「海街diary」の是枝裕和監督と綾瀬はるかが再タッグを組み、1969年に広島テレビが制作した原爆ドキュメンタリー「碑」をよみがえらせた作品で、2015年に同局が戦後70周年特別番組として制作・放送した「いしぶみ 忘れない。あなたたちのことを」を劇場用に再編集した。昭和20年8月6日、広島市の中心部を流れる本川の土手で建物の解体作業にあたっていた旧制広島二中の1年生321人は、わずか500メートル先に投下された原子爆弾で全員が命を奪われた。遺族の手記に残された彼らの最後の言動を、広島県出身である綾瀬が切々と読み上げる。さらにジャーナリストの池上彰が遺族や関係者らへのインタビューを通し、70年経た現在も終わらない物語の続きを伝えていく。
ネット上の声
- 経験を超えて残すべき歴史がある
- ドキュメンタリー仕立ての朗読劇
- 朗読だからこその想像する恐怖
- 心にしみる映画
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督是枝裕和
- 主演綾瀬はるか