ジョージアを代表する映画監督のテンギズ・アブラゼが1967年、ジョージアが当時ソ連の構成国だった時代に手がけた作品で、76年の「希望の樹」、87年の「懺悔」とあわせて「祈り3部作」として知られる一作。19世紀ジョージアの国民的作家V・ブシャベラの叙事詩をもとに、ジョージア北東部の山岳地帯に住むキリスト教徒とイスラム教徒の因縁の対決を描き、敵味方を超えた人間の尊厳と寛容をうたった。日本では長らく劇場未公開だったが、製作から51年を経た2018年、「希望の樹」「懺悔」とあわせた3部作同時公開で、初の劇場公開が実現。
ネット上の声
- カンヌ映画祭グランプリ受賞作「懺悔」(1984)のテンギズ・アブラゼ監督による「
- ジョージアの山あいの村を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の対立を描く
- 光と闇というのは、状況や環境によって感じ方が変わる
- 異教徒との争いの中で人間の尊厳を問う
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国ソ連
- 時間78分
- 監督テンギズ・アブラゼ
- 主演スパルタク・バガシュヴィリ