- 製作
- 1965年 日本
- 時間
- 96分
- 監督
- 三隅研次
- 出演
- 勝新太郎有馬稲子東野英治郎
- 種類
- ヒューマンドラマ
【明治の小倉、荒くれ者の人力車夫が貫く純愛。身分違いの愛を胸に秘めた、男の哀切な一代記。】
舞台は明治時代の福岡県小倉。「無法松」の異名を持つ、義理人情に厚い人力車夫、富島松五郎。ある日、陸軍大尉の息子・敏雄を助けたことで、大尉の妻・よし子と出会う。大尉の死後、松五郎は残された母子を献身的に支え、敏雄を我が子のように可愛がる。その中で、よし子への思慕の念は募る一方。しかし、車夫と将校の未亡人という埋めがたい身分の差。決して報われることのない想いを胸に秘め、生涯をかけて母子を見守り続ける男の生き様。