- 製作
- 1967年 ソ連
- 時間
- 78分
- 監督
- テンギズ・アブラゼ
- 出演
- スパルタク・バガシュヴィリルスダン・キクナゼラマーズ・チヒクワーゼ
- 種類
- ヒューマンドラマ
ジョージアを代表する映画監督のテンギズ・アブラゼが1967年、ジョージアが当時ソ連の構成国だった時代に手がけた作品で、76年の「希望の樹」、87年の「懺悔」とあわせて「祈り3部作」として知られる一作。19世紀ジョージアの国民的作家V・ブシャベラの叙事詩をもとに、ジョージア北東部の山岳地帯に住むキリスト教徒とイスラム教徒の因縁の対決を描き、敵味方を超えた人間の尊厳と寛容をうたった。日本では長らく劇場未公開だったが、製作から51年を経た2018年、「希望の樹」「懺悔」とあわせた3部作同時公開で、初の劇場公開が実現。