- 製作
- 1960年 日本
- 時間
- 105分
- 監督
- 三隅研次
- 出演
- 市川雷蔵本郷功次郎中村玉緒
- 種類
- 幕末時代劇
【幕末、虚無の剣士・机竜之助。理由なき殺戮の果てに彼を待つ、狂気と破滅への道。】
幕末の動乱期。甲源一刀流の達人、机竜之助は、御嶽山の奉納試合で対戦相手を惨殺。その冷酷無比な剣は、理由も感情もなく、ただ人を斬り続ける。やがて彼は、新選組の前身である新徴組に身を投じ、さらなる血の海へと己を沈めていく。彼の心に宿るものは虚無か、それとも狂気か。人を斬ることに何の躊躇いも持たない男が、その剣の道を進んだ先に見るものとは。人間の心の闇と業を、圧倒的な殺陣と共に描く時代劇の金字塔。