- 製作
- 1966年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 佐伯清
- 出演
- 高倉健池部良三田佳子
- 種類
- ヤクザ・ギャング昭和残侠伝
【義理と人情は過去の夢か。帰ってきた渡世人が見るは、変わり果てた故郷の姿。高倉健が魅せる、任侠映画の金字塔。】
舞台は昭和初期の東京・浅草。傷害罪で5年の刑期を終え、昔気質のヤクザ・花田秀次郎が故郷の土を踏む。しかし、彼が服役している間に、所属していた組は新興ヤクザに乗っ取られ、縄張りは荒れ果てていた。かつての親分は病に倒れ、仲間たちは理不尽な仕打ちに耐える日々。亡き先代親分への恩義と、苦しむ仲間を救うため、秀次郎は耐えに耐える。だが、敵の非道はエスカレートし、ついに大切な仲間の命が奪われる。我慢の限界を超えた秀次郎。背中に刻んだ唐獅子牡丹の刺青を背負い、たった一人で敵陣へと殴り込みをかける。雪の降る中、壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。