- 製作
- 2013年 ドイツ,フランス
- 時間
- 108分
- 監督
- ペペ・ダンカート
- 出演
- アンジェイ・トカチカミル・トカチエリザベス・デューダ
- 種類
- ヒューマンドラマ
ユダヤ人強制居住区から逃れた幼い少年がたどる壮絶な運命を、実話に基づいて描いたドラマ。自身もユダヤ人収容所に入れられた経験を持つ児童文学作家ウーリー・オルレブの「走れ、走って逃げろ」をもとに、アカデミー短編実写賞の受賞歴を持つドイツのペペ・ダンカート監督が映画化。ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走した8歳の少年スルリックは、森で行き倒れていたところをヤンチック夫人に救われる。スルリックの愛らしさや賢さに気づいた夫人は、彼が1人でも生きていけるよう「ポーランド人孤児ユレク」という架空の身の上を教え込む。寝床と食べ物を求めて農村の家を渡り歩くようになった少年は、生き別れた父との約束を胸に過酷な日々を生き抜いていく。