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息子の異変、学校の食い違う主張。一体「怪物」は誰なのか。視点によって変貌する真実を問う、衝撃のヒューマン・ミステリー。
郊外の町で暮らすシングルマザーの早織。息子の湊の様子がおかしいことに気づき、学校に説明を求める。しかし、教師や学校側の言い分は、早織の主張と大きく食い違う。母の視点、教師の視点、そして子供の視点。それぞれの立場から語られる出来事は、全く異なる様相を呈していく。小さな諍いが社会やメディアを巻き込み、やがて大きな事件へと発展。一体、何が真実で、誰が「怪物」なのか。観る者の心を激しく揺さぶる、是枝裕和監督の傑作。
ネット上の声
- 視点が変わるたびに「え、そういうことだったの!?」ってなる構成がすごい。見終わった後の余韻が半端ないです。
- 安藤サクラの演技が圧巻。さすがとしか言えない。
- 一体「怪物」は誰なのか。最後まで考えさせられた。
- これはすごい映画。頭をガツンと殴られたような衝撃だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督是枝裕和
- 主演安藤サクラ
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犯罪でしか繋がれなかった、寄せ集めの家族。彼らが盗んだのは、モノか、それとも絆か。
東京の下町。高層マンションの谷間に、時代から取り残されたような一軒家。そこで暮らすのは、祖母の年金を頼りに、万引きで足りない生活費を賄う柴田家。血の繋がりを超えた、秘密で結ばれる家族。ある冬の日、父の治と息子の祥太は、団地のベランダで震える幼い少女を発見し、家に連れ帰る。貧しいながらも笑いの絶えない日々。しかし、ある事件をきっかけに、家族の隠された過去と秘密が次々と露わに。彼らの絆の行方と、「家族」の意味を問う衝撃の物語。
ネット上の声
- 「家族って何だろう?」って、鑑賞後もずっと考えさせられる映画。血の繋がりだけが全てじゃないんだなって。役者さんたちの演技がリアルすぎて、ドキュメンタリーみたいだった。特に安藤サクラさんの演技は圧巻。さすがパルムドール受賞作。
- 評価高いけど、私には全然響かなかった。結局ただの犯罪者集団でしょ?何を伝えたいのかよく分からなくて、モヤモヤするだけだった。
- 役者全員の演技が凄すぎた。
- すごい映画なのは間違いない。でも、観終わった後ずっしりくる…。幸せそうに見えたけど、切なくて儚い家族の物語でした。
貧困、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督是枝裕和
- 主演リリー・フランキー
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東京の片隅、母親に置き去りにされた4人の兄妹。誰にも知られず、子供たちだけの過酷な日々の始まり。
舞台は現代の東京、とあるアパートの一室。新しい生活に胸を膨らませる母と4人の兄妹。しかし、その幸せは長くは続かなかった。ある日突然、母はわずかな現金と「よろしくね」という書き置きを残し失踪。長男の明を筆頭に、まだ幼い兄妹だけの生活が始まる。電気もガスも止められ、社会から孤立していく子供たち。それでも彼らは、自分たちだけのルールを作り、必死に日常を守ろうとする。しかし、季節が移ろう中で、その生活は徐々に限界を迎えていく。実際に起きた事件を基にした、子供たちの尊厳と生命の輝きを描く衝撃の物語。
ネット上の声
- 非社会的な部分から生まれるクリアな世界
- 見終わった後の、この無力感と愛しさ。
- 本当に本当につらい時、人は涙も出ない
- これぞ邦画!柳楽くんの演技が光る。
シングルマザー、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間141分
- 監督是枝裕和
- 主演柳楽優弥
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夏の終わりに集う、ありふれた家族の一日。亡き兄の命日に隠された、それぞれの想いと優しい嘘。
夏の終わり、横山家は亡き長男の命日のために集う。失業中の次男・良多は、子連れの妻と実家へ帰省。久しぶりの家族団らんのはずが、頑固な父との確執や、母の何気ない一言が、家族の間に微妙な不協和音を生む。食卓を囲むありふれた会話の中に、隠された後悔や言えない本音が少しずつ露わに。亡き兄の影が落ちる家で過ごす一日。それは、どこにでもある家族の、愛おしくも息苦しい時間の記録。誰もが抱える親への想いと、過ぎ去った時間への郷愁。
ネット上の声
- 死による家族の中の空虚さを、丁寧な演出と脚本で見せてくれる手腕は、実に上手い
- 『結婚しようよ』とは一味違う大人向け作品
- 会話の言霊が生み出す、底知れぬ奥行き感
- 笑ってるうちに、じんわり涙が・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督是枝裕和
- 主演阿部寛
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なりたかった大人になれなかった大人たち。台風の夜、偶然集まった元家族が紡ぐ、切なくも愛おしい物語。
舞台は現代東京郊外の古い団地。15年前に文学賞を受賞したものの、今は探偵として働くうだつの上がらない中年男性、良多。養育費もままならず、元妻の響子にも愛想を尽かされている。ある台風の夜、母・淑子の家に、良多と、そして偶然にも響子と息子が居合わせることに。一夜限りで集まった元家族。父親の威厳を取り戻そうと空回りする良多と、ままならない現実。台風が過ぎ去った朝、彼らの心に訪れる小さな変化とは。
ネット上の声
- 失って気付いた父親としての人生。成功できなかった男の人生は金のこと...
- 「残念でした 姉より」最高!(笑) 「なりたかった大人」になれなか...
- 様々な家族の姿を描き出す是枝監督の揺るぎないポリシー
- 是枝監督×主演・阿部寛が描く家族映画第2弾
小説家、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督是枝裕和
- 主演阿部寛
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「万引き家族」の是枝裕和監督が、「パラサイト 半地下の家族」の名優ソン・ガンホを主演に初めて手がけた韓国映画。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が織り成す物語を、オリジナル脚本で描く。古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うが……。ソン・ガンホのほか、「義兄弟 SECRET REUNION」でもソンと共演したカン・ドンウォン、2009年に是枝監督の「空気人形」に主演したペ・ドゥナら韓国の実力派キャストが集結。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。
ネット上の声
- 事情がそれぞれ徐々にわかっていくから、わかってからもう一度観たくさせる作戦か?
- 総ての女性に問う問題作!人が人として生まれる事、育てる事、そして生きる事とは。
- 韓国映画ではありますが、是枝監督らしい人情が上手く表現された作品
- 子どもの幸せを考えて選択しても、それが正解とは限らない
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国韓国
- 時間130分
- 監督是枝裕和
- 主演ソン・ガンホ
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「幻の光」の是枝裕和が、人が死んでから天国へたどりつくまでの7日間を描いたファンタジードラマ。霧に包まれた施設にたどりついた22人の死者たちは、待ち受けていた職員から、天国へ行くまでの7日間で人生で一番大切な思い出を選ぶように指示される。すぐに思い出を選ぶ者もいれば、なかなか選べない者もいた。しかし試写会の開かれる最終日は刻々と迫ってくるのだった。主演は本作が映画デビューとなるARATA。
ネット上の声
- 「人生で一番大切な思い出は何ですか?」自分の人生について考えさせられる映画です😄
- 天国に持っていきたい たった一つの思い出
- 難しいねぇ、ある意味落ち込む映画だった
- 天に召された人たちの通過となる一週間
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督是枝裕和
- 主演ARATA
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是枝裕和監督が福山雅治を主演に迎え、息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞した。良多を演じる福山は自身初の父親役。妻みどりに尾野真千子、斎木夫妻にリリー・フランキー、真木よう子が扮する。
ネット上の声
- 育ててきた息子が、実は取り違えられた他人の子だと知らされた2つの家族の話
- 父親不適格者福山雅治パパに振り回される物語
- 特殊なモチーフが、父のあり方を問いかける
- 結婚も出産もしたくない人はどう感じるか
子供が生まれてから見たら大泣きする、 ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督是枝裕和
- 主演福山雅治
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歌姫Coccoの魂の叫びと、故郷沖縄への想いを是枝裕和監督が映し出す、痛々しくも美しいドキュメンタリー。
2008年、デビュー10周年を迎えたアーティストCocco。監督・是枝裕和が、彼女の音楽活動の裏側と、故郷・沖縄で過ごす飾らない素顔に密着。過激なパフォーマンスに込められた魂の叫び、そして自傷行為を繰り返す少女たちへ向けた真摯なメッセージ。沖縄の美しい自然と、今なお残る戦争の傷跡を背景に、彼女が歌い続ける理由、そして「大丈夫であるように」と願いを込める旅の記録。その繊細で痛々しいほどの自己表現の先に、彼女が見つめるものとは。
ネット上の声
- “素”ととるか、“素の演技”ととるか
- 本当の評価!(やらせなし!)
- 歌はやっぱり素晴らしいです。
- 言いたいことはひとつだけで
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督是枝裕和
- 主演Cocco
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鎌倉の古い家で始まる、父が遺した“妹”との新しい暮らし。四姉妹が紡ぐ、かけがえのない時間の物語。
鎌倉の古い家で暮らす三姉妹のもとに届いた、15年前に家を出た父の訃報。葬儀で出会ったのは、腹違いの妹、すず。しっかり者の長女・幸は、毅然としたすずの姿に、自分たちと同じ寂しさを感じ、共に暮らすことを提案する。こうして始まった四姉妹の新しい生活。梅酒を漬け、しらすトーストを囲み、花火を見上げる。鎌倉の美しい四季の移ろいの中で、家族の時間を少しずつ取り戻していく、優しくも切ない一年間の記録。
ネット上の声
- ずっと眺めていたくなる、とても美しい映画
- 原作を洗濯して汚れを取り除いたような作品
- 主役の4人の女優は性格が良いのでしょう
- スクリーンからあふれ出る、すずの輝き
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督是枝裕和
- 主演綾瀬はるか
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離れて暮らす兄弟の願いは、ただ一つ「家族4人でまた暮らすこと」。九州新幹線が起こす奇跡を信じた、兄弟の小さな大冒険。
両親の離婚で、鹿児島と福岡に離れて暮らす小学生の兄弟、航一と龍之介。兄の航一は火山灰が降る鹿児島での生活に馴染めず、家族4人で再び暮らすことを切望。そんなある日、九州新幹線全線開通の話題が。一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きるという噂を耳にした兄弟は、家族の再生を願い、友達を巻き込んで壮大な計画を企てる。目的地は、二つの列車がすれ違う熊本。子供たちだけで、大人には内緒の小さな冒険が始まる。その旅の果てに、彼らが見つける本当の奇跡とは。
ネット上の声
- なんでだろ、小学生がわーっと走っていくのを見るだけで、うれしくてしょうがなくなる
- JR九州新幹線の全線開通の際に製作された企画もので、新幹線をうまく活かしていたし
- 思ってたよりすごい良かった映画。 まえだまえだの、特に弟の演技して...
- 鹿児島と福岡の子どもたちが熊本でおちあう冒険譚。 主人公まえだまえ...
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督是枝裕和
- 主演前田航基
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能登の雄大な自然を背景に、ひとりの女性の喪失と再生を描いたヒューマンドラマ。独立系制作プロダクション「テレビマンユニオン」のドキュメンタリーディレクターとして活躍してきた是枝裕和の映画監督デビュー作で、原作は宮本輝の同名小説。
12歳の時に祖母が失踪したゆり子は、祖母を引き止められなかったことをずっと悔いていた。大人になり結婚し、息子の勇一を授かり、幸せに暮らしていたゆみ子だったが、ある日、動機がわからないまま夫の郁夫が突然自殺をしてしまう。再び愛する者を引き止められなかったゆみ子は、悔恨の思いを胸に秘めながら、日本海に面する奥能登の小さな村に住む民雄と再婚する。先妻に先立たれた民雄には友子という娘がいたが、勇一と友子も仲良くなり、ゆみ子は新しい家族と再び平穏な日々を過ごすが……。
第52回ベネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(撮影に対して)を受賞。本作が俳優デビューとなった江角マキコが主人公ゆみ子役を務め、第19回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。郁夫役に浅野忠信、民雄役に内藤剛志。そのほか大杉漣、木内みどり、柄本明らが共演した。2024年8月、同年1月に能登半島で起きた地震で大きな被害を受けた、本作の舞台でもある石川県輪島市を支援するため、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 重厚な音楽、静謐・硬筆なカメラがすごい
- 人が生きていくことの逞しさと悲しみ
- 死と、そこから派生する後悔や罪悪感
- 是枝氏ならもっとやれる
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督是枝裕和
- 主演江角マキコ
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「万引き家族」「海街diary」の是枝裕和監督が自身初の国際共同製作で手がけた日仏合作映画「真実」の特別編集版。フランスの大御所女優ファビエンヌとアメリカで脚本家をしている娘のリュミエールという母娘が、ファビエンヌの出版した自伝本をきっかけに向き合い、2人の間に隠されていた愛憎渦巻く真実が明らかにされていく様子を描いたファミリードラマ。ファビエンヌ役はカトリーヌ・ドヌーブ、リュミエール役はジュリエット・ビノシュがそれぞれ務めた。特別編集版は、ファビエンヌとリュミエールの母娘の脇で彼女たちを支え、見守り、時に助言する男性陣にもよりスポットを当てた編集になっており、イーサン・ホークが演じたリュミエールの夫ハンクの出番などが増えたものになっている。
ネット上の声
- あのドヌーヴが日本人監督の作品に出演するなんて、それだけでも奇跡的
- U-NEXTから、ようやくボクにも届いた追加の無料お試し案内
- カトリーヌ・ドヌーヴくくりで
- 主役は女 脇役は男
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス,日本
- 時間117分
- 監督是枝裕和
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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「海街diary」の是枝裕和監督と綾瀬はるかが再タッグを組み、1969年に広島テレビが制作した原爆ドキュメンタリー「碑」をよみがえらせた作品で、2015年に同局が戦後70周年特別番組として制作・放送した「いしぶみ 忘れない。あなたたちのことを」を劇場用に再編集した。昭和20年8月6日、広島市の中心部を流れる本川の土手で建物の解体作業にあたっていた旧制広島二中の1年生321人は、わずか500メートル先に投下された原子爆弾で全員が命を奪われた。遺族の手記に残された彼らの最後の言動を、広島県出身である綾瀬が切々と読み上げる。さらにジャーナリストの池上彰が遺族や関係者らへのインタビューを通し、70年経た現在も終わらない物語の続きを伝えていく。
ネット上の声
- 経験を超えて残すべき歴史がある
- ドキュメンタリー仕立ての朗読劇
- 朗読だからこその想像する恐怖
- 心にしみる映画
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督是枝裕和
- 主演綾瀬はるか
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国民的女優のファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)の自伝本「真実」の出版を祝うため、家族が集まる。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、ファビエンヌのパートナーと元夫、秘書らが集まっていて、皆彼女が何をつづったのかが気になっていた。自伝は、隠されていた母と娘の間の愛憎渦巻く真実を明らかにする。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本,フランス
- 時間108分
- 監督是枝裕和
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間33分
- 監督是枝裕和
- 主演ARATA
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女性の「代用品」として作られた空気人形ののぞみに、ある朝「心」が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。そんなある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに想いを寄せるようになった彼女は、その店でアルバイトとして働くことになるが……。「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は韓国の人気女優ペ・ドゥナ。
ネット上の声
- 是枝監督で爽やかなジャケ写だから観たけど、思ったよりも性描写多いな
- 霞がかったメタファーの向こうにあるもの
- あなたの身体は私の風でみたされている
- 心を持った人形と空っぽな人間とを描く
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督是枝裕和
- 主演ペ・ドゥナ
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3年前にカルト教団が起こした殺人事件の加害者遺族である4人の男女は、1年に1度再会し、遺灰が沈む湖で手を合わせることにしていた。その年、湖から帰ろうとする4人の車がなくなるというアクシデントに見舞われた彼らは、同じくバイクをなくした元信者の青年とともに、かつて信者たちが暮らしていたロッジで一夜を過ごすことになる。監督は「ワンダフルライフ」の是枝裕和。出演はARATA、伊勢谷友介、寺島進、浅野忠信ほか。
ネット上の声
- 【カルト教団に家族を”引き離された、遺族の想い”をドキュメンタリータッチで描く・・。湖畔に投げられた百合の花が哀しい。】
- あの時代を過ごした人にとって、本作の生々しさはなんとも言えない嫌な...
- 好きです。是枝流ドキュメンタリー的映画
- 多くの人の人生を想わざるを得なかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督是枝裕和
- 主演ARATA
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「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。勝つことにこだわる弁護士・重盛は、殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、重盛は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく。是枝監督作には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たし、「海街diary」の広瀬すずが物語の鍵を握る被害者の娘役を演じる。第41回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本、助演男優、助演女優、編集の6部門で最優秀賞を受賞した。
ネット上の声
- タコ、ニモ、カナリア、ウサギ、ゾウと会話に動物は出てくるが、映像はない・・・
- 心理ドラマ 犯人は捕まった。真実は逃げつづけた。 というキャッチコ...
- 三度目の殺人、その十字架を背負う者は誰か
- 死刑が一番冤罪が多いことを知る人は少ない
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督是枝裕和
- 主演福山雅治
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元禄15年、父親の仇討ちのために信州松本から江戸に出てきた若い武士、青木宗右衛門は、実は剣の腕がまるで駄目。貧しいながら人情あふれる長屋で半年暮らすうち、仇討ちしない人生があることを知る。仇役に浅野忠信、ほかに香川照之、加瀬亮、田畑智子、夏川結衣、寺島進、原田芳雄、石橋蓮司ら新旧のクセ者役者が結集。撮影、美術、録音は監督の前作「誰も知らない」のスタッフが再結集。美術には「羅生門」の馬場正男が参加。
ネット上の声
- 魅力的な役者たちのアンサンブルだけでも楽しめる
- 語りたくなった映画。負の心を抑える強さ。
- 騙された!見なければ良かったと後悔した
- 是枝流に侍映画の常識を覆した名作☆
時代劇
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督是枝裕和
- 主演岡田准一