- 製作
- 1941年 アメリカ
- 時間
- 90分
- 監督
- プレストン・スタージェス
- 出演
- ジョエル・マクリーヴェロニカ・レイクロバート・ワーウィック
- 種類
- ヒューマンドラマ
ハリウッドの売れっ子監督とルビッチの映画に出ることを夢見る売れない女優がおかしな旅に出発し、様々な人間を目にしていくスクリューボール・コメディ。「レディ・イヴ」とともに、製作から50年も経ち、ようやく日本公開を果たした。監督は単独で脚本と監督をかねたハリウッド史上初めての映画作家であるプレストン・スタージェスで、美男美女がおりなす破天荒な物語をとほうもないスピードで織りあげていく手法で何本もの作品を監督した。代表作は、本作品の他「レディ・イヴ」「結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)」「殺人幻想曲」などがある。撮影はジョン・サイツ、美術はハンス・ドライヤー、音楽はジグモンド・クラムゴールドが担当。主演は、セシル・B・デミル監督の「ダイナマイト(1929)」で注目を集め、サム・ペキンパー監督「昼下がりの決斗」やスタージェス作品によって、一躍スターダムに押し上がったジョエル・マクリー。相手役には、ブロンド・ヘアーがトレード・マークで、スタージェス製作の「奥様は魔女」などに主演しているヴェロニカ・レイク。そのほか、名脇役として有名で、「ジョルスン物語」「スミス都に行く」などのウィリアム・デマレスト、ロバート・ワーウィック、フランクリン・パングボーン、ポーター・ホールなど。