- 製作
- 1960年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 堀内真直
- 出演
- 佐田啓二岡田茉莉子伊藤雄之助
- 種類
- サスペンス
【満員のバスジャック事件、目撃者は四万人。しかし、誰も口を開かない。一人の新聞記者が群衆の沈黙に挑む社会派サスペンス。】
舞台は戦後復興期の日本。白昼堂々、満員の路線バスがジャックされる事件が発生。現場周辺には、野次馬を含めおよそ四万人の目撃者がいた。しかし、警察の捜査が始まると、誰もが「見ていない」と口を閉ざす。この不可解な沈黙に疑問を抱いた新聞記者、神崎。彼は、事件の裏に隠された何かを嗅ぎつけ、単独で調査を開始する。なぜ人々は証言を拒むのか。恐怖か、無関心か。神崎が群衆心理の闇に迫る時、事件は予期せぬ真相を現す。