- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 木下恵介
- 出演
- 久我美子田村高広田中晋二
- 種類
- ヒューマンドラマ
【貧しい漁村で生きる、感受性豊かな少年のひと夏の成長物語。夕焼け雲に未来を夢見た日々の、切なくも美しい記憶。】
昭和30年代、瀬戸内海に面した小さな漁村。魚屋を営む貧しい一家に生まれた少年・陽一は、家業を手伝う毎日。感受性豊かな彼は、大人たちの世界の厳しさや矛盾を感じながらも、夕焼けに染まる空に未来への淡い夢を託していた。ある日、村を訪れたセールスマンとの出会いが、彼の心に小さな変化をもたらす。貧しさの中で懸命に生きる人々の姿と、少年の心の機微を繊細に描き出す、木下恵介監督による珠玉の名作。