- 製作
- 1965年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 加藤泰
- 出演
- 鶴田浩二藤純子大木実
- 種類
- ヤクザ・ギャング
【義理と人情に生きる男が、非道な敵に立ち向かう。鶴田浩二主演、加藤泰監督が描く任侠映画の金字塔。】
舞台は明治中期の東京・木場。亡き親分の跡を継ぎ、ヤクザ一家の三代目となった菊池浅次郎。彼は、堅気衆を守り、仁義を重んじる昔気質の侠客。しかし、新興のヤクザ一家が非道なやり方で彼の縄張りを侵食し始める。度重なる挑発にも、ひたすら耐え忍ぶ浅次郎。だが、愛する弟分を殺された時、彼の怒りはついに限界を超える。加藤泰監督の低く構えたカメラワークと、鶴田浩二の静かな怒りの演技が光る、任侠映画の様式美の極致。