- 製作
- 1963年 日本
- 時間
- 84分
- 監督
- 大西秀明
- 出演
- 東千代之介藤純子高倉みゆき
- 種類
- 時代劇
【光を奪われし孤高の剣客、心眼と聴覚だけを頼りに悪を斬る。闇を生きる狼の、凄絶なる復讐譚。】
かつては名の知れた剣士だったが、卑劣な罠にはまり両目の光を失った男。今は「めくら狼」と人々に恐れられる、無宿人の浪人。彼の武器は、闇の中で研ぎ澄まされた超人的な聴覚と、敵の殺気を感じ取る心眼。そして、全てを奪った者たちへの消えぬ憎悪。ある日、過去の因縁に繋がる情報を耳にした彼は、復讐のため再び刀を抜くことを決意。次々と現れる刺客たちを、常人には見えぬ太刀筋で斬り伏せていく。血煙の先に待つ、宿敵との対峙。闇よりも深い絶望の果てに、彼が見出すものとは何か。