- 製作
- 2016年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 是枝裕和
- 出演
- 綾瀬はるか池上彰
- 種類
- ドキュメンタリー
【広島に散った321人の魂の声。是枝裕和が描く、原爆の悲劇と未来への伝言。】
舞台は1945年8月6日の広島。建物疎開作業中に被爆し、命を落とした広島一中の一年生321人。彼らが遺した日記や手紙を、女優・綾瀬はるかが静かに読み上げる。そこに映し出されるのは、家族を想い、友を気遣い、未来を夢見た少年たちの等身大の姿。是枝裕和監督が、モノクロの記録映像と生存者の証言を織り交ぜ、戦争の無情さと命の尊さを問いかける鎮魂のドキュメンタリー。これは、忘れ去られてはならない、声なき声の「いしぶみ」。