- 製作
- 1961年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 田中徳三
- 出演
- 市川雷蔵京マチ子小林勝彦
- 種類
- 時代劇
【父の仇を討つため、女渡世人が刀を振るう。美しき女剣士の孤独な復讐旅を描く、痛快時代劇。】
江戸時代、無法者が横行する街道筋。普段はしとやかな旅芸人だが、その正体は父を殺した仇を探す凄腕の女剣士・おもん。旅の途中、父の仇である剣客・藤堂が、悪徳役人と手を組み宿場町を支配していると知る。父の無念を晴らすため、おもんは単身、悪の巣窟へと乗り込む決意。しかし、彼女の前には藤堂配下の腕利きの用心棒たちが次々と立ちはだかる。非情な刃が交錯する中、おもんは女としての幸せと復讐との間で心を揺らす。牡丹の花のように美しく、そして鋭い剣が閃く時、果たして彼女は宿願を遂げられるのか。