ユダヤ人強制居住区から逃れた幼い少年がたどる壮絶な運命を、実話に基づいて描いたドラマ。自身もユダヤ人収容所に入れられた経験を持つ児童文学作家ウーリー・オルレブの「走れ、走って逃げろ」をもとに、アカデミー短編実写賞の受賞歴を持つドイツのペペ・ダンカート監督が映画化。ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走した8歳の少年スルリックは、森で行き倒れていたところをヤンチック夫人に救われる。スルリックの愛らしさや賢さに気づいた夫人は、彼が1人でも生きていけるよう「ポーランド人孤児ユレク」という架空の身の上を教え込む。寝床と食べ物を求めて農村の家を渡り歩くようになった少年は、生き別れた父との約束を胸に過酷な日々を生き抜いていく。
ネット上の声
- ゲットーを脱出した8才のユダヤ人少年が 、最後にお父さんに言われた...
- 生き延びろ、ユダヤ人であることを忘れずに
- ミクロの視点で描かれる、戦争の悲惨な真実
- ずっしりと重みがある、心に突き刺さる作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間108分
- 監督ペペ・ダンカート
- 主演アンジェイ・トカチ