選挙のタイミングで観たもんだから、今も昔もあんま変わらんよなって
- 成瀬が何故かフランク・キャプラをやってる政治劇
- 戦後最初の成瀬巳喜男監督作品です
時代劇
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督---
- 主演藤田進
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「野球狂時代」につぐ東横京都作品で前作に同じくマキノ満男が製作し坪井与が企画したものを「三本指の男」「二十一の指紋」についで比佐芳武の脚本。同じく「三本指の男」「二十一の指紋」の松田定次監督のスリラー物。主演はこれもスリラー・トリオの一人片岡千恵蔵、「母(1948)」の伊沢一郎、「男を裁く女」につぐ折原啓子(芸術クラブ)「誘惑(1948)」「手をつなぐ子等(1948)」に出た文学座の杉村春子、往年のスター鈴木伝明久々の出演「野球狂時代」の杉狂児「三百六十五夜(1948)」の大日方伝、ほかに月形龍之介、加東大介、市川春代が出演、美ち奴の特出があるほか藤井貢の弟船津進が兄弟で出演する。
ネット上の声
- 加東大介が痩せててちょっとビックリ。映画としての出来は微妙。
サスペンス、 アクション
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督松田定次
- 主演片岡千恵蔵
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現代の青春と、母と子の血の問題をとりあげながら、人間の心の中の神と獣性を追求する。原作は石原慎太郎の同名小説。脚本は「陽は沈み陽は昇る」の山田信夫、監督は「札幌オリンピック」の篠田正浩、撮影は「無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 憎い奴は、殺すまで憎め・・・
- 役者で観ていられる映画
- 人間って!
- 人間をえぐるかなり見応えのある作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督篠田正浩
- 主演萩原健一
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ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督豊田四郎
- 主演河原崎長十郎
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旧家・一柳家に久保銀造の姪・克子が嫁入りすることになった。だがそこに、謎の“三本指の男”から脅迫状が送られて来る。
ネット上の声
- どこが金田一じゃい!(笑)
- 三本指の男
- グワシッ!(ちょっと指が違うか)
- 金田一耕介シリーズが好きなので、視聴!昭和22年公開で、原作と時代背景があまり変
サスペンス
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督松田定次
- 主演片岡千恵蔵
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在宅らい病(ハンセン病)患者を国立療養所に収容する旅を記録した小川正子の同名手記を、八木保太郎が脚色し豊田四郎が監督した。高峰秀子に強い影響を与えたという杉村春子の熱演や、戦前の瀬戸内海の美しい風景を切り取った映像など、高い評価を受けた。
ネット上の声
- 杉村春子は二役演じています!
- 私は大学で微生物学の教育と研究に数十年携わっているものです
- 【1940年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
- 林芙美子さんの随筆にて知り拝見しました
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督豊田四郎
- 主演夏川静江
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原作は、東西朝日新聞に連載された中山義秀の小説「七色の花」、脚色には清島長利、新藤兼人、舟橋和郎、八木保太郎のシナリオ作家協会のメンバー四名が共同脚色に当っている。この映画は、東横映画が、芸術祭参加作品として製作、マキノ光雄(滿男)、近藤經一、柳川武雄が企画を担当している。演出は、「愛の一家」で名をなした春原政久が「毒牙」に次ぐ作品。撮影は、「女性対男性」「ジルバの鉄」の永塚一栄が当っている。出演者は、文学座の杉村春子と、原節子が「野性」に次いで出演、「山の彼方に」の角梨枝子、文学座の丹阿弥谷津子の女優陣に、主役海老原を龍崎一郎が演じる。
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督春原政久
- 主演竜崎一郎
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ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督島耕二
- 主演中田弘二
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- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督伊賀山正徳
- 主演杉村春子
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東宝撮影所再開第一回作品で、坂上静翁の第一回製作品である。丹羽文雄原作の『貸間のなさけ』より、「おどろき一家」「白昼の決闘」の八住利雄が脚色を執筆。「わが愛は山の彼方に」「白鳥は悲しからずや」の豊田四郎が監督に当たる。カメラは「面影」以来の木塚誠一の担当。出演者は「暁の脱走」の若山セツ子、「晩春」「続不良少女」の杉村春子、「暁の脱走」「暴力の街」の池部良、「破れ太鼓」の東山千栄子の他、薄田研二、藤原釜足、赤木蘭子らがそれぞれ出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督豊田四郎
- 主演若山セツ子
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米田治の企画により、獅子文六の原作を、「チャタレー夫人は日本にもいた」の島耕二が、田辺朝二と共同して書いたシナリオを監督している、撮影は峰重義。主な出演者は劇団若草の中村正紀、「地獄太鼓」の伏見和子、「夜の終り」の三益愛子、ニューフェイスの有島圭子をはじめ船越英二、村田知英子、その他劇団東童、劇団青い鳥等が出演している。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演三益愛子
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毎日新聞夕刊に連載され現代の感覚を巧みに盛りこんだ新型式のホームドラマとして反響を呼んだ飯沢匡原作の映画化。「炎の氷河」の猪俣勝人が脚色し、「いとしい恋人たち」の番匠義彰が監督した風俗諷刺喜劇。撮影は「いとしい恋人たち」の生方敏夫。主な出演者は「軍神山本元帥と連合艦隊」の佐分利信、「満員電車」の杉村春子、「いとしい恋人たち」の石浜朗、「婦警日誌より 婦人科医の告白」の野添ひとみ、ほかに中川弘子、渡辺文雄、朝丘雪路、小林トシ子、山茶花究、北竜二など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督番匠義彰
- 主演佐分利信
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- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督---
- 主演杉村春子