- 製作
- 1955年 フランス
- 時間
- 80分
- 監督
- アニエス・ヴァルダ
- 出演
- フィリップ・ノワレシルヴィア・モンフォール
- 種類
- ヒューマンドラマ
【南仏の小さな漁村、ラ・ポワント・クールト。結婚4年目の夫婦が直面する愛の危機と、村人たちの日常を鮮烈に描くヌーヴェルヴァーグの先駆。】
南フランスの漁村「ラ・ポワント・クールト」。故郷であるこの村に戻った夫のもとへ、パリジェンヌの妻が訪れる。結婚生活の終わりを告げるための訪問。二人は村を彷徨いながら、過去と現在、そして互いの心の隔たりについて静かに対話を重ねる。その一方で、カメラは村人たちの貧しくも逞しい漁業の日常や、祭り、家族の姿をドキュメンタリーのように映し出す。冷え切った夫婦の対話と、生命力あふれる村の風景。二つの物語が交錯する中で、彼らが下す決断とは。